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arcaのアシリレラという曲の一節。 「日々は喜びを ときにはいつくしみを ドアは開か…

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arcaのアシリレラという曲の一節。 「日々は喜びを ときにはいつくしみを ドアは開かれた 今輝いて駆け出すよ」 という詞が好きです。 ささやかな言葉やありふれた風景に、 五感で感じる微かな違いに、今日も 心地よさとの出会いに期待しよう。

マガジン

  • 建築に込められた想い。時代をこえて受け止めたい

    建築には、それらを作った人の思いが詰まっている。そんな思いを感じることができればと、建築を見に足を運びます。

  • まだ見ぬ風景との出会いを求めて、休日を満喫しよう

    ざわめき、香り、空気、光、そこに行くことで気づくことがある。訪れる季節、時間によっても、それらは表情を変える。まだ見ぬ建物や風景に会いに行こう。

  • 日本建築の持っているしんとした空気。歴史の重みを感じよう

    そこに流れている穏やかな空気、古来から積み重ねられてきた歴史の重みに心惹かれます。この建物が見渡してきた風景、この場所が刻んできた出来事に思いを馳せて、日本建築を楽しもう。

  • 好奇心にジャンルはいらない。世界を感じ、知るを楽しもう

    好奇心を持ち続けたい。知らないことを知ることで、新たな世界が広がっていく。どんなことにも、つながり、関係性を感じることで、自分にとっての世界が広がっていく。

  • うつわの魅力は眺めることと使うこと。想像力が刺激される

    うつわの世界は限りない。さまざな技法、窯元の個性、一枚一枚の柄や色、そして焼き加減。同じデザインでも器によって違いがある。

記事一覧

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豊かな自然と散りばめらたアートの数々

色色色 チェ・ジョンファ ANOTHER TIME XX  アントニー・ゴームリー 月の木  勅使川原三郎 いずれも国東半島アートマップより引用 国東半島といえば、国東半島芸…

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2年前
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青いタイルとコンクリート打ち放しの建物へ

同志社大学の京田辺キャンパスをめぐり 気になる建物があれば、じっくりと周囲を歩いてみる。 青いタイルとコンクリート打ち放しの建物は、他とは 一線を画したデザインで存…

sanchi
7時間前
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キャンパスに広がる風景も楽しんで

国宝が安置された寺院を後にして 大学施設を散歩するのも旅の楽しみのひとつ けいはんな学研都市の田辺地区は、同志社大学を中心 とする大学教育研究施設などの整備が図ら…

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1日前
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今度は南山城の古寺にある国宝へ

関西の旅を楽しんで。今度は京都の南方へ 今度は、南山城の国宝への旅 広い空の下、ゆっくりと自転車のペダルをこぐ。よく 晴れた日。すがすがしい空気が心地よい。自転車…

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1日前
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大阪から京都への旅を続けよう

前回は奈良を越えて京都への京阪奈をめぐる旅。 京阪奈といえば、けいはんな学研都市。 12の文化学術研究地区が広がるエリア。 そして2月の初旬に、目指したの田辺地区…

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静謐さをたずさえた建築の記憶

大阪にあるフンデルトヴァッサーにより手掛けられた ごみ処理場から、広島の美術館のようなごみ処理場へ と記憶をたどる。それは谷口吉生氏が手掛けた静謐な 空間をたずさえ…

sanchi
5日前
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ごみ処理場は美術館のようにも

大阪の舞洲で見たフンデルトヴァッサーにより手掛け られたごみ処理場。圧倒的な造形が散りばめられて、 その建物は造形自体で自然を目指し、緑にも包まれて。 NIMBYは、そば…

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6日前
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フンデルトヴァッサー建築を見に行こう

