救!除外してごめん
はじめに
こんティアラ。やまきゃです。
みなさんは遊戯王のイラストは好きですか?
僕は遊戯王の触るテーマを決めるときにわりとビジュアルを重視しています。【イビルツイン】や【鉄獣戦線】などはそういった理由で使っていました。
【エクソシスター】もそのうちのひとつでしたが、グランド・クリエイターズ発売当時は正直使ってて強みがよくわかりませんでした。
革命的な新規である《エクソシスター・マルファ》が登場してからOCGでのエクソシスターを触っていた時期もあったのですが、その頃は【スプライト】が環境を支配しており、使う機会が少なかったのです。僕は専ら【ティアラメンツ】ばかり使ってる時期でした。
この頃の僕の【エクソシスター】への所感としては
・マルファは烙印融合
・相剣と同じで盤面作ってるだけ
・手数がなさすぎて誘発食らったら即死
くらいの感覚でした。10点満点中6点くらい。
今となっては浅かったなと思います。
転機としてはマスターデュエルにも《エクソシスター・マルファ》が実装されたこと、そして【神碑】とイシズ系デッキの台頭です。
【エクソシスター】は【神碑】ボコせる!という噂を耳にし「んなアホな」と。
ですが実際、アトラクターを採用でき、アトラクターが通れば【神碑】やイシズ系、芝刈りなどの理不尽パワー系統にも抗える点、先行さえとれば十分な妨害が用意出来る点は確かに評価ポイントです。
「だったら自分で使ってみるか」ということで、急遽マルファ3枚、ミカエリス3枚、パークス1枚、さらにアトラクター2枚のUR9枚を生成(吐血)。
そのままDC1stで使ってみたらあら不思議、サクッとレベル20まで上がれてしまいました。
使ってみると、僕の中でも【エクソシスター】に対する評価は変わりました。
机上論以上に【エクソシスター】は自分が思っていたよりも出来ることは多く、プレイの絡む余地が大いにあるデッキだと感じました。
エクソシスターはバカでも使えるデッキではなかったんです。
という訳で今回は【エクソシスター】の紹介とともに、その強さの秘密を解説していこうと思います。
テーマカード紹介
といっても知ってる人も多いと思うので、ざっくり解説します。
メインデッキにはいるエクソシスターモンスターの共通効果は「相手が墓地のカードを墓地から移動させたときに、すでにこのカードがフィールドに存在していたら、このカードの上にエクソシスターを重ねてエクシーズ召喚する」というものです。マルファだけは例外的に自分の手で墓地から移動させても変身できます。
そしてそれぞれ、エリスとステラ、ソフィアとイレーヌといったように「テキスト内にお互いの名前が書いてある二人組」が存在し、バディスやパークスなどの魔法罠はこれらを参照することを覚えておきましょう。
メインモンスター
エリス、ステラはそれぞれ特殊召喚ギミックを内蔵し、展開に寄与します。それとなぜか相方がいると800回復するギミックがあります。
ソフィア、イレーヌは手札の質を上げる効果を持ちます。なぜか相方がいると800回復します。
そしてマルファは制約が重いものの、さながら《斬機サーキュラー》のように一枚から自身とデッキのエリスを特殊召喚できます。使ったターンバグースカに逃げたりアーゼウスを出したり出来ないことに気を付けましょう。ソフィアなどを通常召喚してからマルファを使おうとしたり等しないように(一敗)。
完全な1枚初動でありながら、《烙印融合》と違い《灰流うらら》を打たれても手札に残るため、通常召喚しておくだけでもそれなりの仕事をしますし、エリスかステラがあれば貫通してエクシーズもできます。
エクシーズモンスター
それぞれきちんと役割があります。
ミカエリスは成立したターンにフリチェ除外を打つことができ、起動効果でテーマ魔法罠をサーチできます。これによりバディスやリタニア、パークスといった妨害、リソース札をサーチできます。
