長崎に広がる海と空の風景へ
長崎を旅した。長崎駅から北へ、そして南へと2日間
にわけて、そこに広がる海と空の風景へ。太陽の光に
よって様々な表情を見せる海と空。それらを背景に、
またモチーフに、旅で出会った色を振り返ってみる。
長崎駅からまずは北へと向かい
日を変えて南へと旅をした
旅で出会う色。旅の色を振り返っては楽しんでいる
太陽に照らされた風景は、刻々と印象を変えていく。
雲の隙間から差し込む光、雲の上から風景を柔らかく
包み込む光。光は大気中の微粒子により拡散されて、
きらきらと散乱し、空と海と風景に色を与えていく。
この海の向こうから届いた文化により花開いた長崎。
そして届いたものは、苦難を強いることにもなった。
この空の下で絶えることなくつながれた祈り。そこに
は様々な歴史を歩んだ心震わせる長崎の風景がある。
様々な人の思いが、祈りが積み重なって、今の長崎の
風景は作られている。怒りや、哀しみ、そして喜びも。
その思いを受け継ぐ長崎の祈りの風景。その光により
色づくものを通し、長崎の過去と未来へ思いをはせる。
色をたどる旅の思い出。その色はいつかあせていった
としても、そこに刻まれた記憶は色あせる事はない。
旅先でのその瞬間は一期一会の瞬間であり、その風景
を感じたい。そんなことを思いながら旅を続けている。
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