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依頼者のご感想~①希望額満額の実現、②調和的解決

今週は、依頼者のご感想を二つ受け取りました。

一つ目。

19年間美容室を営んできた経営者からの相談。

大家(高齢となった地主が不動産業者に土地建物を売却したため、不動産業者が大家となる)から、建物の老朽化、建替えを理由として、立退を求められたが、その際、立退料の提示は一切なし。

大家を訪ねると、移転後の内装外装はこちらでやるとの話はされたものの、具体的な金額提示はなく、内装外装を他人に任せるわけにもいかず、現実的な方向性が見えなかったため、この段階で相談・依頼を受けました。

依頼者と相談のうえ、納得いく立退料が支払われれば立退きには応じるとの方針で交渉を開始しました。

依頼者のもともとの希望額は500万でしたが、交渉を始めてみると、わずか2通の通知を送っただけで、650万円の獲得に成功し、スピード解決に至りました。

大家側とは全くトラブルなく進み、その後の支払・明渡しの完了まで極めて円滑に進みました。

当初の大家の動き方からすれば、立退料支払については消極姿勢と感じられましたが、通知の内容を吟味して作成したことにより、2通の通知だけで大家の態度を大きく動かすことができ、双方納得の結論に至ることができたという意味で、大変よい解決となったと思います。

【60代・男性】(令和4年6月4日)
美容室の立ち退き、移転交渉について依頼しました。
最初は自分で交渉を始めましたが、なにぶん素人なもので不安を感じて弁護士さんにお任せしようと決め、田口先生に依頼しました。
相手先との交渉もスムーズに進み、希望額が満額で解決する事ができました。
とても信頼出来る弁護士さんです。感謝しております。
今後もなにかあったら相談しようと思います。
ありがとうございました。


2つ目。


高校に通う子どもを持つご両親からの相談でした。

ご両親としては、お子様をめぐる学校とのやりとりの中で、不可解、理不尽と感じられることがあり、相談にこられました。

事情を伺ってみると、私にとっては、互いに相手の意図を適切に受け取れていないことから、互いの意図とは全く異なる方向に事態が進んでしまい、収拾がつかなくなっている状況のように思えました。

相談者が「どうしてこうなっているのかわからない」とおっしゃっていたのが印象的でした。

その後、私も学校に行って、依頼者と先生達との話合いに同席することとなりましたが、私の思ったとおり、学校側でも意図を曲解しているところがありました。互いの誤解を解きほぐしていく中で、当初のそれぞれの意図や、それぞれどのような誤解をしていたかが明らかになり、学校側の現在の認識も示され、依頼者として納得できる話を聞くことまでできました。

私の役目は、両者の関係を紡ぎ直すことだと思い、実際、そのような働きができたかと思います。

法律問題ではありませんでしたが、トラブル解決の一事例として、私にとっても新しい経験となりました。

学校に向かう途中で、相談者(父)は私が学んでいる宇城憲治先生のことをご存知であることがわかり、学校の行き帰りの中では武道の話で盛り上がりました。

これもご縁だと思いました。

【40代・男性・女性】(令和4年6月2日)
事前に連絡等をせずに飛び込みでご相談に伺ったのに、当日からとても丁寧にご対応いただき、大変感謝しております。
また、今回は相手と争いたいわけではなく意見の調整をしていただきたかったので、円満解決を基本理念とされている田口先生にお願いして本当に良かったです。相手との話し合いに同行して下さった時も、行きの電車の中でご趣味の武道の話を交えながら、「ぶつかる事より調和する事の大切さ」をお話し下さり、穏やかな気持ちで臨むことができました。
当事者だけでは更にこじれていたと思いますので、早急に動いていただけた事、とてもありがたかったです。
動いていただけた事、とてもありがたかったです。


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