相手ターンに成立すれば単純に妨害になるほか、自分ターンに成立してもかなりの圧があります。
カスピテルは成立したターンの墓地蘇生を封じ、起動効果でテーマモンスターをサーチできます。マルファもサーチできるのでマルファを使わずにこのカードが成立している場合、マニフィカまでの成立が確定します。
アソフィールは成立したターンに墓地での効果発動を封じ、起動効果で相手モンスターをバウンスできます。エクソシスターで唯一除外以外の除去手段であり、《氷剣竜ミラジェイド》などを安全に処理できます。
対面のデッキ次第では相手ターンにこれが成立した場合に詰ませる性能が高く、生存してターンが帰ってくればそのまま捲りもできます。
ジブリーヌは成立したターンにフリチェのモンスター無効効果と、起動効果でターン中のエクシーズ打点上昇があります。
これもバディスやリタニアから相手ターンに成立させることでミカエリスとは別の更なる妨害になるほか、ワンキルを狙うために重要なカードとなります。
マニフィカは《FNo.0未来皇ホープ》のようにランク4のシスターエクシーズ2枚で出せるエクシーズです。
2800打点で2回殴れるほか、フリチェで対象をとらない除外が可能であり、さらに相手の効果発動をトリガーに下の素材エクシーズ体と入れ替わる効果を持ちます。
このため《無限泡影》などの対象をとるカードに強く出ることができます。
魔法罠カード
なぜかどれもこれも800ライフを要求してきます。
パークスは万能サーチカードであるほか、フィールドか墓地に相方がいるエクソシスターモンスターをサーチした場合そのまま特殊召喚できます。
このため《スプライト・レッド》などのモンスター効果無効を貫通する手段として使えることもあります。また、マルファ、エリス、パークスといった初手の場合、マルファに対するうららを貫通しながらマニフィカまでいくこともできます。
アーメントはフリーチェーンでエクシーズ体をのっけることができる速攻魔法です。自分のターンに打つには相手の蘇生モンスターがいないといけませんが、ゴミどころか十分強力かつ器用なカードです。
相手ターンにミカエリスを成立させれば1妨害兼返しのリソースになるのはもちろんのこと、自分のマニフィカやミカエリスの除外効果に対する無限泡影やスキルドレインなどをすかすこともできます。
自分フィールドに既に存在するエクシーズと同名のシスターは重ねられないので注意しましょう。
バディスはデッキからエクソシスターモンスターを姉妹セットで呼び出す効果です。個人的にはこれを上手く使えるかがエクソシスター使いの腕の見せ所だと思います。
相手の《墓穴の指名者》などにチェーンして打つことで呼んだ姉妹がエクシーズ体に変身できるほか、リタニアにチェーンしてこのカードを打つことでなにもしてないのに突然エクシーズ体が相手ターンに湧くことになります。
一般的に、自分のターン中に妨害モンスターを立てておくよりも、相手ターン中に妨害モンスターを成立させるほうが対戦相手からしてみれば対応が難しいです。バディスはそれを可能にする罠カードです。
リタニアは自分フィールドにエクソシスターモンスターのみが存在する場合にしか打てませんが、フリーチェーンの1枚除外に加え、自分フィールドに素材があればエクシーズ召喚できる効果と、このターンにエクシーズ召喚できていればさらに1枚対象をとらず除外する効果のどちらかを追加で選ぶことができます。
マニフィカとセットで用意することで合計4枚の除外が可能になるほか、エクシーズ体が2体いるなら相手ターンにマニフィカも成立させられます。《次元障壁》などを打たれても、このカードがあるのなら諦めないようにしましょう。
最悪エクソシスターモンスターがいなくともバディスとリタニアを伏せておけば相手ターンでの展開と除去が可能となります。
