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山語#23 アコースティックサウンド

Podcast「山語」23回目、配信致しました!

今回は「アコースティックサウンド」をテーマとして、様々な時代・様々な国のアコースティック音楽を聴いていきます。

こちらより今回の配信のトーク部分は試聴可能ですので是非。


山語#23 編集後記

この山語ではこれまでにいろいろなジャンルの歴史や変遷を辿る中で、各ジャンルの中で多くのサブジャンルが生まれていく様子を見て来ましたが、ジャンルの定義というのはわりと曖昧で人それぞれに解釈が違うものだなあと感じています。

アコースティックミュージックも、今回僕は何の気無しに自分が思う楽曲を選曲してみていますがこれはアコースティック音楽でこれはそうではないという境界線って、あまり普段意識していないことに気が付きます。

歴史を辿る際は文化的な背景などもあって、ある程度はその文脈を把握するように努める必要を感じることもありますが、普段音楽を聴く際にはあまり明確なジャンル区分というものを意識しない方が会話が成り立ちやすいようにも感じたりします。

フォークミュージックという言葉で捉えてみても、民族音楽的なものもあれば「弾き語り」と言われてイメージされるようなポピュラー音楽の中でのフォークミュージックがあるかなと思います。フォークというと昔のメッセージ性が強いフォークギター1本での弾き語りをするシンガーソングライターというイメージを持つ方だっていらっしゃるかもしれないですものね。

「アコースティックサウンド」という感じで凄く定義の幅を広げて解釈してみると、前回特集したアルビニさんの録音した音源などは「アーティストが鳴らしているありのままの音」を収録した作品として考えると非常にアコースティック的だとも言えるかもしれません。ちょっとこの解釈は強引でしょうか笑


今回の選曲では弾き語り音楽が土台となっているものが多いものの、中にはロックバンドによる吹奏楽的な編成の楽曲もありますし、ジャズのような演奏アプローチの楽曲もあります。また、尺の都合上でカットした中にはフォークトロニカのような楽曲もありました。

皆さんの中では「アコースティック」というジャンルってどのようなイメージがあるでしょうか。ぜひ、僕の感覚での「アコースティック」という選曲を今回はお楽しみいただければと思います。

それではまた来週!

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