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阻害要因の整理【子育て世代から地域へのアクションプラン】

就任2年目となる今年、改革をしたい10の課題を
大仰にも設定したわけですが

*10の課題については前回のシリーズ第1回をご参照ください▼

そもそも、この10の課題
一般的な感覚からすると、
やればいいじゃん」
って感想を抱いて終わり。
「はい、運営方法変えて、みんなでハッピー!」
というだけの話に感じると思うんです。

やればいいじゃん、だってそれが一番合理的だよね
が、通じないのが地縁組織あるある

でも、それがそう簡単に落ち着かない
普通に考えたら時代に合わせて変えるのが正解じゃん
ってのが、進まない。

だから
日本中でいろいろな方々が
日々悪戦苦闘している。圧迫されてしまう。

それではその阻害要因はなんなのか?
を一度明確にできるといいのかもなと思い
今回の投稿をすることにしました。


地味に発生。。。個人的な踏ん切りのつかなさ

さて、実際に書き出してみたところで、あれ?
と一瞬自分で戸惑う文章になってしまいました。

公開前に改めて読み直して感じたのですが
「これ広く公開しちゃっていいだっけ?」という感覚😅

誰か具体的な方を批判したくて書いた記事ではないのですが
なんだか、結構誰かを批判しているふうに
見えかねない文章になってしまったかも。。。

いや、正直に言います
単純に自分の愚痴のような部分も出てしまっているなと、思います。
でも明文化もしておきたい。今年1年、組織変革を進めていく上で
間違いなく重要になる文章だと感じています。

そして、この文章、届く人には届くのではないかという淡い期待
そういう、なんとも形容し難い謎の葛藤があり
結果、中途半端な額で一部、自分としても際どい部分だなって後半部分を
有料公開という形式にすることにしました。
(なお、月額480円のメンバーシップベーシックプラン加入でも購読可能です)


で、そういった諸々の逡巡の結果
本当は金曜配信の予定だったのですが、睡眠不足による
思考能力低下も重なり、本日土曜に配信する形となってしまいました。
ごめんなさい💦

そんな、
勢いだけでまとめることができなかった
久しぶりの手間のかかった記事になってしまいましたが

70人のおじいちゃん達と、地元地域のより良い子育て環境のために
やす@衰退国の地方サバイバー魂が進める
【子育て世代から地域へのアクションプラン】の現在地
として
これから一緒に、地域のことを考えていく際の材料にしていただけると幸いです。




阻害要因1 悪平等/前例主義


一時期の一部の元気な団塊世代が総引退していった後にまず発生するのがこれ
元気なトップやビジョナリーな指導者に引っ張られてきた運営メンバーだけが残された場合、現実と理想のギャップに挟まれた時、地域のクレームからガチンコでやり合うだけの力や理念がなく、ありとあらゆる意見に全方位で八方美人戦略を取ってしまいがち。

その時、1番頼りになる運営側の拠り所が「前やっていたやり方」つまり前例主義に陥ります。

また、運営サイドにモノをいうのは、同じ世代、ようは古い時代を知っている方々であり、今の時代を知らない方々なので
昔のやり方と同じようにやっているのが、一番文句も少なく、納得感を得られる。

そこに、今の時代に合わせた合理性は全くないため、現代の社会に生きる世代はそのギャップに苦労し磨耗していく。スマホ導入やオンラインシステム導入への反対、紙文化、会議の出席主義など

あと、ここから派生して、いきつく先まで行くと
何のための団体なのかが、曖昧になり、存在意義の拠り所がなくなり最後の打ち上げ花火的な大改革としての結果、解散というパターン

色々なものにがんじがらめになってしまい、最終閉じてしまうという不幸な顛末

自分の頭で考えなければならんのです。


阻害要因2 正義/理想論


前述の阻害要因とは、全く逆のパターン。
理念に燃える代表や、歴代のレジェンドがいるパターン。

ただ、その理念理想がすでに時代に合わなくなっている場合があると、不幸の始まり。

彼らが掲げるような「手を差し伸べなければならない相手」はこの地区にはほとんどいませんよ〜というのが伝わらない。
いもしない誰かのために、〇〇という要素はどうしても外せない!と主張したりします。

言っていること自体は、間違った話ではなく、またそれなりの賛同者も従えて今までやってきているため、その姿、難攻不落の要塞の様相をかもします。
ってか、単純に話が通じないw

ただ、この阻害要因は案外、新しい世代にはメリットにもなります。
もう、永遠と真正面から正論を突き合わせるしかないのですが、その様子を見て新しい時代をちゃんと感じ取っている方々が、こちら側の仲間になってくださいます。

ここはもう、チャンスが来たと思って、正面からがっぷり相四つで対峙し続けるの正解。相手がどんな対応をしてこようと、こちらが間違ったことをしない、言わない、を貫けば、状況は落ち着くべきところに落ち着きます。

最初がド派手なやり取りになりがちなので、失敗したかなぁと思ったりもしますが、見せかけの派手さに反して、一番ラッキーなパターンです。

ゆうて、理想や正義だけを振りかざしたところで、
現実は何も動かないし、変わらないし、進まないですから。
ちゃんと理想論に対して対立できる人物/ 意見さえ出てくれば、
自ずと組織は現実に即したあるべき形に落ち着いていきます。


阻害要因3 消費者/お客様


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