カルペディベルは魔除けとして玄関に置いておくといいです。
基礎展開
基本的にはマニフィカ+リタニアを目指します。
要求値としては、マルファ+シスター1体、あるいはマルファを使わずにエクシーズ体を作れる手札であれば可能となります。
リタニアが既に手札にあるならミカエリスでバディスやアーメントをサーチ可能なほか、カスピテルも余裕があれば後続のマルファをサーチ可能であったりと、かなりサーチ先の小回りがききます。
また、この盤面はマニフィカ単騎であるためラヴァゴーレムなどに強く、結界波もリタニアやバディスがあるためそこまで重く受けずに戦うことができます。
相手ターンに成立したカスピテルやミカエリスが残ったままターンが帰ってくれば、サーチ効果で更なる攻め手を確保できます。
マニフィカを成立させる場合なにをどうやってもニビルはケアできず、ニビルを受けた場合リタニアが発動できないという最悪の状況になることがあります。
しかしニビルをケアする展開の場合、ミカエリスで止めてリタニアかバディスのみでターンを返すこととなり、盤面強度は低いといわざるを得ません。
匂いでニビルを感じとりましょう。
エクソシスターの強み
テーマギミックが墓地メタであること
当たり前ですが、これが最大の強みです。
特別なことをしてわざわざ《深淵に潜む者》などを立てたりしなくとも、【エクソシスター】が対面であるという事実によって相手は墓地を触ることにリスクを背負います。
対面が【幻影騎士団】などの墓地利用テーマであることが分かった時点で、【エクソシスター】側はアソフィールを成立させれば対面の動きの大部分を封じることができます。
豊富な除外による対応力
マルファ、ミカエリス、リタニアによる複数回のフリーチェーン除外が優秀で、対応力が高いです。
これはエクソシスターにしかない特権です。
除外除去は例えば【スプライト】のような着地狩りに弱いテーマや【エンディミオン】、【魔術師】のようなペンデュラムテーマに対して特に有効に働きます。また、【神碑】や【エルドリッチ】などの永続魔法罠を扱うテーマにも抗いやすいメリットがあります。
リタニア+バディスによる妨害の選択肢
マニフィカ+リタニアではやれることが除去に限られるものの、この2枚の罠が揃うと大量の選択肢がうまれます。
この二枚が伏せてある場合、リタニアでのフリチェ除去に加えてバディスで呼び出した2体でエクシーズすることにより
・ミカエリスで更に1枚除外
・カスピテルで蘇生封じ
・アソフィールで墓地発動禁止
・ジブリーヌでフリチェ無効
の中から状況に応じて適切な択を選ぶことができます。この豊富な選択肢がある状態を保つため、エクシーズ体は基本全員採用するのが望ましいです。
また、これらのうちミカエリスとカスピテルは返しのターンにリソースとして機能するのがgoodです。
ほかにも、罠デッキなどに対してこの2枚を伏せておくだけでリタニア+ミカエリスで2回セットカードを触れるのも強力です。
また、相手が墓穴等を打てば大きなチャンスとなります。
チェーンしてバディスを発動し、呼んだ姉妹がエクシーズすると2枚除外となったリタニアも込みで一気に妨害が増えます。
アトラクター等のメタカードの採用が可能
エクソシスターは宗教上の理由で墓地にリソースをためこんだり、墓地から回収や蘇生も一切しないので《ディメンション・アトラクター》や《次元の裂け目》などを問題なく使用することができます。
これらのカードは《増殖するG》などの、「墓地へ送って発動」する手札誘発を腐らせることもでき、テーマとしての誘発耐性も上がります。
エクソシスターの弱点、対策法
メインモンスターのステータスが低すぎる
エリス、ステラ、ソフィア、イレーヌこれら全員打点が低すぎます。
どいつもこいつも増殖するGすら一方的に倒せません。舐めてる?
