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外構業者の見分け方

リクエスト投稿です。
以前書いた建築業者の見分け方の後に「外構業者の見分け方があったら教えてほしい」とDMを頂いたので外構業者の探し方から見分け方。
あくまでも私流です。
ご参考になればと思います。

建設業者の見分け方はこちら

上記の業者の見極めはほぼ全部無料です。
どうしても困った人向けに相談チケットがついてるだけですので
困った方は購入して相談してくれたら答えますよ。

外構の困った!そもそも外構ってなに?


間取りはイメージが沸くけど外構のイメージが沸かない。
そんな人も多いですよね?
なので、外構についての説明の簡単な説明をしていきたいと思います。
外構とは 読んで字のごとく 外の構造物 です。
門やアプローチ 物置などが外構と呼びます。

ではエクステリアは?
外の構造物というより外の環境や空間 そういった意味で使われます。
インテリアが内装なら エクステリアは外装 そういった対義語的な意味でつかわれることが多いです。

この記事で初めにお伝えしたいのは、外構を計画するのは間取り作成の前におおまかな予算作成だけはやってほしいということ。

え?そんなこと家の雰囲気が決まってないのにできるわけないじゃん!

そうおもった人もいるかと思いますが、私が言っている作成はラフ案です。せいぜいこの程度で十分かと思います。

欲しい物や置きたいものを書いた程度

え?この程度でいいの?
いいんです。 
シンボルツリーが欲しくて
自転車置き場が欲しくて
車が1台置けたら良くって裏に物置が置きたい
それだけの情報を基に間取りを作るのはプロの仕事だからです。

すくなくとも最初の段階で外構の予算が
駐車場1台分 自転車置き場用の費用 物置の費用 植栽の費用
ライトアップがしたければそれの費用
アプローチの費用 門柱の費用が確実に確保されます。

あとはインスタでもなんでも探してやりたい好みの外構の写真を保存してそれを残せばいいんです。

外構の予算はいくら用意すればいいの?

ちなみによくある外構費用が概算で100万とか200万とかなんの根拠もなく予算を取っている場合がありますが
土地によっては100万200万という金額ではたいした外構はつくれません。
簡素な仕様だったり大幅に予算オーバーするのが関の山です。

建築費の1割から2割の予算をとっておけばいいんでしょ?

1割2割の予算もあてになりません。
だって敷地の広さや形状で金額が変わるから。
高低差があったりすると土留めが必要になります。
広ければ工事をする範囲も広くなるからです。

外構は見積を取るまで金額がわからない。

だから先に外構の見積をつくることをすすめているのです。
総予算から建物の費用を引いてあまった金額で外構を…という考えは今すぐ捨ててください。予算オーバーか外構なしでおわります。
外構は家と違い仕様を落としたり業者を変えても安くはなりません。

それではまずは外構業者の探し方です。ここからは
探し方とどんな方がその探し方があっているのかも含めて書いていきます。

外構業者の探し方!いったいどうやって探せばいいの?

上に書いたように外構でもエクステリアも同じように家の外回りなのに違った意味で使われます。
建築でも〇〇ホーム 〇〇ハウス のような感じで ですね。

まずは 地域名+外構 地域名+エクステリア 地域名+造園 
こんな感じでネットで検索するといいと思います。
ネットで検索するメリットとしては
その会社がSNSなどに事例をあげている場合があるからです。

事例を見て好みの外構業者をピックアップするのが本当にオススメですよ。
ネットで探すのが一番労力や費用をかけずにスキマ時間で外構業者を探すことができる誰でもできる方法だと思います。

ホームセンターのエクステリアはどうなの?

個人的な意見なんですけど、ホームセンターや家電量販店は実物の展示場くらいにしか思ってないです。
理由は 専門知識が無いバイトが担当している可能性が高いからです。

もちろん大きなホームセンターだと専門知識を持った方もいらっしゃるので展示場だとは言い切れないのですが、担当者が居ないとそれってただの展示場でしょ?としか思えません。

でも 展示場だからやめとけ…とはならない場合があります。
何故なら気に入った完成品があるのならそこで買えば商品の品質に差はないからです。
あるのは値段の差だけ。
「欲しい商品がある」「完成品でいい」「駐車スペースは頼まない」なんてケースだとホームセンターで購入するのがいいと思います。

ホームセンターで購入される場合、商品の保証関連は確認しておくことがオススメです。

ハウスメーカーの提携の業者はどうなの?

