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着替え地蔵「伝香寺/率川神社/漢国神社/月日神社」お菓子の神様!大神氏の地【やすらぎの道シリーズ】【奈良まちシリーズ】

奈良まち西側の「やすらぎの道」周辺に毎年2日公開「着せ替え地蔵菩薩」や「お菓子の神様」や「大神神社の境外摂社」など見逃せない地域ですね。あと山幸海幸の兄弟が・・3兄弟だったのか・・。

このNOTEは「奈良まち」で集めた過去NOTEを分霊しました!?

料理やお菓子の神様は次でまとめています。

変更履歴
2023/07/18 初版


▼HP、▼アクセス、▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽伝香寺:奈良市小川町24

 伝香寺は天平宝亀年間に鑑真和上の弟子、思託律師によって開かれたといわれている。1585年、筒井順慶の菩提を弔うため順慶の母が再興。以後、筒井家の菩提寺となる。
 仏像好きには「裸のお地蔵さん」として知られる秘仏・地蔵菩薩立像を安置しており、衣の着せ替えは何よりの供えとして妙法尼が母の菩提を弔うために1228年に造立。
 この地蔵菩薩は年に2回ほどしか開帳しないので、なかなか難易度が高いところでもある。ただ、場所からゆっくり見られるのが良い。

 しかし、ホームページが寺より幼稚園を前面に出しているのも面白い(笑)。京都では長期的な安定経営をすべく、境内にマンションを作るところが出ているが、幼稚園などの方が合っているような気がする。少子化だけど・・。

→社殿、椿

 椿は奈良三名椿の一つで、花びらが一枚づつ散ってゆくところから散り椿と呼ばれている。

 奈良三名椿は東大寺開山堂、白毫寺の五色椿とここで3月下旬が見頃としている。って、その時期は閉めている認識で、平日は幼稚園だし入れないかと。どうしても見たい人は、ここに引っ越しして幼稚園に入れたら見られる??

→順慶堂


→本堂@重文

 椿を見終わると本堂ですね。後ほど写真を載せますが、幼稚園ですね!?

 本堂@重要文化財には釈迦如来坐像が安置されているのだが、ここは豊臣秀吉ゆかりの京都・方広寺の釈迦如来大仏のミニチュア版である。

→秘仏「裸のお地蔵さん」

 「裸のお地蔵さん」と言えば、新薬師寺の「おたま地蔵」ですね。注目はアソコですね。

 さて「裸のお地蔵さん」を見仏です。

 失礼。収蔵庫に安置されています。その前にはミカン?を持った石仏の地蔵菩薩がいます。

 人が少なくなったので収蔵庫へ行きます!

 では見仏です!思ったより小さいですね。京都・広隆寺の聖徳太子像と同じサイズをイメージしていたので。

 脇侍に「聖徳太子2才像」と「弘法大師坐像」です。そしてさらにその両端には「筒井順慶持念仏」が厨子開帳されていた。

 

 毎年7月23日16:00に着せ替え行事がおこなわれる。最後に、京都では広隆寺で同じ行事があるのだが、広隆寺が凄いのは天皇から衣装が送られるところが凄い。

 さて、2023年は「春日地蔵菩薩立像」の「胎内納入品」も特別公開された。こちらも重要文化財なのですが、広隆寺の胎内もありますよね。国宝ですよね。

 胎内仏などのどこに何が入っていたかは右下に記録されていた!

→境内

▽率川神社:奈良市本子守町18

 大神神社の境外摂社である。伝香寺を北上すると歩いて3分ぐらいで着く。詳細は大神神社参照で。

▽浄教寺

 三条通に面する浄教寺は、1603年、徳川家康によって寺地を与えられ、大和郡山から現在の地に移転してきました。1888年、東洋美術史家のアーネスト・F・フェノロサは、500名におよぶ聴衆の前で奈良における宗教、美術、文化の重要性とその保護を訴える。その際、講演会場として使われたのが、浄教寺の本堂だったとか。

 本堂の手前に大きなソテツが植えられている。

 本堂ではお経が長々と読まれていた。法要だったようです。

漢国神社・林神社:奈良市漢國町二番地

  • 「かんごうじんじゃ」と読む

  • 593年、勅命により「大神君白堤(オオミワノキミシラツツミ)」が、大神神社祭神・大物主命祀る

  • 717年、藤原不比等が大己貴命と少彦名命を合祀

  • 古くは春日率川坂岡社と称す

  • 本殿は三間社流造・桧皮葺で桃山時代の建造物

  • 境内には、室町時代のはじめに中国から渡来し、わが国に初めて饅頭を伝えた、林浄因(りんじょういん)を祀る「林神社」がある

→鳥居

ああ~源九郎稲荷があるが、最後に参ります。

→拝殿、本殿

→摂社・末社

 祭神は不明ですね。本殿左です。

→八王子神社

 八王子神社には八王子神が祀られている。つまりのところスサノオとアマテラスの誓約で生まれた神々ですね。

→葵神社

 てっきり下鴨神社、上賀茂神社、籠神社あたりとか妄想していましたが、祭神は「東照大権現」のようです。場所は本殿裏です。

→饅頭塚&林神社

 本殿右になります。

  • 林神社は唯一の「饅頭の社」で祭神は林浄因命(りんじょういんのみこと)

  • 林浄因命は中国淅江省の人で、詩人・林和靖(りんなせい)の末裔。

  • 1349年に来朝し漢國神社の社頭に住まれ、わが国最初の饅頭を作り好評を博した

  • その後、足利将軍家は宮中に献上するに至る

  • 4月19日、菓業界の繁栄を祈願する「饅頭まつり」が執り行なわる

  • 春の「饅頭まつり」に対して、秋には「節用集まつり」が執り行われる

→徳川家康の鎧

→源九郎稲荷神社

 祭神はウカノミタマで「宇賀御魂神社」とも。隣接する「念佛寺(山の寺)」より1924年に勧請したようだ。

▽月日神社:奈良県奈良市下三条町

 祭神は与止日女神(よどひめ)、旱珠日神(かんずひ)、満珠月神(ま
んずつき)で、神功皇后三韓出兵の折、潮の干満で戦況を有利に導いた三神。与止日女神は淀姫とも言い神功皇后の妹である。

→霊嚴院

 では興福寺に戻りましょう。

▼旅行記、▼セットで行くところ


▼仏像展


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