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【オーバーツーリズムなるもの】

山梨県の観光地といえば、言わずと知れた『富士山』である。静岡県側から見る姿より、山梨県側のからの方が凹凸のないシンメトリーで人気も高い。(山梨県民はみんなそう思っているが、静岡の人に嫌われたくないから黙っているw)

富士山のふもとには「富士五湖」と呼ばれる5つの湖があり、周辺の観光地を含めて観光客がとても多い。昔は遠足やキャンプで行ったが、まず外国人観光客を目にすることはなかった。しかし今ではインバウンド需要の高まりで、その比率は群を抜いている。

コロナの時期を必死にこらえ、ようやく観光客が戻ってきた。私個人も「そのマイナスを取り戻す時が来た!」とエールを送りたい気持ちである。


その富士五湖の一つ「河口湖」の近くのローソンが今大変なことになっている(@_@)

写真に見るように、日本のシンボル+観光客のお目当てである『富士山』がスッポリ店舗の上に、カブトでも被っているかの様に鎮座している。それがみごとな【映えスポット】となり、2年前から大変な人だかりである。

京都みたいに街中が「映え」ている訳でもないこの田舎街に、溢れんばかりの観光客がやってくると、そこに住む人の日常生活はちょっと不自由になることがある。しかしこの街は元からの観光業がメイン、「おもてなし」の気持ちも、観光客に対する心遣いも心得た街…。

しかしここはただの生活道路である(^^;
コンビニの道路を挟んだ相向かいの歯科医院から写真を撮るのがベスポジになってしまったのだ(><)

すったもんだで、このベスポジに陣取ることができない様に、大きな「暗幕」を設置されてしまった。穿(うが)った見方をすれば、これでまた「日本は観光客に目隠しをする」と世界中に拡散されるかも知れない。

👤地元の長は「観光客に何の恨みもないが、これでは普通に暮らせない(泣)」と語っていた。ゴミの投棄や交通事故への懸念も高まり救急車の運行にも影響が出る。賛否両論はあろうが、こんな田舎の一般道(生活道路+通学路?)にも「オーバーツーリズム」の影響が出ている。

☝️桜の時期だけ、夏休みだけ、GWだけの観光地ではない。
そのコンビニは、365日・24時間営業中である(^^;

#富士は日本一の山
#富士山ローソン



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