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【中日】投手陣崩壊の足音 立浪監督の頭を悩ます問題とは ~5/4~

よく追いつき、そして勝ちきれませんでした。

中日の先発・柳裕也投手が1回2/3、4失点で降板。この日も、リリーフ陣がイニングまたぎを行わなければいけない状況になりました。

特に、前日(5月3日)も登板した橋本侑樹投手への負担が増しています。

記録では1回2/3を投げましたが、実際にマウンドに上がったのは3イニング。2死三塁とピンチの場面で登板し、この日も試合が壊れないよう腕を振っていました。

チームの勝利を信じ、連日苦しい場面で登板していることには頭が下がりますが、投手陣崩壊の足音が大きく近づいています。

単独最下位に転落した立浪和義監督の頭を悩ませ、チームの強みも失われつつあります。


複数イニング投げられる投手が・・・

橋本投手は5月、全ての試合で登板(3試合)。計4回2/3、84球を投じ、先発投手かと思うほど腕を振っています。

今カードが始まる前、梅野雄吾投手を抹消し、フェリス投手を登録。

また、4月28日に福谷浩司投手も抹消。複数イニング投げられる投手が豊富にいるとは言えない状況の中、ことごとく先発投手がKOされています。

前日のメヒア投手が4回、1日の涌井秀章投手が2/3回。そして、この日の柳投手。

先発投手が長いイニング投げられることが理想ですが、今のままでは崩壊への道を進むことになります。

6連戦の2戦目が終わった段階で・・・

8回裏に登板した勝野昌慶投手も、橋本投手と同じく5月全てに試合に登板。移動日があったとはいえ、松葉貴大投手が29日に完投して以降、毎試合登板しています。

ずば抜けて登板数が多いわけではありませんが、リーグトップクラス。清水達也投手、松山晋也投手も、5月の試合全てに登板しています。

この日は、ドラフト5位ルーキー・土生翔太投手が計2回投げたことで助かりましたが、チームは6連戦の2戦目が終わった段階。再び先発が打ち込まれれば、イニングまたぎすることが求められます。

無理な起用で故障しないだろうか、不調に陥ったりしないだろうか。シーズンを棒に振るような、取り返しのつかないことになってもおかしくない状況です。

勝利の方程式の登場も

解決策は、先発投手が長いイニング投げることです。ただ、それはチームが好調の時と変わらず、先発投手の誰もが思っていることです。

対策すべきは、先発投手が早々にKOされた時。誰をマウンドに送り、どのような起用法をみせるかです。

もし、5日の先発・高橋宏斗投手が序盤に打ち込まれたら、ビハインドの展開にも関わらず「勝利の方程式」をつぎ込むことも考えなくてはいけません。

6日からは、本拠地で巨人3連戦が待っています。

いつ崩壊してもおかしくない、危険な兆候が今の立浪竜にでています。

【参考サイト】


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