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ボンダイ通り魔を制止したヒーローに永住権授与

1週間前のシドニーのショッピングセンターでの通り魔殺人、統合失調症の40歳の男が女性5人、男性1人を殺し、最終的に女性警官によって犯人も銃殺された事件。日本のYahoo!ニュースでもトップに上がっていたとか。

亡くなった男性は警備員で、この日がショッピングセンターで働く初日だったそうです。

38歳のお母さんは生後9ヶ月の赤ちゃんの前で刺されて亡くなり、赤ちゃんも刺されて重症でしたが、今は容態が安定しているそうです。

犯人は統合失調症で、マッチングアプリで複数の女性と出会ったものの、女性関係は思い通りにいかず、統合失調症が発症した際に女性をターゲットにして反抗に至ったのではないかと言われています。

マッチングアプリで出会い、実際に犯人とデートをした女性や、数ヶ月交際した女性は、犯人は「優しい人だった」といって、みな一様に驚いています。

この事件で、勇敢に自分の命を危険に晒してまで戦った人たちはオーストラリアの英雄として讃えられています。

興味深いのは、エスカレーターの上から犯人に向かってパイロンを構えて静止しようとしたフランス人男性。犯人と戦おうとする防犯カメラの映像が連日ニュースで流れ、「自分の命をかえりみず、オーストラリア市民を守ってくれた」とアルバニーズ首相に賞賛され、「希望であれば、永住権を与えます。今後、好きなだけこの国にいてください」と言って、事件の2、3日後に特別に永住権が与えられました。


亡くなった警備員さんとは別に、犯人を止めようとして腹部を刺された警備員さん、今は病院で治療を受けていますが、この方にも同じ理由で永住権が授与されました。

オーストラリアのこう言うハートフルで、仲間に対して熱いところ大好きです。

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