私の知り合いでハウスメーカーと提携している業者の方は
「よく提携業者はハウスメーカーの利益が乗ってるから割高だからやめとけって言うけどそれは限られた場合だと思う。
アフターサービス 例えば植栽の葉刈りを自分でやったり、自分で頼む人を見つけられる人ならやめたらいいと思う。一番困るのは葉刈りだよ」
と言っていました。
私も同感です。
緑なし!葉刈りなしの外構を計画してたり、葉刈りの業者を自分で手配できる自信のある人は避けたらいいです。

ハウスメーカーの提携業者を選ぶメリットは業者を探す必要がないこと。
でもハズレもあります。
後述してある見分け方も参考にしてみてください。

他にも「引き渡しまでに外構が完成している」「本体工事との調整が楽」などがメリットとして考えられます。
提携ではない他社を選ぶとこれらは自分の手配ですからその調整は自分ですることなるのでそこはご注意を。

ちなみにハウスメーカーの提携業者を選ぶ場合は「セキスイハウス」「住友林業」などのエクステリアにも力を入れている会社がオススメです。

もしもなかなか外構プランが出てこなかったり、デザイン性が皆無だったりする場合もあるかと思います。

その場合は外構に力入れてない可能性が高いので自分で探した方がオススメです。

一括資料請求はどう?

ネットで検索したりすると「一括資料請求がオススメ!」なんてのをみたことないですか?
私個人の意見ですけど全くオススメしません。

それでも、一括資料請求を使いたい場合の業者の選定のポイントはあります。
一括請求がオススメできる人は手っ取り早く誰でもいいから探したい人だけです。
そんな人ならHMの提携業者でいいんじゃないですかね?とハナホジしながら思ってます。

ちなみに異常に値段が安い会社は法規無視してとんでもない塀つくってきたりしますよ。
だから値段だけで選ぶのはやめときましょう。

紹介はどう?友達の家の外構が気に入ったよ!

街や住宅街を歩いていて好みの外構を見た事ないですか?
以前こんな話聞いたことがあります。

過去に施工した家の外構が気に入った人がいました。
気に入った家の施主に「どこがやったんですか!?」と聞いて連絡してきた人がいたそうです。
連絡された外構業者さんはこっちもうれしくなったよ!と言っていました。


ここまでやれ!とは言わないですけどもこんな方法もありますよ。
同じように友達の家の外構が気に入ったり紹介してもらう事もできるかと思います。
ただ、一つ注意して欲しいのは「断りにくい」ということです。

外構といえば土地!不動産屋さんは?

実は土地造成を行う会社でも造園部門があったりします。土地を買う時に不動産屋さんに聞いたら紹介してくれるかもしれません。

土木工事専門の会社でもフェンスなどのエクステリア関連の商品は施工してくれる場合があります。
ホームセンターで売ってる商品などを施工して欲しい場合
こんな方法もあるのです。


絶対に選んじゃいけない業者 提案を見て決めてみよう

外構トラブルの元 これだけは絶対にやめたほうがいい

先に家が建っていたりして隣の家のフェンスがある
わーいラッキー そこはフェンスやめとこー 予算が浮いたー

これ やめたほうがいいですよ。
自分がやられたら腹立つでしょ?

同様に隣の家のフェンスを土留めにして自分の敷地の嵩上げするのは
絶対にやめたほうがいいです。
そんな提案するようなところは候補から外しましょう
その業者とは工事だけの付き合いですが 隣の家とはどちらかが引越しするまで付き合いが続きます。
住んだ後の事も考えてくれない業者はやめておきましょう

相見積もりで見極めてみよう

相見積もりって言っても「このプランを見積してください」じゃなくって
1からの提案を受けて下さい。
A社が提案したプランをそのままで見積作るような業者は絶対にやめましょう。
自社のプランニングに自信がない会社は施工もダメダメな可能性が高いからです。

でもA社のプランは気に入ってるの。お値段があわないのよ…そんなことも
あるかと思います。

それでも他社のプランをそのまま見積するのは最低です。
もし仮にA社のプランを渡す場合でも「全く同じ」で見積つくってくるところは他社の労力を奪っています。
自分だけが損しなからいいじゃない って思ったら大間違い。
そんなことをするところは自社の労力もケチります。

こんな選び方はどうだろう?選び方のポイント

近くの業者を選ぶ


建築地に近い業者がいいですよ。だって建ってからもメンテナンスあるもの。
何かあった時に近くだとすぐに対応してくれる可能性が高いです。

テイストで選ぶ

最初に好みのプランを保存しとけ!って書きました。
各社とも得意なテイストがあります。
外構はお家の顔でもあるので家のテイストに併せた業者がオススメです。

自社プランができる会社で選ぶ

先ほど相見積もりのとこでも書きましたが自社でプランつくってくれるところは要望がしっかり反映されるし自分のプランをしっかり実現してくれるのでお勧めです。
無理なデザインは作ってこない印象。法規無視デザインなんてもってのほか。
建築物が第三者にケガや損害を負わせたときは持ち主の責任です。
だから避けましょう。

ここからが特典です。
特典内容は今回もQ&Aと相談チケットです。
ただ、外構のデザイン提案や植物、エクステリアの相談はお受けできませんのでご注意を。

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