スポーツ観戦に訪れた舞洲だが、目的はもうひとつ。 日本に建てられたフンデルトヴァッサー建築といえば アリーナへの道中で通りがかったスラッジセンターと もう一つはゴ…

sanchi
7日前
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たまにはスポーツ観戦に訪れて

あまり訪れることのないスポーツ観戦だが、チケット が手に入ってたのでせっかくなので観戦に出かけた。 2月初旬の頃で、3ヶ月ほど前のことを綴っている。 場所は大阪市の…

sanchi
8日前
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けいはんな学研都市に広がる風景へ

様々な建物が建つけいはんな学研都市へ 紹介動画でけいはんな学研都市の全体像を知る けいはんな学研都市の正式名称は、関西文化学術研究 都市。京都、大阪、奈良の3府県に…

sanchi
9日前
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国立国会図書館関西館の隣には

自転車の旅では建物や空間を楽しんで 大阪から南に下り、山を越えると大阪、奈良、京都の 3府県にまたがり広がっているけいはんな学研都市。 1987年から整備が進み、クラス…

sanchi
9日前
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その空間に光はゆらぎ、たわむれて

心地のよい空間の草々を後にして 今回の自転車の旅では、山を越えて大阪から奈良へと やってきた。草々を後にして東へと進む。広い空の下、 気持ちのよいサイクリング。九州…

sanchi
10日前
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うつわと空間への旅をもう一度

ほしだの森を後にして、今回の旅はさらに南へと進む。 しばらくすれば県境を越え奈良県へ。大阪、奈良、京都 は関西の地にて、きゅっと密集している感じで自転車 でも楽しくめぐ…

sanchi
11日前
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関西の旅を続けていこう

関西の旅を続けている。京都から始めた旅は北摂へ。 そして今度は大阪を南へと進む。京都、大阪、奈良と 関西の自転車の旅を楽しもう。川を越えて、広がる 空の下、途中に寄り道…

sanchi
13日前
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旅の風景につながりを感じて

昨年の9月末で博多での単身赴任生活も終わり、博多 へは月1,2回程度の出張で訪れている。たまには泊まり も時もあるが基本的に日帰りで。新大阪から博多まで の約2時間半は、…

sanchi
2週間前
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建物と緑と公園施設を楽しもう

旅の目的は主に建物に訪れることであったが、旅を するほどに目的地は広がり、今では自然が広がる風景 や緑あふれる公園などを歩くのも楽しみのひとつに。 中でも公園で、し…

sanchi
2週間前
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豊かな自然と散りばめらたアートの数々

色色色 チェ・ジョンファ ANOTHER TIME XX  アントニー・ゴームリー 月の木  勅使川原三郎 いずれも国東半島アートマップより引用 国東半島といえば、国東半島芸術祭(2014年)で 制作された恒久設置作品が9点が点在している。 また、2021年に、国東半島カルチャーツーリズム により5点の作品が追加設置されている。 国東半島は、神仏に見守られた神秘的な場所。 豊かな自然と散りばめられたアートの数々は、 大好きな新潟の大地の芸術祭と通じる所がある。

青いタイルとコンクリート打ち放しの建物へ

同志社大学の京田辺キャンパスをめぐり 気になる建物があれば、じっくりと周囲を歩いてみる。 青いタイルとコンクリート打ち放しの建物は、他とは 一線を画したデザインで存在感を放っている。濃淡の 灰色がかる青いタイルの壁面は、杉板のコンクリート の打ち放しの外壁と調和して、建物全体を包み込む。 言館はウエディングの会場にも 京田辺キャンパスの建物をまた動画でも楽しんで 同志社京田辺会堂は、京田辺キャンパスでの初めての 宗教施設として、2012年に行われた国際コンペにより 選

キャンパスに広がる風景も楽しんで

国宝が安置された寺院を後にして 大学施設を散歩するのも旅の楽しみのひとつ けいはんな学研都市の田辺地区は、同志社大学を中心 とする大学教育研究施設などの整備が図られた地域。 次は同志社大学の京田辺キャンパスへ。同志社大学は 新島襄によって、その前身である同志社英学校として 1875年に創立された。新島には大学の完成に200年と の思いがあったといい、同志社大学は志の実現に向け 歩み続けている。また、もう一つのキャンパスは京都 御所の北側の今出川に位置していて、同志社大学誕

