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2年半の九州での旅を振り返って

折りたたみの自転車に乗って始めた旅は、だんだんと
距離を伸ばしながら西へと向かった。そこに広がる
空と海、山と緑の風景に心をうばわれた。旅先の色の
かけらをたどりつつ、また日常の色にも目を向けて。

九州をめぐる旅は世界遺産への旅から始まった

建築や空間も楽しみながらの自転車旅

旅先もだんだんと遠くへと。糸島を巡る旅


初めて泊まりの旅では森の中でコンサートを


今度は西を目指して初めての佐賀への旅


次は東へ。下関から関門トンネルをくぐり門司へ


苦手な山道へもチャレンジを。五ケ山ダムへの旅


そしてまた佐賀へ。武雄から嬉野をめぐる旅


今度は佐賀市内の建物をめぐる旅に


建築家が手掛ける建物や空間は旅の目的の一つに


次は佐賀の吉野ケ里遺跡から福岡の久留米への旅


自転車があればどこへでも。八女の星野村への旅も


そして初めての長崎への旅は壱岐の島から


もう一度唐津へ。うつわをめぐる旅もした。


続けて小石原焼と小鹿田焼の里の旅へ


初めての車での旅では高千穂峡から阿蘇へ


回数を重ねた西への旅は有田から波佐見へと


降りる駅を間違って始まった旅。予定外も楽しんで


そして再び壱岐島に広がる海と空の風景へ


コンパスをSとNに向けて。次は有明海を楽しんで


バルーンフェスタも訪れた。佐賀にある驚くべき風景


また佐賀へ。今度は海沿いを西へ向かい長崎へ


うつわの旅の続きも。小代焼の里にも訪れた


今度は大牟田へ。世界遺産をめぐる旅


そして旅先での怪我。ハプニングも乗り越えて


懲りずに旅を。みかわち焼きの唐子に癒やされて


そして有田をめぐる旅。様々な色にあふれた街


ゆふいんへの旅。その直前までは最高の旅に


怪我でしばらくは歩きの旅。北九州を歩いてめぐる


今度はフェリーに乗って島原を歩いてめぐる旅へ


怪我もなんとか回復して。佐世保に広がる風景へ


久しぶりに福岡をめぐる。日本酒にも出会う旅


そしてまた佐賀へ。佐賀には大きな空が広がって


佐賀を越えて長崎へ。平戸の教会をめぐる旅もした


今度は西海の無線塔へと続く長崎の旅


そしてたまには福岡も。日常の延長線上の旅


北九州の街への旅も。旅では磯崎新の建築も楽しんで


久しぶりの家族旅行は、小倉から大分そして熊本へ


繰り返した週末の一人旅。ようやく長崎の街へ


そして気になっていたハウステンボスへも


長崎の街は2回に分けて。今度は南側をめぐる旅


2度目の車での旅は島原半島をめぐり雲仙へ


長崎の旅のしめくくりには、島への旅を楽しんだ


そして九州での最後の旅は、なじみの福岡をめぐる


さまざまな形をした建物。街のサインや看板。レンガ
や石やコンクリートの素材などにも目が止まる。道の
先に、その角の向こうには新たな景色が広がっている。

雲間から差し込む光。輝きをたたえた海。強い逆光が
作るシルエット。雲ひとつない空。穏やかに移ろう雲。
遠くに望む山の稜線。九州の様々な風景をめぐった。

静かな朝。活気のある風景。雨の日もあれば、晴れの
日も。時々により違ってみえる風景。旅するように
日々の違いを楽しむことも生活のひとつとなった。

動から静へ。引きから寄りへ。彩りのある風景から
モノクロームの世界へ。いろんな角度で、旅先の迫力
のある風景と日常にあるささなやかな彩りの中へ。

風景はいろんな形で組み合わさり、幾通りもの形を
作る。風景を表現する言葉。いろんな言葉がつながり、
またその風景を思いだす。それは楽しい作業となった。

日々の旅の経験をとても大切なものと感じている。
そこから何か言葉や形にしていけたらと思う。九州の
旅の経験を次につなげて、そしてまた新しい旅へ。


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