もちろん守備もカスなのでバディスで壁にしてもすぐ殴り倒されます。
このため、エリス単騎+リタニアのようにターンを返した場合、モンスターを通常召喚して殴りに来るだけでリタニアを吐かされます。悲しすぎる。
各種誘発がきっちり刺さる
どういう意味かというと、誘発を受けるとちゃんとダメージがあるということです。
ミカエリスやカスピテルのサーチに《灰流うらら》、《幽鬼うさぎ》、《無限泡影》などの各種誘発を受けると妨害数が減ります。
これは何を意味するのかというと、対戦相手の手札が腐りにくいということでもあります。
例えば【相剣】や【スプライト】に《灰流うらら》が有効でないように、テーマによっては刺さりにくい誘発というものがあったりします。
【ふわんだりぃず】なんかは《増殖するG》を腐らせることができるのがかなり大きなメリットになります。
一方で【エクソシスター】には打ち所さえ間違っていなければメジャーな無効系誘発のほとんどが効果的です。他にも、前述したように《原始生命体ニビル》も致命傷になります。
除外以外の妨害を用意出来ない
ミカエリスやマニフィカのフリチェ除外は確かに強力ですが、【烙印デスピア】や【ふわんだりぃず】などには有効とは言えず、手数で押し切られてしまうことが多々あります。(尤も、結界像のない今のふわんには適切なプレイをすれば十分戦えます。)
一応相手ターンにジブリーヌを成立できればフリチェ無効は用意出来ますが、それなりにこちらも消費して出すことになります。
息切れ
このテーマは《エクソシスター・エリス》をマルファやバディスで出したり、展開、誘発貫通などでかなり多用します。
そして一度場に出し、展開素材としたエリスを回収する手段はテーマ内に存在しないのです。イシズでエリスを落とされたら終わりです。
エリスがなくなればマルファもバディスも使用できなくなり、息切れを起こします。(イレーヌを採用することでバディスの使用回数は軽減できますが……)
よって【エクソシスター】は誘発などを多数採用するミッドレンジ系のデッキタイプでありながら、リソース先が無くなるまでにデュエルの早期決着が求められるテーマといえます。
拡張性なし
リタニアとマルファの制約により、レベル4を扱うエクシーズテーマでありながら汎用ランク4モンスターを自然に扱うことが出来ません。
厳密にはランク4自体を立てることは可能なのですが、テーマギミックの全てをかなぐり捨てての行動となります。同様の理由でエクシーズ以外のリンクモンスターなどもうまく扱うことが出来ません。
また、特殊召喚できるレベル4モンスターなどもマルファの制約により扱うのが難しいです。
【エクソシスター】はズルできない
突然ですが、【エクソシスター】はインチキできません。
【HERO】の《フュージョン・デステニー》素引きのようなズルをしたり、【烙印デスピア】の《闇の誘惑》で無理矢理手数を増やしたり出来ません。
前述の通り多くの手札誘発が効きますし、どれほど手札が上振れても結局最終的にいきつく先行展開はマニフィカ+複数の罠カードの盤面です。
後手に関しても手数が決められており、【スプライト】のように着地狩りをされたり、マルファを潰されたりするだけで高確率で止まります。
これはマルファとリタニアの制約からくるものであり、【エクソシスター】を使う限りこれから逃れることはできません。
さながら詰め将棋のように、限られた手数の中で「いかに相手の嫌なところに妨害を当てるのか?」と「いかに相手の妨害を抜けて展開を通すのか」を考えなければなりません。
これをするには、相手のデッキと自分のデッキをどれほど理解しているかが重要になります。
極端な例ですが、「【スプライト】は最初のレベル2モンスターを消せば展開が止まる」ということを知っているか知っていないかで対【スプライト】の勝率は大きく変わります。
一定以上遊戯王に触れている人であれば知っているべき知識ですが、こういう知識の積み重ねが大事です。
これはまさしく遊戯王というゲーム性の根幹であり、【エクソシスター】は遊戯王というゲームにどれだけの知識と経験があるかが重要であると言えるでしょう。
一方で、全盛期の【ドライトロン】は展開さえ通ってしまえば9割相手を完封することができました。
ほかにも【ロンゴミアント型幻影】やVFDがあった頃の【電脳堺】など、このようなデッキタイプは対面の知識などなくとも勝利することが可能です。
【エクソシスター】はズルできないとはこういうことです。
理不尽を押しつけることも出来ず、理不尽に耐性があるわけでもないです。使い手次第でどんな対面にも負ける可能性があるのです。
エクソシスターを強く使うには
環境読みが大事
そもそものコンセプトがメタデッキです。どうせ使うならこれを最大限活かしましょう。
例えば3月現在のマスターデュエルでは【スプライト】、【神碑】、【イシズGS】などが流行しています。イシズ系の中でも特にネクロフェイスFTKは健全なプレイヤーたちを苦しめています。
【エクソシスター】はこのうち【神碑】や【イシズGS】などは墓地を多く触ったり、除外除去が刺さりやすかったりと比較的有利をとることができます。ネクロフェイスFTKに関しても誘発を複数積めば抗えますね。
そして、これらのデッキに効果的にはたらく《ディメンション・アトラクター》を積極的に採用することができます。
これなら【エクソシスター】を使うことを視野に入れても良いでしょう。
相手を知ることが大事
二度目になりますが、対面のデッキの知識が大事です。
例えば、皆さんキライキライと言っていますが【神碑】の速攻魔法にどんな種類のものがあるのかご存じでしょうか?
