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はっきりと見えた立浪監督の野球【中・京田選手⇔De・砂田投手】

 再び衝撃的なトレードが成立しました。中日・京田陽太選手とDeNA・砂田毅樹投手による1対1のトレード。

 互いの補強ポイントにマッチしたトレードですが、中日は先日の阿部寿樹選手に続く内野の主力級選手の放出。今オフは、例年以上に大幅な改革が行われています。

 Aクラス、そしてリーグ優勝するために残された補強ポイントは長距離砲の獲得と捕手ということになりそうです。

リリーフ左腕の補強に成功

 中日はDeNAからリリーフ左腕の砂田投手を獲得。懸念点だったリリーフ左腕の不足を補うことに成功しました。

 今季こそ15試合に登板して防御率5.68と不調でしたが、昨季は58試合で18ホールド、2018年シーズンは70試合で24ホールドと抜群の成績の残しています。

 年齢も27歳とまだまだ若く、今から全盛期がやってくる砂田投手。通算269試合登板と経験も豊富で、すぐに1軍の戦力として期待することができます。

もう一花咲かせる

 一方、京田選手は近年打撃に苦しみ、今季は自己最少となる43試合の出場。打率も1割7分2厘と元気がなく、状態が心配されていました。

 1年目からショートのレギュラーとして活躍した京田選手がチームを離れる寂しさはありますが、今回の移籍をキッカケにもう一花咲かせてほしいと願うばかりです。

守り勝つ野球

 中日は先日の涌井秀章投手に続き、投手を獲得しました。先発ローテに厚みをもたせ、手薄だったリリーフ左腕の補強に成功。既存戦力を合わせ、着実に強力な投手陣が完成していっています。

 守りを固めて勝つ。立浪監督のやりたい野球がはっきりと見えた補強でした。

 あとは最重要課題である長距離砲の獲得に期待がかかります。層の薄い捕手の補強も忘れてはいけません。打線を引っ張る選手が現れれば、Aクラス入りに大きく近づけます。

 衝撃的なトレードではありましたが、守り勝つ野球の土台がより強固になりました。

 皆様は今回のトレード、どのように考えますでしょうか。

【参考サイト】


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