今度は南山城の古寺にある国宝へ

関西の旅を楽しんで。今度は京都の南方へ 今度は、南山城の国宝への旅 広い空の下、ゆっくりと自転車のペダルをこぐ。よく 晴れた日。すがすがしい空気が心地よい。自転車の旅 は自然を体感する旅でもある。風を感じ、山並みを眺め ながら、南山城地域に立つ古寺までやってきた。お寺 の名前は観音寺。盛時には、諸堂十三、僧坊二十余を 数えたというが、1437年の火災で焼失しその後再建 されるも現在は本堂と庫裡、鐘楼のみが残されている。 明智光秀の軍勢を避け、最短ルートで岡崎へ 南山城

大阪から京都への旅を続けよう

前回は奈良を越えて京都への京阪奈をめぐる旅。 京阪奈といえば、けいはんな学研都市。 12の文化学術研究地区が広がるエリア。 そして2月の初旬に、目指したの田辺地区。 今回もまた自転車に乗って大阪から京都へ。目的地は 前回の旅の続きで、精華町の北に位置する田辺地区。 一度ではまわりきれないのため2回に分けて訪れた。 今回のルートは枚方市を越え、東へと進み京田辺市へ。 日本初となるゴルフバックを運ぶ電動カートも 真下から見上げた建物は関医タワーホテル 初めての京田辺市

静謐さをたずさえた建築の記憶

大阪にあるフンデルトヴァッサーにより手掛けられた ごみ処理場から、広島の美術館のようなごみ処理場へ と記憶をたどる。それは谷口吉生氏が手掛けた静謐な 空間をたずさえた建築。旅先で訪れた建築を振り返る。 旅先で体感した建築をあらためて解説動画で楽しんで 金沢建築館の企画展による動画がありがたい 開館30周年アーカイブ。猪熊弦一郎により、美術館は ゆっくりとリラックスし、悩みを流す場所と語られる アートと円の形の建物と 旅先で出会う円の形も楽しんで こちらは谷口吉生氏

ごみ処理場は美術館のようにも

大阪の舞洲で見たフンデルトヴァッサーにより手掛け られたごみ処理場。圧倒的な造形が散りばめられて、 その建物は造形自体で自然を目指し、緑にも包まれて。 NIMBYは、そばにあってほしくない施設を指す言葉。 デンマークでは、その発想は大きく転換されていた。 そして日本には、美術館のようなゴミ処理場がある。 広島市環境局中工場。その建物は建築家の谷口吉生氏 によって手掛けられた。清掃工場に美しいという言葉 はイメージしづらいが、その建物には美しさが漂う。 平和記念公園とつながる

フンデルトヴァッサー建築を見に行こう

スポーツ観戦に訪れた舞洲だが、目的はもうひとつ。 日本に建てられたフンデルトヴァッサー建築といえば アリーナへの道中で通りがかったスラッジセンターと もう一つはゴミ処理場の舞洲工場。2001年竣工の建物 で、内部の見学に予約が必要なので今回は外部だけに。 それでも建物の面白さを十分に感じることができる。 フンデルトヴァッサーの焼却場はウィーンにも フンデルトヴァッサーによってデザインされた舞洲の ゴミ処理場。間近で見ると、その迫力ある造形にさらに 圧倒される。とてつもない

たまにはスポーツ観戦に訪れて

あまり訪れることのないスポーツ観戦だが、チケット が手に入ってたのでせっかくなので観戦に出かけた。 2月初旬の頃で、3ヶ月ほど前のことを綴っている。 場所は大阪市の舞洲にある、おおきにアリーナ舞洲。 ここは大阪エヴェッサのホームアリーナ。でも今回は バスケットボールではなくて、別のスポーツの観戦に。 箕面市を拠点とするサントリーサンバーズ そのサンバーズは前回のリーグで優勝に 8年前の旅行のこと。子どもたちは大きくなって 長男は高校でハンドボール、次男は中学でバレーの