いざ【神碑】と対面し、先行でマニフィカ+リタニアの盤面を作ることが出来たとしても、適切なプレイができなければ負ける可能性があります。
【神碑】には《輝く炎の神碑》と《凍てつく呪いの神碑》があることに注意しましょう。
この二枚を持たれている状況なら、チェーンの組み方次第で【神碑】も【エクソシスター】もどちらも不利になりえます。
サーチされていなくとも、これらのカードを意識してプレイすることを心がけましょう。
逆に言えば、この2つ以外に【神碑】には妨害モンスターを触る速攻魔法はありません。
(ゲーリの自爆はマニフィカを横でおけば問題ない)
そしてあくまでこれは一例です。
対【スプライト】にしろ、対【イシズ】にしろ、相手の動きに応じた適切なプレイをしなければ勝てません。相手が何をどのタイミングで除外されるのが一番嫌なのかしっかりと考えましょう。
それが出来ないならこのデッキを選択するのはやめましょう。
え?それが知りたいからこのnoteを読んでる?
届きませんね。そのリプライ
ズルするのが大事
さっきズルできないと言いましたが、ズルしましょう。アトラクターもズルの一種です。
手数が足りなくて妨害を突破できないなら、《冥王結界波》や《拮抗勝負》で突破しましょう。
尤も、脳死でこれらのカードをたくさん投入するかどうかはよく考えた方が良いでしょう。拮抗はまだしも結界波は【神碑】などに効果が薄いですし、どちらも先行ハンデスやFTKに無力です。
これらの仮想敵は【スプライト】などの展開デッキです。環境を見て、あまりにも対面するようならこのような選択肢もあるということです。
まとめ
エクソシスターを使うなら
・環境を読むこと
・対面するであろう環境デッキを理解しておくこと
・パワカを都合良く引くこと
すくなくとも、この3点を押さえておきましょう。
最後に、参考までに僕が使っているリストを貼っておきます。
あんまりにもスプライトと当たるようならバディスかソフィア辺りを抜いて結界波を入れてください。
おまけ:未来の展望
幸魂
【エクソシスター】は拡張性が無いと言いましたが、実は将来そんな【エクソシスター】にも入る革命的なモンスターが登場します。
それが《幸魂》です。
ご覧の通り、手札から見せるだけで出せるレベル4のモンスターです。なぜか通常召喚なのでマルファの制約に引っかかりません。《増殖するG》に対する受けも良いですし、《荒魂》でサーチすることで荒魂1枚からエクシーズが可能となります。
尤も、今年の1月に登場したカードなので、MDへの実装は当分後になるでしょうが…。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。前回からかなり間が空いてしまいました。いかがでしたでしょうか?
ここまで読んでいただけた方に言うのもなんですが、マスターデュエルで【エクソシスター】を組むことはオススメできません。
なにせミカエリスとパークスがマスターパックからしか出ないうえにURです。めちゃくちゃ高級デッキです。そのわりに遊戯王の経験が浅い人であればあるほど勝つのが難しいデッキです。
逆に言えば、遊戯王の修行がしたい人には最適です。
【ネクロフェイスFTK】や【神碑】を使っても遊戯王は学べませんが、【エクソシスター】は正当に遊戯王を体験することができます。
まず規制されないので長く使い続けられるのも良いところです。
そういう物好きな方は、ぜひ組んでみてください。僕は物好きでした。
それではまた次回。
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