見出し画像

東京へ行きたい(帰りたい)

無性に東京へ行きたくなる(帰りたくなる)ときがあります。

紀ノ国屋や成城石井へ行きたいです。
たとえ何も買わなくても、
紀ノ国屋や成城石井の、ピカピカの床の感触を踏みしめるだけでも、
幸せな気分になれました。
珍しい外国のお菓子や、他のスーパーとは一味違う惣菜の数々に、
「世界って、広いんだな~」と感慨深い気持ちになり、
嬉しくて、くるくる踊りたくなったものです。

特に紀ノ国屋は、
お客さんの年齢層が高いせいか、
ゆっくりと歩かれるお客さんが多くて、
商品をゆったりと、思う存分眺めることができました。

見切り品のかごを覗くのも、とても好きでした。
いつか、シェディングのない世の中になったら、
また東京へ行きたい(帰りたい)です。


マイ・東京・ソングス


家族の風景/ハナレグミ

この曲を聴くと、なぜか三軒茶屋の西友あたりの
夕暮れの風景を思い出します。
家族連れの人たちがたくさんいて、そういう風景を眺めるのが好きでした。


ポロメリア/Cocco
この曲を聴くと、国立代々木競技場の隣の、
ファイヤー通り沿いの景色が、なぜか目に浮かびます。


タイムマシーン/Chara
イントロの時点で、もう泣きたくなりますが、
歌詞に耳を澄ますと、さらに切なくなります。

「時代はもどらないよね
タイムマシーンはこない
――そんな歌をうたってた」

せめて心の中だけでも、東京の記憶を永遠に残しておきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?