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【エンタメウィークエンド】

私が住む山梨県の県庁所在地「甲府市」、繁華街はご多聞に漏れず、週末といえどもそれほど混雑はない。映画館もないし、本屋もない。県民は皆、賑わいと都会の雰囲気を求めて、郊外のショッピングモールへと繰り出す。よくある田舎の光景だ。

私がまだスーパーの社長時代、閑散とした甲府市中心街のアーケード商店街に誘致されて店を出したことがあった。なんとか街の力になろうと、店ばかりでなくたくさんのイベント(映画祭・お祭り)を仕掛けたものだ。

そんな中、音楽好きの私は、中心街のライブハウスに誰かを呼んで「街の活性化」を企んだ。いずれ自腹なので予算は限られている。そこで白羽の矢を立てたのは、知る人ぞ知る(私も好きな)Queenのトリビュートバンド『Queenness(クイーンネス)』の面々だった。

まだ映画「ボヘミアンラプソディ」公開前だったので、破格の安さで初めて甲府に来てくれて、箱を満タンにしたことを覚えている。良い思い出だ。

ボーカルの「フレディ・エトウ」さんは、本家Queenも公認する有名な方(同い年)。私の会社が倒産した時も、お気遣いのメッセージをいただいた仲である。

そんなバンドの中の二人が、甲府のQueenファンが集うカフェでライブをすると聞けば、行かない理由が見当たらない。かぶりつきの席でお互いの元気な姿をで再会できたことを喜びあった。良い夜だった!


さて今日は、自宅からチャリで行ける市民ホールで「森高千里」のコンサート🎵である。おそらく今日の観客1,000人の内、私が一番近所のおっちゃんである。

昔は東京の会場の後ろで観たのに、今は自分んちのすぐ近所でこちらもかぶりつきでご挨拶ができる(^^;

なんだかよく分からないが、私の音楽の趣味も人生と同じで、フリーマーケットの様に「なんでもあり」だわ (笑)

#私がおじさんになっても



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