見出し画像

【確かに減ったよね…本屋】

皆さんの住む街、あるいは通勤通学する比較的大きな街には、当たり前のように「本屋」があるはずだ。そして私は「noteを熱心にやる人は、きっと皆さんハイカラな生活をしている」と勝手に解釈しているw

☝️『書店は文化の発信地』
今、日本のほぼ半分の市町村には「本屋が無い」というこのニュース。なんとかしようと補助金まで出して取り組む自治体もあるほどだ。

『田舎には本屋が無い』この原因はシンプルに「商売にならないから」である。→こう言い切ってしまえば身も蓋もないが。

今は買いたい本があったら、Amazonでポチッとすれば翌日には家に届く。待ちきれなかったり、かさ張るのがいやなら「電子書籍」ですぐに読むことができる。

田舎に暮らす人は、ひと昔前まで欲しい本がある時、電話または街中の書店に来店予約して、発売日にまた買いに行く、という効率の悪い習慣を余儀なくされる。エッチな本を買うのも一苦労だった (笑)

そのおかげもあり、馴染みの店もあって店主と新刊本の話題で盛り上がることも楽しみの一つだった。全く貯まらないポイントなんか集めたり、得体の知れない「書店くじ」をバサっともらった後、すぐ捨てていたものだ。懐かしい。

👤「紙の本の匂いが好き!」「沢山の本に囲まれた空間が好き」「待ち合わせにピッタリ」「駅ビルの書店で時間潰し」。それぞれ書店との関わり方は自由である。しかしこれらの中に一番大切な「本を書店で買う」という行動が無いw。これでは商売は成り立たない。

田舎など、比較的客で賑わうショッピングモールの書店でさえ閉店し、後釜も見つからないまま「催事場」の看板がついている。困るのは書店が占める売り場面積が広いことだ。今さら「タピオカ」の店も入るまい。


「昔は良かった」とノスタルジーに耽(ふけ)るのもいいが、時代の流れには逆らえないことも多い。この際、もう本屋は失くなっていくものと覚悟して、次の対策を考えた方がよろしくはないか?

・図書館をもっと充実させて、新刊本の配本を早めると同時に、一部は「有償」にする。

・デジタル図書館の普及
→電子書籍の再販制度確立〜低価格化・転売可能に

・個人書店の業態変換のための補助
→行政の発注は基本個人書店優先に+教科書の独占販売の見直し(以上、勝手なご提案🙏🏻)

地方の個人書店は、「読み聞かせ』や「読書会」の開催、独自の書籍レイアウトなどで差別化を図っているが、大型書店には品揃えで到底敵わない。私の身近でも個人書店の閉店は10を超えている。加えて大型書店も撤退中である…(><)

☝️これから生まれる『ベストセラー本』は、
①SNSで著者自身が宣伝して
②著名人が推薦して輪を広げ
③メディアミックスでバズらせて(アンチも歓迎)
④タブレットでパッと読める本
こんな感じかな? 勝手に想像してみる。

今後もどんどん本屋は減ることだろう。「映画館」が減っているのと同じ図式である。「デジタル・オンライン・サブスク」、この進化で長年の文化や習慣など、いとも簡単に塗り替えられてしまう。

👤自分が本を出した時、手作りPOP持参でいろんな書店にあいさつ巡りしたことが懐かしい。

#本屋も映画館もない街に住みたいか
#書店維持のために公金投入は必要か



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?