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南インドの避暑地 ムンナール

GW南インド旅報告の続きです。5日目の早朝、5時30分ホテルのロビーで運転手さんと合流し、Cochin(コーチン)からMunnar(ムンナール)へタクシーで移動しました。

ムンナールについては、当初は訪問予定はなかったのですが、旅行前にChatGPTで、南インドの旅先としておススメに出てきて気になっていました。
ムンナールは、かつて英領インド時代に駐屯地兼避暑地であった丘の町で、19 世紀後半にできた茶畑が点在する丘陵に囲まれています。

『地球の歩き方』にも掲載がなく、インターネットで調べる限り、限られたバスの本数かつ数時間はかかるというアクセスを考えると、短期間の旅では盛り込むことは難しいと断念していました。
ところが現地でお世話なったタクシー手配師兼ドライバーAさんに、コーチンは半日もあればだいたい見どころを抑えられるから、ムンナールに日帰りで行くのはどうかと提案を頂き、行くことになりました。

早朝タクシー移動。ガソリンスタンドで給油&トイレ休憩。使えるトイレでホッとしました💦
途中の地元のカフェで飲んだチャイと軽食。蒸しパンのような不思議な味。

出発時、激しめの雨が降っていてどうなることか思いましたが、途中で降りやみほっとしました。道すがら、滝を見学。そして、目の前に象送迎中の車が現れ、慌ててシャッターを切る私💦

滝に群がるみなさんとともに見学。
乗っている車の1台前が象送迎中の車💦
人生ではじめて見る衝撃の光景に慌ててシャッターを切る私。

その後、ハーブ園を見学。
ハーブ園で1時間ほど、もの静かな中にもハーブへの愛を感じるおじさまにマンツーマンでハーブのあれこれを教えていただきました。
あまりに丁寧に教えていただいたので、最後に少しチップをお渡ししようとしたら、「私はこの園から給料をいただいていますので」と遠慮され、その紳士っぷりがとても好印象!
「少しですので」と食い下がって最後は受け取ってくださいました。

ハーブ園では、オプション料金で象に乗るアクティビティがあり、参加。
先ほど送迎中の象はこのハーブ園の象だったのかもしれません。
象さんは穏やかに私を運んでくれました。

象の背中から見た風景。なかなか迫力でした。
Munnarに近づくにつれてお茶を運ぶこんな車を見かけます。積み荷は落ちないのでしょうか💦

エラビクラム(Eravikulam)国立公園
空気が美味しい!高原の爽やかさを感じます。

エラビクラム国立公園では、園内をバスで移動します。
行きは外国人向けの高いチケットだからかすぐ乗れ、バスを降りると茶畑が眼下に広がり雄大な風景を見ることができました。
ただ、何だか天気が怪しい。
遠くで雷鳴が聞こえ、今すぐにでも雨が降り出しそう。
でもせったく来たのだからと、園内の奥地へ足を進めました。
その後、キターーーーーー!そこからの集中豪雨!!!

折りたたみ傘役に立たず。全身びしょ濡れのなりながらのバス待ち💦

着ていた雨合羽では到底防ぎきれない大雨で服も靴もびしょ濡れになり、小走りでバス乗り場に向かいました。
するとそこにはバス待ちの長蛇の列💦 
帰りは外国人切符の優遇措置はない模様。
後ろのおばさまに微妙に押されながらバスを待つこと30分ぐらい。
やっとバスに乗って園内入口に戻り、タクシー運転手さんと合流です。
あー、びしょ濡れ過ぎてビーサンに履き替えました。

その後、車でKalari Kshethraに移動、伝統舞踏カタカリダンスと伝統武術カラリパヤットのデモンストレーションを見ました。
こちらのカラリパヤットのデモンストレーションは後半から火を使うワイルドなもの。火の輪くぐりや、熱く燃える棒を振り回し大迫力でした。
入場料もCochin市内よりかなり割安でした。http://kalarikshethra.com/index.php

カタカリダンスのデモンストレーション後、お客さんを舞台にあげていじっています。
カラリパヤットのデモンストレーション
途中から火を使ったパフォーマンス❣ 炎の熱さが客席まで伝わってくるワイルドさ。

最後には武器を貸し出してもらい出演者の皆さんと写真撮影ができる時間があり、私も記念に撮影してもらいました。
そしてここからコーチン空港近くのホテルまで3時間半くらいの移動💦
ムンナールの日帰り旅の感想は、正直移動が長く強行軍すぎて、やはり1泊はしたかったのが本音です。
でも、行かなければ体験できなかったことがいろいろできたので良かったことにします。

明日は、飛行機でトリヴァンドラムに戻ります。(つづく)

音声アプリstandFMで、旅のあれこれについてお話しています。
やす@旅好きの勤め人
https://stand.fm/channels/60e2f92004bb1691c1b4de8a

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