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【お風呂小噺】初めての東北湯巡り③

🔸東北旅3日目

昨日の夜は冷えました。
やっぱり、北の山の中は寒いですね。

ということで、続きまして、3日目となります。
昨日までの内容は上の記事をご覧ください。
そして、ついに青森県まで来ました!!

🔹道の駅やたて峠 「かぐやの湯」

のれんをくぐるとセブンティーンアイスと牛乳

朝イチ、トド寝を決め込もうと古遠部温泉に向かったのですが、あいにくの6月は12時からの営業とのことで、近くの道の駅に向かうことにしました。

そうすると、道の駅併設の温泉が。
土地柄の期待半分、併設としては不安半分を持ってのれんをくぐりました。

浴室の扉を開けると、、、
なんと!全面茶色い景色が!!
いや、これだけの言葉だと汚く感じてしまいますが、
温泉好きとしては素敵な景色でした!

一応、こちらの温泉の泉質名はナトリウムー塩化物泉となっているのですが、
鉄二価が9.5mg  鉄三価が3.7mgと療養泉の規定値には達しないものの温泉としての規定値は超えており、ほぼ鉄泉と呼んでもいい温泉でした!

成分総計も約7.6gあり、実は古遠部温泉よりすごいのでは??とも思えるほど。

たまたまの立ち寄り湯でしたが、こんなにいい湯に会えるとは思っていませんでした。
車がないと絶対に来れないところですが、ぜひ立ち寄ってほしいです。

🔹古遠部温泉

全身青の自分

山道をかき分けるかのように山奥へ進むとある古遠部温泉
経営するご夫婦がお身体を理由に手放すこととなり、本来は3月に廃業予定でしたが、その後無事に引き継ぎ先が見つかり、今月末まで日帰りのみの営業を行う温泉です。

この温泉は、湯船の淵で横になりながらじっくり入るトド寝が有名で🦭それだけ周りにも多量の温泉が出ています。

先程の道の駅のほうがすごい?と言いましたが、
ここのすごいところはバランスのよさもあります。
泉質は、ナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉であり、二酸化炭素も450mg入っており、こちらも療養泉には足らずとも温泉定義に十分足りている温泉です。

3日目の前半は青森の息吹を感じる2湯となり、今回の一つの目標だった古遠部温泉には入れてよかったです。

そして、お昼として、次に向かう前にきりたんぽ発祥の地、鹿角の道の駅にきりたんぽ鍋を食しました。

限定20食の鍋

🔹玉川温泉

硫黄などを含むガスが立ち込める玉川温泉

日本一の強酸性の温泉、玉川温泉。
その値はなんとpH1.2
そして、日本で唯一の、ラジウムを含んでいる北投石産出の地です。

ガスが出ている穴の周りが黄色くなっているのが硫黄を含んでいる証拠でその周辺だけは植物が育っていません。

その地熱を利用して自然岩盤浴もできるのですが、
まずは日本一の強酸性を味わうべく大浴場へ。
フロントでは強酸すぎるので顔や身体をゴシゴシしないよう注意を受けます。

初めての方のガイドに従って、まずは源泉50%のぬる湯へ。
お湯も透明であり、正直かなりの肌が弱い人でなければ、酸性らしさはあまり感じないかも?

次に源泉50%のあつ湯に。
肌の炎症を起こしてるところにヒリヒリ感が出てきます。

少し休憩を挟むために飲泉をしながら休みます。

そして、最後に源泉100%の湯へ!!
さすがに肌の炎症している全てがピリピリして自分の身体の悪いところを全て感じます。。

初めての入湯なのでさっと出て、間をおいてから再度入湯してじっくり指の怪我と肌の炎症にじっくり当て込んできました。出る時はしっかりと洗い流して。

あと何回入れるかな。

旅も中盤の今日は目標としていた二つの温泉に浸かることができ、しっかりと味わえました。

さぁ、明日もどうなるかな。

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