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【依頼者のご感想】~何度お電話で「精神的に救われています」とお伝えしたでしょうか

依頼者からご感想をいただきました。

この事件は、交通事故で、依頼者の娘(高校生)が、朝、自転車で登校中、自動車にはねられて頭部打撲、一時的に意識不明となり、救急搬送され入院したという事案でした。
入院はしていましたが、事故後の現場でのやりとりから、警察では「物損事故」扱いとして処理されていました。

依頼者(被害者の母)は、事故後3日にして、威圧的と感じられる保険会社の担当者とのコミュニケーションがうまく取れず、強い負担感と疲労感を感じていた中、相談に来られました。

この時点で、いくつか課題がありました。

① 治療費の支払方法について、保険会社担当者からは、「この病院への直接払いはできない」「健康保険を使ってくれ」と言われているが、本当にそうか。
② 警察の事故処理の関係で、物損事故から人身事故への切替をするかどうか。
③ 後遺障害のリスクにどう対応するか。

これらの課題その他に一つずつ対応しつつ、治療の終了時期も慎重に検討しました。

後遺障害については、退院後は意識障害もなく、ほぼ通常どおりの生活ができていましたが、脳挫傷は画像として写っており、私の経験の中で、別の案件で、事故後7年後に、交通事故に起因する症候性てんかんを発症したというケース(後遺障害等級9級認定)がありましたので、いつ事故に起因する後遺障害が発生するかわからないという懸念がありました。

そのことを保険会社と共有しながら調整した結果、免責証書(示談書)の中では、特段期限を設けることなく、後遺障害発症の場合は別途協議する旨の特約を入れてもらうことに成功しました。

最初は不安でいっぱいだったと思いますが、後遺障害発生に至らずに経過する中、今後万一後遺障害が発生した場合の保険会社との調整について期限を設けずに合意できたことで、依頼者に喜んでいただけました。

(50代・女性)
田口先生、私は何度お電話で「精神的に救われています」とお伝えしたでしょうか?
数えきれませんよね。
令和3年12月、娘が交通事故に遭い、相手方の保険会社とのやり取りで悩んでいました。
その時、田口先生を紹介していただきました。
すぐに事故の経緯をお聞きくださいました。
そして相手方との交渉が少しでもこちら側が有利になるように進めてくださいました。
無事に、こちら側の納得できた形で示談書を取り交わしてくださり、本当に本当に感謝しております。
ありがとうございました。
また自分の力で解決できないことがあった時、お力添えいただけたら幸いです。

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