プロンプトの入門サイトを読んだら、作り方の本質が書いてた話④【回答の対象は明確に】
①~③と続いて④です。
これまでの回を読まれていない方は、ぜひこの機会にご一読ください。
またまた例によって参考にさせて頂いたサイトをご紹介。
(英語に抵抗ない方はこちらを受講された方がはやいです…)
伝えたい対象を見定める
プロンプトに限ったことではありませんが、相手に求める回答内容は、
相手がどのような属性を持っているかに大きく左右されます。
例えば、iphoneの最新機種の販売を促進するための文章を考えると仮定してください。
販売したい対象が学生だった場合、最新機種でインスタやTwitterがサクサク見られる!Youtubeやゲームも快適!と宣伝する方が売れるでしょう。
一方で、スマホのことに熟知した技術者野方なら、CPUがどのように進化して、どのパーツがアップグレードされたかを宣伝する方が売れルと思います。
生成AIでも、それは同じです。例えば以下の回答を見てください。
(雑なプロンプトですみません。)
こちらは至って平凡な販促文章です。
では今回のテーマにしたがって、回答の対象を絞ってみます。
まずは、椅子がほしい消費者に向けての回答を求めてみます。
最初の回答がそもそも消費者に向けての文章っぽくなっていたため、そこまで差分は見られません。
しかしながら、文章が全体的に販売訴求を意識したモノとなっているのはなんとなく分かるかと思われます。
次は椅子の材質や機能を重視した技術者に向けての文章にしてみます。
他2つのものと明確に異なるのは、書き始めて最初の2~3文です。
並べて読んでみると、より対象を意識して文章が作られていることが分かります。
AIにペルソナを設定する重要性は②で説明しましたが、回答の対象にもペルソナを設定することも回答の精度向上につながりそうですね。
⑤へ続く…(⑤がラストです。)
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