見出し画像

ゼロから始めるプチ起業_ビジネスモデルのワークショップ用メモ

最近、副業ブームだからか、会社の行く先が不安だからか、周りにプチ起業したい人たちが多い。そんな私も元夫と結婚するまでは、手探りで何かと生きていたら、周りからいろんな仕事がもらえ、プチ起業から気が付いたら独立していた。

具体的には、会社員時代に付き合いのあったメーカーさんたちの仕事(販促や営業など)を、退職後個人的に引き受けたり、友達の友達の会社(インド人の貿易会社)を手伝ったり、友達の会社(イベント企画・講演業)で司会や講師の仕事をしてみたり、今は著名な先生の駆け出しの頃のアシスタントをさせてもらったり、総じて、人のご縁を通じて仕事が向こうからやってきた。

なので、特に起業してやる!という意気込みもなく、借入することもなく、ほんと資金ゼロの状態から、何となく仕事になっていった。最終的にはいろんな失敗があったので、元夫との結婚を機に一旦事業は全て畳んだけれど(元夫の専業主婦願望もあり)、資金がゼロでも始められた体験は、貴重な体験だ。

だから、次やるならばまた同じように、借入などせず、身の丈にあったとこから、人のご縁を大切にして、ジワジワと発展出来るものに手を出したい。そして、それくらいのトライアンドエラーならば、おそらくいくらでもやり直しが出来るから、周りにもおすすめ出来る。

特に声を大にして言いたいのは、自分という価値に対して、お金という対価が支払われることの快感てすごい。こんなに自信の出ることなんて他にない、と思うくらい。会社という看板・信頼ではなく、「あなたの価値に対して支払っている」と思ってくれた有難いお客様の存在。これ、ライトを浴びて、ステージに立つ喜び、快感と近しい気もする。つまりは肯定感なんだろうか。

例え薄利だったとしても、何か得るものも大きい。人のご縁とか、世の中の反応とか、お金払ってでも経験したいことにお金ももらえるの!?、みたいな。

そんなだから、周りの人たちの趣味が高じて…の話や、副業としてこんなことを…の話を聞くと、前のめりになるし、出来る範囲で全力で応援したくなる。

今日もいろいろ話していて思ったのは、やりたいことを趣味の範囲とするのか、プチ起業としてもうちょっと拡大して見るのか、そこの分岐はビジネスモデルの組み立てにあるのかな、と思った。

そして、そういうの割と得意な範囲だったりもするので、そんなワークショップやってみたいな、と思いつつ、その準備のためにも思いつきを書いてみる。

------------------------------------------------------------------------

◇◇ゼロから始めるプチ起業_ワークショップ用メモ◇◇

今日出会った人たちのやりたいことを整理して、(具体的には書けない部分も多いけど)ビジネスモデルをあれこれ考えてみる。

1.やりたいこと

 ●episode1.食の話を人に伝えたい。

 ●episode2.家(建築)の話を人に伝えたい。

 ●episode3.カフェをしたい&ハンドメイドを教えたい。

2.ビジネスモデルを考える

一旦は最初の一歩としての入り口商品と、継続するための利益商品について考えてみる。

2−1.入り口商品:集客、認知の拡大→ここは割と自分で思いつきやすい領域。手作りが好きな人ならイベントに出店したり、伝えたいことがある人は講座を開いたり、ブログやSNSでの告知するなど、以前よりも最初の一歩のこの部分はだいぶハードルが下がっている。ただ、そこを戦略的にどう活用するか、どう発展させる導線を引くか、この領域にも深掘りできるところは無限にある。

 ●episode1.食の話を人に伝えたい。

初めの一歩は講座を開く。食の理論&レシピの提案と、そのメニューの実食体験。これは、入り口としては王道なので、違和感なく集客が出来るが、無難過ぎても継続的な集客は難しいため、ターゲットの設定が重要となる。また、コアなターゲットまでのマイルストーンをどう設計するのか、そこも詳しく話しを聞いてみたい。

 ●episode2.家(建築)の話を人に伝えたい。

これは過去のイベントにて事例があったのだけれども、建築のような高単価かつ、日常的に接する頻度が少ないものは、他の日常的な商材とのコラボ、例えば食とアパレルがメインのマルシェに参加する人たちへ、接点を持つ企画やスポンサーなどの間接的に認知をあげる活動をすることで効果があった事例がある。コラボする先のターゲット自社の価値に響きそうなところを選ぶという大前提ではあるけれど、入り口としてはコラボは使える手だと思う。

 ●episode3.カフェをしたい&ハンドメイドを教えたい。

私は個人的にカフェだけでの収益では、立地や規模など資金力がないと不利なことが多いと思うので、スペース貸し(ギャラリー)、時間貸し(講座運営)などと組み合わせて、定期的な売上が発生する仕組みと、講座の運営や高単価商材の販売など利益率の高いものを主体にすることを強く勧めた。

2−2.利益商品:差別化出来るもの→当たり前だけど、利益が出ないものは継続できない。なおかつ、どこにでもあるようなものであれば、きっと競争に負けてしまう。人的な魅力だけでも広がりとしては弱いので、仕組みや内容についての目新しさ、個人でやる意味があるようなものに絞るなど。

●episode1.食の話を人に伝えたい。

講座を体系化しパッケージ化してみる。自分が伝えるだけではなく、伝える人を育てるモデル。

講座開催の発展系モデル。個人を直接集客するのではなく、団体や施設など一定人数の対象者に向けて開催することで、講座開催の単価がUPし継続しやすくなる。

有料のオンラインのコンテンツを作るモデル。オフラインの講座で集客した人たちを継続的にフォロー出来るコンテンツや、新規を取り込むコンテンツなど、オンラインとオフライン共に顧客を作る。

●episode2.家(建築)の話を人に伝えたい。

オンラインのコンテンツ無料コンテンツ→有料コンテンツへの引き上げ イベントで集まってきた顧客への囲い込みとして、無料コンテンツを作り、そこから契約する前段階の顧客層を作る目的で有料コンテンツを作る。

●episode3.カフェをしたい&ハンドメイドを教えたい。

イベント遠征。高単価商材の販売を、集客力の高いイベントにて販売する。即時的な売上と、商材への認知が店の外へ出ることで一気に広がる。または、イベント遠征チームを組織化する。高単価商材の委託や卸などで、認知を広げる。

あとは、上記他のepisode同様、オンラインのコンテンツをカフェへの集客ではなく、高単価商材への販売へどう結びつけるか。

------------------------------------------------------------------------

上記はそれぞれリアルな話なので、細かな条件など書けないのが、歯がゆいところだけど、手前味噌ながら、たぶんこれ講座でやったら、もっと発展する気がする。
今日の短いヒアリングだけでこれなら、参加者の意見が組み合わさる相乗効果って、もっとすごい気がする。みんなでワイワイ考えた方が楽しそうだし。

カフェのオーナーに関しては、実際に起業したし、事業計画書など、計画の段階から大きく関わったので、これからも出来る限りの応援をしたいところ。

いつも応援ありがとうございます♡