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2023年 冬 北海道⑥ 〜雪崩、通行止め、そして峠越え

あらかじめお伝えします。
今回の⑥、写真がありません、というか写せませんでした。
ハプニングのおかげで笑

さて、糠南駅を発ってR40号線に戻り、士別方面に向けて南下します。
魅力的な秘境駅やかつて駅だった跡がこの先にもあるんですけど、時間的に厳しいので断腸の思いで車を走らせます。

そんな状況の中で道路の電光案内板に気になる文字を発見したのは、確か左折すると問寒別駅方面に行ける丁字路の辺りでした。

『雪崩のためこの先の国道40号線は通行止め』

イメージ写真です
(グーグルマップより)

ん?通行止め?
ん?見間違え?
雪崩?え?雪崩?
まあ、、、この暖かさならあり得るか。
で、この先通行止め?
マジ?
対向車来るし、何かの間違い?

奥さんは助手席ですやすやと眠っていて案内板は見ていないし、ラジオを付けても電波が悪すぎて何も聞こえてきません。
そしてその後は案内板はありません。

え?もし通行止めならどうしよう。。。
すぐに戻ったほうがいいかな。
運転しながらめちゃくちゃ悩みました。

そうだ!
この先に道の駅があるからそこで確認しよう。もしさっきの情報が正しければそこにも案内あるだろう。

しばらくモヤモヤした気持ちで走り道の駅なかがわに到着です。そそくさと建物に入って道路情報を確認します。しかしそれらしきことはどこにも出ていません。それならば誰かに質問しようと思いましたが、こんな時に人も見当たらず。

仕方ないのでYahooのリアルタイム検索でチェックします。
すると「国道40号線は佐久〜音威子府間で雪崩のため通行止め」という情報がすぐに出てきました。
残念ながら先ほどの案内板、正しかったようです。まあ当然と言えば当然ですが。

覆道内に雪が流れ込んでいます
雪崩が起きた場所に
キチンと覆道が設置されていることの素晴らしさ

※写真はYahooニュースより

さて、困りました。いろいろ検索しても通行止めが解除される目安の時刻は出ていません。
予定ではこのまま40号線を士別まで行って道央自動車道、旭川紋別自動車道などを使って女満別方面に行くつもりでしたがどうやらそのルートは断念せざるを得ないようです。

となると残されたルートはいったん来た道を北に戻って、どこかで東に進路を変えてオホーツク海沿いに出て、昨日走った道を戻るしかなさそうです。

レンタカーや飛行機の時間が気になるので迷っている時間はありません。すぐにいま来た道を稚内方面に戻り始めました。

たださすがにこんな状況は予測していなかったので、R40号線からオホーツク海沿いに抜ける道があるのか?までは事前にチェックしていません。

とりあえずいったん車を止めてザッと地図を見ると、問寒別あたりから東に行くと峠を越えてクッチャロ湖方面に抜けられそうな道道を発見しました。
ここしかなさそうだなあ。

ただ心配だったのは除雪がされているか、そして最悪冬季通行止めになっていないか。。。。
もしダメだったら、、、、さらに北上して、、、、稚内まで戻るしかなさそう。

そうならないことを祈って問寒別から峠に向かう道道785号線に向かいます。
すると特に冬季通行止めゲートがあるわけでもなく、路面はきれいに除雪されていて、嬉しいことに前からは対向車が走ってきます。

どうやらこの道、オホーツク海沿いに抜けられそうです。

⑦に続く

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