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すとぷり推して3年目 私の推し活ポリシーを開示します

すとぷりを応援している私は、
時々「推し方を見失いそうになる」という状況に
陥ります。
子供のころから好きなアイドルやアーティストに
ハマってはいろいろ応援してきたけれど、そんな
気持ちになることは初めてのことです。

今回はそんな私の「推し活」ポリシーについて
綴っていきます。

なぜ「推し方を見失いそうになる」のか。

・SNSの影響

SNSツールの発信の影響はやっぱり大きいです。
X(Twitter)やInstagramでは、日々熱心に
推し事をするリスナーさんの様子がタイムライン
に流れてきます。グッズやCDをたくさん購入した
ということを写真付きで投稿していたり、
かわいいイラストを描いていたり、素敵な言葉を
綴っていたり。

また、様々な記念日を祝う投稿などを見て
いると、お誕生日やグループ結成日、活動を
開始した日、だけでなく、自分が推し始めて
何日、とか〇〇の動画を投稿して何日、など、
本当に細かく丁寧にお祝いの投稿をしている
リスナーさんもいて、とても驚きました。
普段の生活から記念日に全くこだわらない性格
だからか、こうした投稿を見て私は感心するのと
同時に戸惑いの気持ちも芽生えてしまうことが
あります。

実際にメンバーはそうしたリスナーのSNSの
投稿を見ていることを公言し、たくさん投稿して
声を届けてほしいと言っているし、投稿が彼らの
活動の活力となっていたり実績となっている
ことは承知しているので、いろんな投稿があって
いいと思いつつも、目に入るとつい、自分の
ことを省みて焦ったり気分が落ちたりすることも
ありますよね。

さらに、自分もそうした複雑な思いに陥るという
ことは、自分の投稿も他の誰かの気持ちを落ち
込ませているのではないか?という思考に陥って
しまい、もうなにも発信できなくなる・・という
思いに至ることもあります。

・供給量

動画投稿、生配信、CDやグッズの発売、そして
ゲームやアニメ映画にテレビ番組・・・リスナー
を楽しませるために、飽きさせないように次々と
供給されるコンテンツに、ついてくのが
精いっぱい、いや、厳密にはおいていかれて
いるかも、という状態になることがあります。

特に自分になじみのないゲームやアニメの
コンテンツは分からないことが多く、興味の
スイッチが上手く入らず盛り上げたくても他の
ものに比べて熱量が落ちてしまったりして、
良くないなあと反省する気持ちがこみ上げて
「スキなのに残るのは罪悪感」というバランスの
悪い気持ちに苦しめられます。

また、リリースイベントに参加するために
100枚CDを買う、とか、推しのグッズが
欲しいからランダムのグッズを大量に買う、
とか、もちろんそれが彼らの活動を支えるものに
なっているし、個人がどう消費しようと自由で
あることは理解しつつも、モノがあふれて処理
しきれない状態になったりすると環境によろしく
ないなと考えてしまったりして、推しへの思いを
何かの犠牲の上で形にすることへためらいも
あります。

・推し活を取り巻く世の中の風潮

今や、推し活の経済規模は年間4,000億円を
超えるともいわれています。当然企業やマスコミ
などもこのあたりに目を付けないわけがなく、
推し活にかかわる人、お金を取り込もうと様々な
事業を展開していきます。

2024年4月に、渋谷駅前の「SHIBUYA
TSUTAYA」がリニューアルオープンを
しました。TSUTAYAと言えばCDやDVDの
レンタルショップというイメージが大きかった
ですが、リニューアル後はアニメや漫画の推し活
をターゲットにした店舗に生まれ変わりました。
まさに、「推し活」に人が集まると踏んでの
事業転換なのでしょう。

そんな世の中の風潮に合わせ、テレビや雑誌など
でも「推し活」が良く取り上げられるように
なります。するとどうしても「私はこのくらい
お金を使っています」とお金の部分がフィー
チャーされがち。
もちろん推しへの愛や、大金をかけてでも得た
時間の尊さ、日々の生活や自分自身にもたらす
効果などにもしっかり触れられてはいます。
でも推しに時間やお金を使いたくなる気持ちと
葛藤して過ごしているせいか「推し活」への
消費を煽られているように感じたり、お金を使う
ためらいや罪悪感を払拭させたいだけなのでは
という企業の思惑がどうしても透けて見えて
しまい、自分の思う「推し」への思いと、世間で
扱われている「推し活」との乖離に少し冷めた
感情が顔をのぞかせることがあります。

私の推し活ポリシーをここに開示します

推し活には「こうでなくちゃ」は無いもので、
「こうあるべき」も無いものだと私は思って
います。
SNSは推しを思う気持ちを共感したり教え
合ったりするものとして活用しつつ、すとぷり
から受け取るたくさんの楽しいものを時間のある
限り楽しんでいきたいです。世にあふれる
「推し活」のなかでもすとぷりを推す自分と
しては一過性のブームではなく長く続いていく
よい文化として残していきたい気持ちもあります。
でも時々心が揺れる自分への戒めの意味も
込めて、自分のポリシーをいかに開示していきます。

