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アウトドアのある心豊かな暮らしを目指して。ビジョンと考察。

今回は、日本でアウトドアしながら楽しく暮らすために、将来こうなっていたら、楽しいんじゃないかなという僕の想い(ビジョン)と、そのために何ができるか、ということを考えてみたいと思います。

2つのビジョン

【暮らしとアウトドアの心地よいバランスを】

日本各地で、それぞれの地元にある自然環境(海・山・川・湖など)で、フィールドに応じたアウトドアの楽しみ方、その人のライフスタイルに合ったアウトドアの楽しみ方を考える人が増え、その結果少しでも多くの人が、日常生活とアウトドアとの心地よいバランス(自然と都会、仕事と遊び‥など)や、自分達のライフスタイルに充足感を持ちながら、家族や友人など大切な人達と、心豊かに人生を送ることができている状態。

【アウトドアでの感動が地域社会や環境への意識の高まりに】

日本の少しでも多くの人達が、アウトドアアクティビティを通じて得られる心の豊かさや感動を体験し、その感動がきっかけになり、自然環境への意識や、持続可能な地域社会への意識へと繋がり、地域社会と環境、人の暮らしのよりよい関係ができている状態。

この2つのビジョンの中にある、アウトドア(自然環境)と人々の生活、地域社会への意識は、始めは単純に"アウトドア遊びって楽しい"という意識だけだったものが、少しずつフィールドの自然環境や地元の方の生活などに意識が広がっていくイメージをしています。

例えば僕の場合は、
アウトドアフィールドでの感動体験があり、
②アウトドアをライフスタイルに組み込むこと(子どもや家族とアウトドアを楽しむなど)を考えるようになり、
地域の身近なアウトドアフィールドに目を向けるようになり、
地域社会と自然環境の意識が高まった。
という流れで、意識が少しずつ広がってきている感覚があります(③④は特に最近強く意識するようになりました)。

この順番は人によって違うのだと思います。①と②は逆の可能性もありますし、③や④がきっかけで自然に触れていたら、①のように感動を体験してアウトドアアクティビティに目覚めた、という方もいらっしゃるかと思います。


ビジョンを達成するためにできること、方向性

では、次に上に書いたビジョンを達成するために、どんなことが必要か、現時点で自分がこうだと思うことを書いてみたいと思います。

ここはあくまで、目的を達成するための手段で、常によりよい方法にアップデートすることが必要と思うので、現時点では簡単に書くだけに留めます。

まずは、1つ目のビジョン【暮らしとアウトドアの心地よいバランスを】から。

1.身近に楽しめる環境を作る

「日本各地で、それぞれの地元にある自然環境(海・山・川・湖など)で、フィールドに応じたアウトドアの楽しみ方」

このビジョン達成のための方法としては、
⇒各地域にあるような住まいから近い身近な自然環境で、アウトドア遊びが身近にできる環境を見つける、作る。

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2.自分のスキルと感性を磨く

「その人のライフスタイルに合ったアウトドアの楽しみ方を考える人が増え」

このビジョン達成のための方法としては、
⇒アウトドアで楽しむために必要な知識(環境・安全・楽しい・気軽)を身につける。
⇒生活の中で、無理なくアウトドアや自然を感じることができる方法はないか、考えてみる。など。

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3.日々の生活に組み込む

「日常生活とアウトドアとの心地よいバランス(自然と都会、仕事と遊び‥など)や、自分達のライフスタイルに充足感を持ちながら、」

このビジョン達成のための方法としては、
⇒休日の短い時間でも、気軽に楽しめるアウトドアのスタイルを考える。子ども連れでも楽しめる方法を探す。であったり、
⇒仕事や暮らしの中でも、アウトドアのエッセンスを取り入れる有効性を考える、働き方や暮らし方を見直してみるのも良いかも。

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4.目的を見失わない

「家族や友人など大切な人達と、心豊かに人生を送ることができている状態。」

このビジョン達成のために大事なことは、
⇒何のためにアウトドアを行うのか、目的を忘れない。
⇒誰かと豊かな人生を送るためや、日々の生活への活力を得るために、自然にエネルギーをもらったり、アウトドア活動を楽しむ、というスタンスで、それに見合った遊び方やフィールド選び、ギア選びをする。

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ここからは2つ目のビジョン、【アウトドアでの感動が地域社会や環境への意識の高まりに】についてです。

5.知らない景色を見て、新しい体験を

「アウトドアアクティビティを通じて得られる心の豊かさや感動を体験し、その感動がきっかけになり、」

このビジョン達成のために考えていることは、
⇒1つ目のビジョンの中では「身近な自然で楽しめるようにしたい」と書いてはいるけど、アウトドアの虜になる一番のきっかけは"圧倒的な絶景を見る"ことだったり、"素晴らしいフィールドでの遊んだ体験"であるのも事実。

安全に自然の美味しい所を見せてくれるアウトフィッターなど、感動へ案内してくれるガイド的な人の存在は重要。今までやったことが無いアウトドアツアーにも参加してみるのも良いと思う。

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6.いつまでも続けれる遊び方を

「自然環境への意識や、持続可能な地域社会への意識へと繋がり、持続可能な地域社会と自然環境保全との、よりよい関係ができている状態」

このビジョン達成のために考えていることは、
⇒アウトドアするのは、自分が楽しむためではあるけど、それによって地元の人や環境に迷惑や負担が掛かっている状態では、持続的に楽しむことはできない。

それぞれが感じているアウトドアの楽しさから、日本の自然をいつまでも残していきたいと自然と思えるようになることがベストだけど、自分以外の人にうまく伝える方法を考えていくことも大事だなと感じています。

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今回は、日本でアウトドアしながら楽しく暮らすために、近い将来こうなってたら楽しいんじゃないかなという僕の想いと、そのために何ができるかを書いてみました。

まずは、自分が住む地域のアウトドアフィールドでたくさん遊び、自分達も楽しみながら、その地域と自然環境のことを知ることから始めたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

(写真:Yuya Nojiri)

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