脱サラ農家の泣きたいほど凡人日記

約24年勤めた外資系製薬会社を退職し、夢であったオーガニック農家を目指しております。種…

脱サラ農家の泣きたいほど凡人日記

約24年勤めた外資系製薬会社を退職し、夢であったオーガニック農家を目指しております。種から拘った野菜やハーブを通じて、植物の持つ美しさや癒しを皆さまにお届けすることを目指しております。「脱サラ農家の泣きたいほど凡人日記」として日々の奮闘をお伝えさせていただきます。

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脱サラ農家の泣きたいほど凡人日記

【2024年1月11日(木)新月】 2024年、 ここ数年の夢であった、 農家になることを決意した。 決意したものの、 24年近くサラリーマンしかしたことのない私にとって、 とてつもない不安があるのも事実だ。 今の生活や将来のこと。 夢に向かって決断したものの、 この不安、、、 本当に自分は、 泣きたいほど凡人だと感じる、、、 でも同時に、 夢に向かって進む喜びや、 幸福感もすごく感じる。 これから農家として、 自分自身が食べたいと思う野菜、 そして、 皆さまに喜んで

    • 農便利グッズ ポンポンカッター

      【2024年5月4日(土)】 ビニールマルチを活用した お野菜の栽培。 自然に寄り添ったオーガニック お野菜をつくりたい私。 なるべく人工的につくられた 資材は使用しないようにしている。 しかし、そのメリットから お世話になることも多いマルチ。 ビニールマルチのメリットは、 地温の確保、除草、保湿、 泥はねの防止など、 大変便利な資材。 ビニールマルチは、 最初は穴があいていないので、 植え付けのときには 穴をあけて活用する。 最初から用途に応じた穴が あいたマル

      • インゲン豆の種まき

        【2024年5月3日(金)】 今日はインゲン豆の種まき。 もう少し早く種まきしたかったが、 土つくりの関係で今に、、、 今回は、 ツルが伸びるタイプの種まき。 ツルが伸びずに、 枝なりみたいな品種もある。 むらさき菜豆 福岡県で古くから作られている インゲン豆。 別名、やらず豆。 美味しすぎて他人にやりたくない (あげたくない)から、 やらず豆だそう。 少し紫色が入る、 平たいインゲン豆。 やわらかくて、風味豊かで、 とても美味しい! マンズナルインゲン 岩手県のイン

        • 赤シソの魅力

          【2024年5月2日(木)】 梅干しによく使われる赤シソ。 お得意様からオススメいただくまで、 あまり意識がなかった。 昨年、お得意様に紹介いただき、 はまってしまったのが、 赤シソジュース。 赤シソシロップを炭酸水などで 割っていただく。 爽やかな香りに、 夏の暑さに染み渡るような 美味しさと甘み。 普段ジュースはあまり飲まないが、 赤シソジュースは別格! 常に常備しておきたい! その魅力は栄養素にもある。 βカロテン、ビタミンB・K、 カリウム、鉄、マグネシウ

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          夏にアブラナ科野菜を食べたい

          【2024年5月1日(水) 下弦】 夏野菜の種まきや苗の定植。 トマト、ピーマン、ナス、 キュウリ、オクラなど、 楽しみな夏野菜。 毎年、夏になると、 美味しく夏野菜をいただく中で、 アブラナ科野菜が恋しくなる。 コマツナなどの葉物、 キャベツ、ブロッコリーに、 カリフローレ(スティックカリフラワー) などなど。 暑さが得意でないお野菜が多い。 毎年、6月くらいまでは、 アブラナ科野菜をお届けできている。 その後、7〜9月くらいになると お届けできていない。 今年は

          夏にアブラナ科野菜を食べたい

          神戸六甲山の木々たち セコイア

          【2024年4月30日(火) 】 神戸の住まい近くにある六甲山。 自然豊かな木々たちについて、 あまり詳しく知ることがなかった。 今回、森に詳しい方の 神戸市立森林植物園ツアーに 参加させていただいた。 お野菜つくりの農はもちろん、 自然の木々や野草にも たいへん興味がある私。 とても楽しみにしていたツアー。 ツアーガイドの方は 全国の森林に行っている。 その中でも、 六甲山の森林は全国的にも 貴重な木々があるとのこと。 近くなのに知らなかった、 魅力的な六甲山の

          神戸六甲山の木々たち セコイア

          お米の育苗 緑化

          【2024年4月29日(月) 】 ササシグレの籾種をまいて数日。 かわいい芽たちが出てきた! うれしい瞬間! 出芽までの管理は、 いろいろ調べてみたところ、 種まきをしてから出芽まで、 25〜30℃の暗室で2、3日 置いておくという記載が多い。 今回は、 購入した有機培土メーカーさん が推奨されている低温管理にて 実施してみた。 15〜25℃で管理すると 病原菌を抑えられるとのこと。 出芽した後は、 徐々に日にあてていく(緑化)。 暗いところで管理していて、 い

          イタリアンパセリの魅力

          【2024年4月28日(日) 】 今の季節、葉が柔らかくて オススメなイタリアンパセリ。 皆さまに、すごく喜んで いただくこともあれば、 なかなか旅立たないこともある。 そんなイタリアンパセリ、 たくさんの魅力を持っている。 まずは栄養素。 ビタミンA、B、C、 鉄、カルシウムを多く含む。 消化促進、血行促進などの 作用があるといわれている。 そして、 お料理にとても重宝する。 そのままお野菜として。 刻んで、アクセントに。 お肉の臭み消しに。 風味豊かなオイル