・自信をもって言葉で発信します

私はこのnoteを含めて文字で言葉を綴って思いを
発信していくことにもっと自信をもって
こだわっていきたいです。SNSなどではつい
心の声が漏れてしまうこともありますが、
今これを投稿したらどう思われるかということを
改めて考えながら発信します。

これは制約していくことだけではなくて、
あえて思いを自由に思いのままに投稿することも
意味しています。

発信するのは自分の思いや伝えたいこと。
でも他のリスナーさん、すとぷりメンバー本人、
それ以外の人たち全方向を意識して、誰にどう
伝わってもしっかりその意味合いを説明できる
ようでいたいです。

一方で、他のリスナーさんの投稿内容については
基本的に全部ウエルカムで祝福するつもりで
受け入れたいです。もちろん誹謗中傷や誰かを
貶めるような内容はNGですが、例えばライブで
のファンサや握手会など接近イベントの
レポート、放送でコメントや名前を読んで
もらったとかメンバーにいいねをもらったという
ような内容には「すごい!」「おめでとう!」と
一緒に分かち合える空気を作れたらなと思います。

でも、そういう投稿に悲しい気持ちになる人も
いるということも知っているので、私自身が
そうした投稿を発信するときは配慮していきます。
例えばメンバーからの嬉しいリアクションへの
お礼は本人にDMをしたりファンクラブのお手紙
などを使うなどしてなるべく不特定多数には
触れないようにしようかなと思います。それで
本人にはしっかり伝わることがわかりましたので。

・お金を使う時は自分も大切にする

グッズの購入、CDの購入、ライブのチケットの
申し込みなどはいったん一人になって冷静に
なってから数量を決めます。全部は無理。
購入したことによる罪悪感や後悔が、手に入れた
ときの喜びを上回らないラインを保ちたいです。

嬉しい気持ちや好きな気持ちが盛り上がった状態
では判断が鈍ったり自分に甘くなったりしがちな
ので、推しのおすすめの言葉にも揺るがない
気持ちの強さを持ちたいところです。

たとえば6月に発売されるすとぷりの
1stシングル。このCDを買うと握手会に応募する
ことができます。ただ、当選する確率は非常に
低いことに加え、たくさん買っても落選する人は
いますし1枚だけ応募した人でも当選することも
あるという状況です。
なので、落選してしまっても後悔しない金額、
手元のCDが持てあますような量にならない
程度の数はどのくらいかをしっかり見極めて
納得して決めたいと思っています。

もちろん推しに会って直接お話しできたらどんな
に幸せか私も重々わかっています。でもわかって
いるからこそ、心にうしろめたさや苦しい気持ち
を持った状態で会いたくないです。自分のやれる
範囲で応募して心健やかな状態で会いに行きたい
です。

これまでのすとぷりメンバーを見ていても、
握手会などに行けなかった人をないがしろに
したり、逆に握手会に来た人だけを優遇する
ような人たちではないことは明白なので、確かに
落選は残念ですが、また次の機会を期待して応援
を続けていけばいいと思います。

・お金のかからない「推し活」を

同じ「推し活」でもお金をかけずに推しを支える
ことはたくさんあります。
まず、彼らの動画をたくさん見ることは直接
推しを支えることがきます。動画の再生数が
上がれば推しに広告収入が入りますし、注目度の
高い動画として多くの人の目に触れやすく
なります。あとは、放送の切り抜き動画を作成
して投稿することも(もちろんルールは
守って)、推しの魅力を広める方法です。

最近はテレビの冠番組が始まりましたので、
感想をSNSに投稿したり、テレビ局に感想を
送ったりすれば、番組が長く続くなど進展して
いく力になります。
私があるアーティストのことを応援している時、
なかなか取り上げられないそのアーティストに
注目して特集してくれた媒体(雑誌など)の
読者プレゼントに感謝と感想を添えて応募しよう
ということをファンの間で意識して盛り上げたり
したこともありました。

このような「推し活」は彼らの目に直接届くこと
はないかもしれないし、きっとSNSなどで
映えたりするものではないけれど、確実に推しの
活動を支えていく力になるはずです。

最後に

念のためお伝えしますが、これはあくまで私の
ポリシーです。それぞれがそれぞれの推し方で
いいし、私のやり方や考え方と違う人を否定する
つもりは全くありません。

すとぷりのリスナーを見ていると、すとぷりを
大好きだから、その世界を大切に守りたくて
「いいリスナーでいたい」という気持ちが強いが
ゆえに「こうでなくちゃ」という見えない
ルールや固定概念に縛られているようにも
見えて、息苦しくないのかな?と心配になること
があります。

インターネットは自由な世界。既成概念に
とらわれずなんでも楽しんでいこうという
すとぷりを推しているのだから、リスナーも同じ
ようにもっと自由に発信し合って、お金をかける
人もそうでない人も、絵でも写真でも踊りでも
料理でもいろんなやり方で「スキ」を共有して
いけたらいいなと思います。

「推しは推せるときに推せ」などと言いますが、
それによって自分自身の生活が追い込まれる
ようでは本末転倒。自分にとって推しが大切な
ように、推しにとってもリスナーは大切な存在。
リスナーのことも自分のことのように心配して
心を寄せてくれる推したちをできるだけ長く支え
られるように、特に大人の自分としては
ポリシーをもって「推し活」していきたいです。

今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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