【例の件】禁止ならちゃんと禁止しろよ。

どうも、センサールマンの山﨑仕事人（布団の中でnoteを書いてると眠気が半端じゃないマン）です。
よろしくお願いします。

今日のお話は特に何のこととかは明言せずに進めますので分かる方だけ分かってやってください。
有料部分では明言してますが高いので買わなくていいです。

僕ね、「禁止」って言うだけ言ってるの大嫌いなんですよ。
禁止って言うんならちゃんと取り締まってほしいし、罰則も設けてほしい。
それも厳しくやってほしい。
だって禁止ってことはそのことを「良くない」としてるわけでしょ。
しかもそれを暗黙の了解とかではなく「禁止」とハッキリ謳ってるということはそのものを無くしたいのでしょう。
それなら違反者を徹底的に見つけて、抑止力として厳しい罰則を与えろと。
禁煙区域が監視員や監視カメラだらけで、見つかった場合は罰金100万円だとしたら誰もそこでタバコは吸わなくなるでしょう。
そういう話です。

いくら禁止と言ったって取り締まりもせず罰則も与えずグレーな状態にしていたら無くなるわせがありません。
むしろどんどんグレーゾーンが広くなります。
当事者達にとって「禁止」が不利益だったり納得できないものだったりすれば尚更。
ましてや事実上は絶対にバレてるのに何も言われずスルーされてたらそれはもう「許されてる」と判断するでしょう。

それならそれで一生グレーにしときゃいいものをある日突然取り締まり出す。
あるいは完全にグレーからはみ出したブラックの奴が現れて取り締まらざるを得なくなる。

これがややこしいんですよ。

こうなるとグレーを満喫してた人達からは不満が漏れる。
あとグレーによって利益を享受してた人達はシンプルに不利益を被る。
結果、禁止のルールを作った大元が悪者になったりします。
普通に考えたらルール違反してる方が悪いんですけどね。
だってどうあれ「禁止」だとは言ってるんだから。

ただ、だからと言って禁止としつつルール違反を見逃していた大元に責任がないとは思いません。
普段から本当にちゃんと無くす努力をしてさえいれば、この「不満」も「不利益」も知らんがなだし、そもそも起こり得なかったものなので。
もしちゃんとやってる中で裏で違反してた人達を見つけて罰したのなら悪者にされることはそうそう無いでしょう。
そうしていないのなら「今まで良かったのになんでだよ！！」と言われちゃうのはある程度仕方ありません。

だから、禁止するんならちゃんと禁止しましょうよって話なんですよ。
それでようやく対象者たちが「そのルールを守るか、それともそのルールの外に出るか」の選択をするフェーズに入れます。
自分にとって、ルールを受け入れた方が得なのか、それともルールが適用されない外に飛び出した方が得なのか。
その判断をちゃんと突き付けてあげなきゃフェアじゃないでしょう。
ルールの枠内にいてもグレーでどうにかやれるみたいにしといて、ある日突然ルールを厳しくするっていう生殺与奪の権利を握ったまま飼い殺しにするのはズルいですって。

って僕は思います。