けいはんな学研都市に広がる風景へ

様々な建物が建つけいはんな学研都市へ 紹介動画でけいはんな学研都市の全体像を知る けいはんな学研都市の正式名称は、関西文化学術研究 都市。京都、大阪、奈良の3府県にわたり、12の文化学術 研究地区として分散配置されて、つくば研究学園都市 とともに国家的プロジェクトに位置付けられている。 今回訪れたのは中心地区となる精華・西木津地区 学研都市は文化、学術、研究の新たな拠点として、民間 の力を活用し、未来を拓く知の創造都市の形成を目指 されている。そこでは、産学官住の協力

国立国会図書館関西館の隣には

自転車の旅では建物や空間を楽しんで 大阪から南に下り、山を越えると大阪、奈良、京都の 3府県にまたがり広がっているけいはんな学研都市。 1987年から整備が進み、クラスターとよばれる12の 学術研究地区が分散配置され、150以上の研究施設が 設置されているという。訪れたのは精華・西木津地区。 国立国会図書館関西館の隣の施設も気になる建物だ。 床材や壁材、家具に大奥山の育成材が使用されている 奥大山から届けられるサントリーの天然水 サントリーワールドリサーチセンターは

その空間に光はゆらぎ、たわむれて

心地のよい空間の草々を後にして 今回の自転車の旅では、山を越えて大阪から奈良へと やってきた。草々を後にして東へと進む。広い空の下、 気持ちのよいサイクリング。九州の旅で出会った空を 懐かしみ、また関西でも空を見上げ自転車を走らせる。 長崎の旅で見上げた空を懐かしんで SとN。佐賀にも大きな空があった その建物はガラス張りの国立国会図書館 関西館と 新たに増築された書庫棟を記念して 作成された動画で建物の構成を 2002年に開館した国立国会図書館関西館は、国主催

うつわと空間への旅をもう一度

ほしだの森を後にして、今回の旅はさらに南へと進む。 しばらくすれば県境を越え奈良県へ。大阪、奈良、京都 は関西の地にて、きゅっと密集している感じで自転車 でも楽しくめぐることができる。そして次に訪れたの は、九州にいた頃から気になっていたうつわのお店。 九州でふれたうつわの世界。その楽しみをもう一度 ほしだの森を後にして、山を越えて お店の名前は、草々。暮らしの中で、身近なものである うつわを届けるお店。毎日手にとって、その形や感触 を感じるうつわ。場所は生駒市の高山町

関西の旅を続けていこう

関西の旅を続けている。京都から始めた旅は北摂へ。 そして今度は大阪を南へと進む。京都、大阪、奈良と 関西の自転車の旅を楽しもう。川を越えて、広がる 空の下、途中に寄り道をしつつ、山を越えていく。 旅をして、旅につながりを感じつつ振り返り ここでは初心者向けの体験講習会も開催されている ぐるりと森に囲まれた星のブランコ 道中に広がる大阪府民の森。今回訪れたほしだの森は 交野市に位置している。ちょっと寄り道のつもりが、 星のブランコまでしっかり歩いて、ほしだの森の風景 を

旅の風景につながりを感じて

昨年の9月末で博多での単身赴任生活も終わり、博多 へは月1,2回程度の出張で訪れている。たまには泊まり も時もあるが基本的に日帰りで。新大阪から博多まで の約2時間半は、単身赴任となる前までに経験済みだ。 旅をするほどに様々なものが目に入り、そのつながり を感じながら旅を続けている。出張も小さな旅の内。 あらためて新幹線の車窓からの風景にも目を止めて。 1957年に操業を開始した徳山事業所 世界は一人ではなく、多様な人に紡がれて 人と人とがつながり紡ぎあげる未来への思

建物と緑と公園施設を楽しもう

旅の目的は主に建物に訪れることであったが、旅を するほどに目的地は広がり、今では自然が広がる風景 や緑あふれる公園などを歩くのも楽しみのひとつに。 中でも公園で、しばしば見かけるようになったカフェ やレストラン。自然を感じながら、カフェから緑を、 建物と緑の関係を眺め、それらが一体となったランド スケープデザインを楽しむのも旅の目的にもなった。 カフェやレストランが設けられる公園には2017年の 都市公園法の改正で、Park PFI(公募設置管理制度) が活用されるように