          土つくりを森の土から学ぶ

          【2024年4月27日(土) 】 神戸市立森林植物園での 森をめぐるアクティビティに参加。 神戸の木々について、 いろんなことを学ぶことができた。 時折、小雨が降るも、 水を求める木々たちには恵みの雨。 趣き深い、 新緑を楽しむことができた。 アクティビティにて、 森をご案内いただいた方によると、 神戸の山々は花崗岩で 形成されていることが多いそう。 その花崗岩が、真砂土を産む。 真砂土は植物にとって、 まだ栄養素の少ない土。 学校の運動場の土が真砂土だそう。

          土つくりを森の土から学ぶ

          太陽熱養生処理にチャレンジ

          【2024年4月26日(金) 】 BLOF理論で学んだ、 太陽熱養生処理。 短期間で土をフカフカに。 是非ともチャレンジしたかった工程。 太陽熱養生処理は、 まず、土に堆肥や肥料を入れ、 さらに有用微生物 (納豆菌や酵母菌など) を入れておく。 その後、畝をつくり、 透明のマルチで密閉する。 耕運機にマルチをはる アタッチメントをつければ、 あっという間に、美しく、 マルチをはってくれる (マルチャー)。 しかし、 農業を始めたばかりの私には、 マルチャーは高嶺

          太陽熱養生処理にチャレンジ

          ニンニクの芽の収穫

          【2024年4月25日(木) 】 ニンニクの収穫まで、あと少し。 その前に、お楽しみ! ニンニクの芽の収穫! ニンニクの芽は、 花をつけるための茎なのだそう。 つけっぱなしにすると、 ニンニクの栄養をとってしまう ので収穫しておく。 2度美味しいニンニク! ニンニクの芽は栄養たっぷり! 食物繊維、βカロテンに、 ビタミンB、C、 ミネラルがたっぷり! オススメのレシピは、 お肉との炒め物! 風味があって美味しい! さっと茹でて、 醤油和えやナムルも最高! 旬

          フルーツお野菜に憧れる

          【2024年4月24日(水) 満月 】 とても甘くなるフルーツの ようなお野菜つくりに 成功した記憶がない。 スイカやメロンなど。 今年こそは! 成功させたい! 今年の挑戦は、 スーパースイートなメロン。 キューピットメロンという品種。 糖度は20度も狙える、 スーパースイート! ちなみに、 これまでの失敗は、 スイカ 大玉と小玉スイカをつくる ことはできたが、 ちょうど食べごろを 何者かに食害され (おそらくカラス)、、、 メロン 苗つくりをし、 植えつけるも

          お米つくり 播種

          【2024年4月23日(火) 】 いよいよお米の種まきに挑戦! 種まきのために、 種もみを準備しておいた。 種もみの処理は、 温湯処理(60℃のお湯に10分)し、 その後、お水につけて(浸種)、 芽出し(催芽)をしておいた。 その後、 まきやすいように陰干し。 育苗箱に培土を入れる。 有機対応の培土を準備。 培土の上に、パラパラと 種もみをまいていく。 まく種もみの量は、 いろいろとあるよう。 今回は、量を少し変えながら チャレンジ。 来年につながるように、

          オクラの種まき

          【2024年4月22日(月) 】 暖かい気温と日照が好きなオクラ。 まだ畑の朝晩の気温が低いので、 育苗ポットを活用し、 種まきをして育苗していく。 オクラは、初期の生育で、 葉を大きく厚くしてあげる。 そのために、 土つくりが大切。 フカフカの土にしてあげて、 しっかり根を張らせてあげる。 健全な育成に向けて、 カルシウム、マグネシウム、 カリウムも不足なく補ってあげる。 今年は、 丸オクラに、 定番の五角オクラを種まき。 丸オクラの方が、 少し大きくなっても

          土壌検定医試験

          【2024年4月21日(日) 】 熊本県山都町で開催される、 有機の学校 ORGANIC SMILE でのBLOF理論の学び。 BLOF理論に加えて、 土壌検定医試験の学びもできる コースを選択できる。 土壌検定医とは、 以下、日本土壌協会主催 土壌検定医試験公式サイト より、抜粋。 有機農業において、 その根幹となる 「土つくり」。 その専門家を目指すうえで、 是非とも学びたい内容。 これから1年、 BLOF理論に加えて、 土壌検定の経験豊富な講師より、 座学やそ

          有機農業の盛んな山都町

          【2024年4月20日(土)】 BLOF理論を学ぶために、 今年お世話になる、 有機の学校 ORGANIC SMILE。 熊本県の山都町(やまとちょう)にある。 有機JAS認証事業者数は全国最多! 昔から、有機農業が盛んな町。 そんな由緒あるところで、 学べることがとてもうれしい! 有機農業とは、 化学肥料や化学合成農薬、 遺伝子組み換え技術を使用せず、 土が本来持つ力を生かし、 生き物と共生しつつ、 自然との調和を大切にしながら行う、 環境にやさしい農法。 有機JA