【物知りだけど、通じゃない…】
ただの物知りは、自分の知識をひけらかす。｢こんなことも知ってる」｢本当の所はこうなんだ」｢それは通説だけど実際は…」｢そんなことも知らないの？」
こちらが｢へぇ〜物知りだね」などと褒めたものなら、頼みもしない無用の知識がとめど無く溢れてくる。それも面白いが。
片やその道の｢通(つう)」は、自分の知識などひけらかすことはない。人に聞かれた時だけ｢こうすればいいよ」とそっと耳打ちする。
手の内を全部見せているうちは｢物知り」止まり。言いたくて仕方ない感情を抑えきれないのは分かるが、それで誰かを倒したり、自分の評価が上がるものではない。口が過ぎると物静かな通がそれたしなめる。
👤｢お兄さん、物知りだねぇ。私にも教えてもらえないかね？」
『いえいえ、私も大した知識はありませんけど、◯◯ってのはさぁ…』
☝️◯◯の中は何でも構わない。政治でも寿司でも人生訓でもいい。趣味でも持論の哲学でも勝手である。ただし…
👤｢お兄さん、そろそろお口を慎みなさいな！」
鋭い目で穏やかに言われる前に逃げた方が身のためだ。
｢プロ」は目障りな｢セミプロ」を必ず潰しに掛かる！相手をいい気にさせて、全て吐き出させた所で一気に息の根を止める…。
歌舞伎の｢掛け声」にもルールがあり、誰かれできる訳ではない。通や旦那衆は、舞台やステージ・寄席が、｢知ったかぶり」の無知なお囃子や叫び声で台無しになることを知っている。
✅通やプロは野暮なことは言わない。そして場の空気や流れの良さをを優先する。笑って褒め◯し、おだて上げながら静かにバグを駆逐する。その道を純粋に愛する素人衆のために…。
さしずめ、花嫁さんが美しく見えるように、ドレスや振袖の裾を整える介添え人の如く。しかしその整った穏やかな流れも、一人の酔っぱらいのおかげで台無しにもなる。この日をどれだけ夢見てきたかも関係ない。ものごとを壊すのは｢一人」いれば十分。
SNSのコメントにもよく見られる光景だ。
昨日私の知人から｢どうしてこんなこと書くんだろう？返信しても自分の気に入らない答えだと満足するまでやり取りが続く」と泣きが入る。
👤｢タイムラインは自分の庭と同じ、そこにゴミを投げ入れられたらキレイにしたくなる。投げ入れた人には自分の家に帰ってもらおう。そしてこちらも彼の家には行かない。無料のSNSでイライラする必要など全く無い！」
SNSで相手との境界線を越える意見を持つなら、ちゃんとリングに上がってやればいい。ルールはただ一つ｢相手をリスペクトすること」
怖い、怖い、まんじゅう怖い💦
コメント怖い、SNS怖い
当たり障りのない内容だけなら、お先真っ暗ですw
大丈夫、私もあなたも私の友達も、思っているほど影響力はありませんから(^_−)−☆
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【私はこんな人間です】
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