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ハノイの休日

Chao!!

ハロン湾五つ星ホテルで二週間もの隔離生活を終えて、今日がハノイでの初めての休日。ベトナム語の先生・ビンさんに会うため、ホアンキエム湖に面するカフェ「Luc Thay Cafe」へと向かった。

私はSun Red Riverというサービスアパートメント(日本人御用達)に住んでおり、「Luc Thay Cafe」までは徒歩で20分とそこそこの距離があったので、配車アプリ「GRAB」を使って移動。

ここで私は誤りを犯した。「GRAB」は配車する際に価格が表示されるのだが、「27,000VND(日本円にして約126円)」と表示があったにも関わらず、なぜか「23,000VND(日本円にして108円)」と思いこみ、降車する際に「気持ち少し多めに」と思い「24,000VND(日本円にして113円)」を支払った。運転手のおじさんは怪訝な顔をしていたが、何も言わず受け取ってくださり、私がそのことに気づいたのは車が去った後だった(おじさん、ごめんなさい!!!)

カフェには表と裏があり、あいにく私が降りたのは裏側だった。ビンさんにそのことを伝えると、裏まで迎えに来てくれた。

ビンさんには隔離生活中毎日ベトナム語レッスンをしてもらったが、対面は今日が初めてだった。一目みたとき、まず最初の印象は「思ったより小柄な方だな」だった(ベトナムは男女ともに平均して日本人より小さい)。次に目がいったのが、彼の左手があるはずの場所。ビンさんには、左手がなかった。

思い返せばレッスンの際に、「障碍者のための卓球クラブをやっている」と話してくれたことがあった。私はその時、ボランティア活動としてやっているのかなと思っていた。その認識は誤っていた。

ビンさんはオンラインの時と変わらず、大変感じが良く、教養のある方だった。英語が堪能な方なので、英語でベトナム語を教えてもらいつつ、初対面ということもあったので、互いのことをよく知るための会話をした。

元々卓球をよくすると聞いていたが、今回改めて話を伺うと、なんとビンさんが所属している障碍者のための卓球クラブというのは、ナショナルリーグにも出るようなプロ集団であった。隔離生活中のオンラインレッスンで、私も(趣味で)卓球をすると話したとき、今度一緒に卓球しましょうとお誘いいただいていたが…レベルが違いすぎる…

ベトナム語のレッスンが終わった後、私はホアンキエム湖の周辺を散歩した。ハノイはバイクが多いからか空気が濁っている印象だったが、ホアンキエム湖周辺はほとんどバイクや車が通ってなく、思いのほか空気が澄んでいた。休日らしい、のどかな光景が広がっていた。

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湖周辺にはアイスクリームやドリンクを売る小売店が点在。

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いま東京ではコロナの感染者数が増えているそうだが、ベトナムでは早期に収束し、今はすっかり日常に戻っている。(空気汚染対策でマスクしている人が数人いる程度で、ほとんどの人がマスクをしていない)。

普段あまり歩いていない分、今日は多めに散歩しよう~!Chao!

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