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【世に言う『暴露(本)』について】

限られた関係者しか知らない事実、放っておけば世に出ることはなかった事件、イメージをひっくり返す様な企業や有名人のスキャンダル…、これを世に出す行為『暴露』

その方法は暴露本の出版だったり、WebメディアやSNSでの公表・通報、または記者会見という形で行われる。そしてこのことを機に捕まったり、謝ったり、辞めたり、逃げたりと社会の興味を惹くことになる。

なんの関係もない人のことでも、みんな「暴露話」には興味がある。「知りたい、もっと知り合い!」は人の権利や欲求でもある。


☝️流れのイメージとしては、
①立場の弱い側が、②立場の強い(または大きな)者に対して、③事実を公表し、④改善や謝罪・賠償などを求める。 こんな感じ。

暴露する方が「匿名」だったり、退路を絶つ覚悟が感じられない、またはあからさまな「金目当て」と判断された場合、世論はそれほど関心を持たず、その話題は無かったことにされる。そしてきっと上手に「仕返し」を喰らう。

立場の弱い側は、事実の公表と引き換えに世論の支援を集め、大きな(本人にしてみれば)「加害者」に立ち向かっていく流れになる。

『金持ち喧嘩せず』と無視を決め込んでも、騒がしくなってくると対応せざるを得ない。この時弱者を舐めて掛かると、皆さんご存知のような展開になる。

「弱い者・下の者」からの暴露は『内部告発』(チクリとも)と言われ、「強い者・大きな者」はそれを「逆恨み」や「嫌がらせ」と捉えて、自分の非は認めないのが「第一幕」である。

✅暴露の後は必ずどちらかが大きな傷を受ける。それほど危険な行為であり、「刺し違える覚悟」がなければ手を出さない方が賢明と言える。

失うものも多いし、強い者はどんな手も使う。「それでもやる!」と言うなら私も止めはしない。


👤そう言う私はやったことがあるm(_ _)m

会社倒産の顛末を記した本を出し、その間に受けた理不尽な対応や様々な裏切りを書き綴った。

どう見ても仕返しの「暴露本」である。地元の人や関係者が読めばすぐに誰のことか分かる。「負け犬の遠吠え」と笑われたが、よく売れたし、言いたかったことが言えて素直に嬉しかった。

「やられたらやり返す」がモットーである私は、この本の中で暴露〜仕返しを密かに企んだのだ。あとがきの最後には「お楽しみはこれからだ!」と敵だけに分かるようにケンカを売ったw。

その本が出版社の破綻により絶版となる💧
相手が訴えてくれたら社会にもアピールできると期待したが、こちらはすでに人生詰んだ倒産社長。相手も余裕ブッこいてスルーを決め込んだ。

✅負けず嫌いの私は、他の出版社に掛け合って続編の発刊にこぎつける。

そこには最初の本では書き切れなかったことや、時間が経ってから教えてもらったことを全部書き加えた(さあ訴えて来い!と)。

………中略……

続編に記された会社3社が倒産へ、そして弊社の倒産の決め手となった卸問屋の副社長(後に社長に昇格:63歳)は、「体調不良」との理由で「突如退任」となった。

なんで上場会社の株主総会が終わって2か月しか経ってないのに急に退任したのか?その後もその人は業界から姿を消したようだ。超有名一流商社から、田舎の子会社(卸問屋)に出向して、社長になったと思ったら(本社に戻ることなく)退任した。

👤いやいや、私の思い過ごしに違いない(^^;
私の本に他人の存在を消すパワーなんか無い (笑)
ただ、続編が出版されてすぐのタイミングだったから、周りがそう思っただけ(親会社には付箋を貼って本を送ったけど)。


☝️忘れてはいけないのは、相手にも言い分があるということ。暴露があっても「そんなこと知ら〜ん!」でほとんどは終わる。そして暴露した側も味方に「もう忘れようよ」と慰められて終わる。

J事務所・Bモーター社・T塚歌劇…、みんな始めは弱き者からの「小さな叫び」が発端になった問題である。反対に知らない内に闇に葬られた事件など。数知れないはずだ。

刺し違える勇気と覚悟があるなら、どうぞ。
(そうならないのが一番ですけどね(^_−)−☆)


※最後までお読み頂きありがとうございます!

あなたが失敗した時、迷った時、逆境の時、倒産地獄から生還した私だからこそできる励ましを届けたい。皆さんの力となり、笑顔になれる記事を投稿していきます。私もまだ発展途上です、一緒に成長していきましょう!

【小林 久ホームページ】

https://www.kobayashihisashi.com


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