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美容師アシスタント、キャバ嬢に転職? 絶対やった方が良いと勧めた理由と条件とは?

某有名店で美容師のアシスタント。何人かいる弟子(女性)の1人。業界人であれば誰もが知っている有名店で働いている。

前にも辞めたい、違うサロンへ転職したい…と相談を受けた時に

「まずはカットできるようになってから辞めた方がいい。それからは、どんどん色んなお店で働いて移り渡ってもいいけど、せめてスタイリストに昇格しないと、またアシスタントのまま違うお店で働いても辛いだけ」と話たことがあった。

でも、「命に関わるような、精神的に追い詰められる環境の職場であれば、それはその日に辞めていい」と話しをした。

電通の自殺した女性社員など、人格が破壊されるような職場では、もっと早く辞めるべきだと思うから。

俗に言うパワハラってやつ。

それが、その弟子の働いている職場の店長は

「死ね!」

「死ねばいいのに!」

と、部下に吐き捨てるような店長で、

それが耐えられなくて、逃げ出すアシスタントが後を絶たないと。

もう、それはGame Over!

もう明日にでも辞表だして辞めていいって話をした。

そしたら、その子…


「1ヶ月くらいキャバ嬢で働こうと思ってて…」と、

恐る恐る話し出す。

僕は

「おおお!それはイイ考え!!! 絶対にやるべきだよ!!!」


「どうせだったら、業界でNo1の女の子が働いている店で働いて、

どうやって、新規客を常連にしていくのか、その集客テクニックを学べて

その世界の集客・接客技術は学べるところがあるから、

それは絶対にやったほうがいい!!!」

と大絶賛!!!

但し、条件として

お金がいいからと、ズルズル何年もやらないこと。

もし水商売を一生の仕事とするなら銀座の一流クラブで政治家や経済人などを相手にするお店で働くこと。

その子は、本当に1ヶ月程度の次の新しい美容院を見つけるための準備期間として働くというので、それなら絶対にキャバ嬢をやったほうがいい!って話に(笑)

働く時のアドバイスとして

・No1の女の子(先輩)が、どうしてNo1なのか常に研究すること。
・できるだけNo1、No2の女の子のヘルプに入ること。
・お店が、どうやって新規のお客さんを集めているのか研究すること。
・新規のお客さんが、またリターンで戻って来るために、どういう努力をしているのか研究すること。
・働いている女の子達が、将来の自分の(美容師としての)お客に来てくれるよう仲良くし、連絡先は交換しておくこと。
・お客(キャバの男性客)のLINEや連絡先を100件/1ヶ月で集めるのを目標とする。
・自分が美容室に復帰してメンズカットを覚えたら、一番先に100人の男性客に連絡をすること。
・出勤前には、色々な美容室にシャンプーブローだけでいいから、お客として来店し、良さそうな美容室があれば、面接の候補としてリストアップしておくこと。

これらを、20代前半で学ぶ事ができるのは大きい。

今しかできないことは、今のうちにやればいい!

50歳過ぎてキャバ嬢もへったくれも無いからね💦

翌日…

早速、店長に辞める事を告げて、キャバの面接の申込みと予約をしたと。

この行動力、さすがだ。

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