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NZワナカのキッチンでの仕事の苦悩

Wanakaにきて仕事を始めて早くも2か月が経過し
キッチンハンドの仕事がやっと小慣れてきました

仕事内容(主皿洗い)

仕事内容は主に皿洗い
雇用契約書のようなものにはキッチンハンドと書かれていた
キッチンのワーホリ勢は2名で私の前に来ていた人は
3週間前から仕事を始めたらしく日本人だった

キッチンメインでするか皿洗いメインでするかは
なんとなく仕事をしているうちに常に何かを
していないと落ち着かない私は必然的に
皿洗いを中心に仕事をすることとなったのだ

皿洗いは基本出勤すると下準備で出た洗い物を
片づけることから始まる
それが終わるとひと段落で入ってきたオーダーを
見ながら手伝えそうなことがあればする程度だ
前半は基本忙しくはならない

オーダーが通りサーブされ洗い物が出てきてからが
皿洗いの仕事の始まりだ
片づけられた皿をトレーに並べて
(残飯はBOXに入れて鶏のエサにするそうだ)
高圧高温のスプレーで汚れを落としていく
トレーがいっぱいになったら業務用の食洗器の中に
トレーごと入れる
食洗器が終了したら軽くふいてもとの場所に戻す
ただそれだけ
正直、コミュニケーションを人と取るポジションでもなく
退屈に感じることは多い

オーダーが大量に通ったあとは
皿などが一気に押し寄せるためどの皿がなくなりそうか
確認しながら皿の優先順位はつけなくてはならない

ストーングリルといってあつあつの石を提供して
客が自分好みに焼くという料理も存在するため
あつあつの石の処理もなかなかの手間である

そして、一番忙しいのが大量のデザートオーダーが入ったときだ
なぜかというとデザート作りは主に皿洗いの仕事でデザートをオーダーするということは
メインディッシュが終了し皿が運ばれてくるタイミングなので
仕事が一気に押し寄せるということになる

年末年始の超ハイシーズンには皿洗いが間に合わず
ウェイターに皿洗いをさせてしまったこともある

仕事内容(主キッチンハンド)

不慮の事故によりキッチンハンドをしていた日本人が
1週間休むとなったことがある
それを仕事が始まってから告げられ初めてのメインで
キッチンハンドをすることになった
皿洗いは1週間だけ採用された新人が来ていた

キッチンハンドではボスの指示を聞きながら
オーダーをチェックし皿の準備、盛り付け
エントリーやサイド(サラダや揚げ物等)のをつくる

肉の準備状況なども確認し、オーダー順もボスに
確認しながらなので皿洗いのときに比べると圧倒的に
コミュニケーション量は増えたと感じる
皿洗いの時には聞き取れていなかったと感じる英語も
自分に向けて発せられているという認識と危機感から
少しは理解できる回数が増えたのは間違いなく
少なくとも1週間なんとかやってのけることができた

仕事時間

当初、フルタイム8時間週6の勤務予定だったが
3週間ほど経過したころに出勤時間を遅くされてしまった
どうやら新しいシェフ候補を雇い下準備を手伝わなくても
よくなったためのようだ
少し聞いていた話と違う
これでは週40時間も働けないので困ってはいるが
せっかく慣れて家まで見つけたので2月末まではがんばる

というわけで出勤は17時
終わりは日による早ければ22時頃になるので
1日5時間しか働けないのはつらい
通常時で遅ければ23時頃となる

閉店時間は決まっておらず店の看板には
Late Night と記されている
なので、ウォークインが入る際には必ずシェフに
確認にきている
疲れている日はNo more walkinと言っているが
夫婦経営なので稼ぎたい嫁がどんどん入れてしまうようで
結局終わりが22時にはなるのが通例だ

12月31日は激しく忙しく
危うく職場で年越しをするところだった

通勤

Wanakaは都会ではなく中心地に
安く貸家やフラットを見つけるのは極めて難しい
都会でないのであれば車を買って
キャンプ場で宿泊がおすすめだ

私は徒歩1時間程度の場所に選択の余地はなく入居した
フラットメイトが自転車を貸してくれているので助かってはいるが
雨の日や天気が悪いと徒歩になる

しかし、最近気づいたが徒歩で歩いている時間は悪くない
必然的に今日の英語の予習や復習の時間になる
そして、今後の生き方についてもたくさん考える時間ができる
とても有意義な時間だと感じるが仕事終わりの1時間徒歩は
体力的にきついようで
先週主がキッチンハンドの時に1週間徒歩通勤を慣行したが
後半の2日は片付け時間になるとかなり眠気が襲ってきた
しゃがんで立つと立ち眩みに耳鳴り
週に数回がいいかなと感じた次第だ

給料とお金

給料は1時間24NZD(1NZD=約90円)なので
1日に5時間30分程度の仕事で132NZD約1万2000円程度の稼ぎとなる
やはり時給は日本と比べると格段によい
スーパーなどでは少し物価が高いと感じるが
生活次第ではかなり出費を抑えられる

一番生活を圧迫するのは家賃だ
フラットでも月10万程度は普通だろう(週に200ドル程度)
これに光熱費Wi-Fiが含まれていればよいが別の場合もある
私の場合は週+50NZD程度と聞いていたのだが
先日、月54NZDだよと言われ少しうれしさ交じりに困惑している

もとい、週の給料が大体800NZDぐらいになるが
ここから税金が引かれる
この税金の額は雇用者によって違うようで
ざっくりとした金額徴収されることになる
私の場合は0.18%程度徴収されているようだ
それらの詳細はE-mailでpay-slipというものが送られてくるので
その添付ファイルで確認できる

過払いの税金については日本でいう確定申告を行えば帰ってくるそうだが
初回は少し手続きがめんどくさそうだ
2回目からは自動的に行われるらしい

私の場合は2月以降仕事をする予定がなく出国するので
全ての給与の支払いを受けた後にIRDセンタ―に行くと
過払い金があれば3週間程度で還付されるそうだ
その様子はまた後日

もとい、
・週6勤務
・1日約5.5時間(17時~22時30分程度)
の手取りは650NZD程度
ここからお家賃が発生するので
450NZDの収入
ここから食費が多くても週100NZDとすると
1週間に350NZD(3万1500円)貯金できるわけ
他に全くお金を使わないとするならばの話です
1か月4週間とすると1400NZD(126,000円)の貯金額ですね
1日5時間ちょっとしか働いていないことを考えると
そんなものかという感じです
1日8時間働くつもりだった人からすると
収入はかなり違うので予定は狂いましたが…
(週に900NZDぐらいもらう予定だった)
(税金も予定外)

またそれも一興
時間がたくさんできたので英語しかり今後の人生について
いろいろ考えることができています
ファームジョブがもし見つかっていれば…
なんてことを考えたりするわけですが
たらればを考えたってなんの役にも立ちません

今、出来ることを精一杯、次のことを考えなくては

この仕事は2月いっぱいなので残り1か月がんばります


節約2ドル満腹美味飯

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