★仏像展★MIHO MUSEUM『秋季特別展「金峯山の遺宝と神仏」』
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2023/10/28 メディア情報追加
https://www.iga-younet.co.jp/2023/10/24/81555/2023/10/18 初版
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MIHO MUSEUM
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▼仏像感想
▽第一章 役行者伝説と金峯山信仰の始まり
→山梨 #円楽寺 「役行者母公坐像」
保存状態は悪く、顔の表情は残っていないが、力強さを感じる不思議な仏像。役行者は嵌められて関東に流されるのだが見つからない。母親をとらえた!!息子の無事を願う母の姿に見えた。
→山梨 #円楽寺 「役行者半跏像/前鬼・後鬼坐像」
いや~面白い!!全国津々浦々にある役行者像の古像なんだそうな。役行者の足は両足を踏み下げている形がほとんどだが、片方だげ踏み下げる半跏像なのが面白い。(と言いつつ同月のとある東北の仏像展で見たんでけど。。)
役行者半跏像内には1309年を指す修理銘があることから、平安末期から鎌倉初期にさかのぼる像と考えられている。木材はサクラで出来ており、半跏の姿は珍しい。そして、顔が小さすぎる・・。
脇侍の二鬼(前鬼、後鬼)もサクラの一木造。目やえらが飛び出て、独特のドレッドヘアー風味の髪で、足を開いて座る姿が面白い。
役行者は奈良・葛城あたりに居た認識だが、富士山で修行をした
この仏像は11世紀までのもので金峯山にもない最古のもの
富士山2合目の行者堂に安置されたとされる
→山梨 #円楽寺 「童子立像」
→奈良 #櫻本坊 「役行者母公倚像」
▽第二章 山上本堂の解体修理に伴う発掘調査と遺物
1983年から1986年に行われた大峯山寺山上本堂解体修理時の発掘調査で明らかになった宝物の展示だった。
▽第三章 蔵王権現
金峯山信仰の象徴で、日本独自の「蔵王権現」大集合であった。
→滋賀 #石山寺 「金剛蔵王立像心木@重文」
たぶん本堂の特別拝観で見仏した記憶がありますね。
私のNOTEは次の通り。
2016年の本尊御開帳時に見仏していますね。
→東京 #五社神社 「蔵王権現立像」
10世紀まで遡り日本最古のものとされる。木造で両腕はなく、一瞬、地方仏師が造った明王かと思わせるが、足の形が蔵王権現である。しかし、なぜ東京の神社にあるのかは不明だ。。
→奈良 #奈良国立博物館 「蔵王権現立像」
→奈良 #大峯山寺 「蔵王権現立像@重文」
26対発掘され、様々なスタイルがあり、初期型なのがわかる。ここから様式・形式が出来上がったのだろうと推測する。
→ #佐野美術館 「蔵王権現立像」
▽第四章 道長の金峯山参詣と金峯山経塚の遺宝
金峯山経塚から発掘されたもので、藤原道長所縁の宝物など、仏像好き以外も惹きつけるものが多かった。
→奈良 #大峯山寺 「蔵王権現像@重文」×2
▽第五章 新出の金峯山経塚の遺宝
→蔵王権現立像
→男神坐像
→女神坐像
→阿弥陀如来立像
→優填王像
▽第六章 金峯山・修験道世界の完成
鎌倉以降の完成された修験道の宝物に続く。
→奈良 #如意輪寺 「蔵王権現立像@重文」
蔵王権現と言えばこれですね。私のNOTEは次の通りで、仏像の写真は吉野の公式サイトをどうぞ。
→奈良 #櫻本坊 「勝手明神像」
これは初見仏かと思います。残念ながら焼失した勝手神社の神像が桜本坊に残っていたようですね。
私のNOTEは次の通り。
→奈良 #奈良国立博物館 「役行者倚像」慶俊作
ベーシックな役行者ですね。
→京都 #聖護院 「役行者前後鬼・八大童子像」
初見ですね。修験道総本山!皇族が好んだ熊野詣での先導を務めた寺で、山伏の資格を与える寺。桜と仏像のイメージで、こういう宝物を持っているのはさすがですね。運慶作の八大童子の仏像の参考にしているのかなとも思ったり。
私のNOTEは次の通り。
→奈良 #天ケ瀬八坂神社 「不動明王立像」
→京都 #京都市 「不動明王立像@重文」
▼過去の関係・類似展 なし
▼旅行記 後日
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