Yamasan

長年、システム開発を実施し、ハードウェア設計、ソフトウェア開発、システム構築、プロジェ…

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長年、システム開発を実施し、ハードウェア設計、ソフトウェア開発、システム構築、プロジェクトマネージャーなどを実施。その経験から2024年度、本格的に個人事業主として業務系アプリを中心に情報発信予定です。まずは、Webixというライブラリを使った業務アプリを話題に+広島県在住

最近の記事

ローカルNWのWebサーバをhttps化するための環境設定について(概要)

本記事では、会社内や自宅内のWebサーバをhttps化するための仕組みと環境設定について概要を紹介します。具体的手順は、別途、記事で紹介します。 最近のブラウザは、アクセス先のWebサーバがhttpsで配信されていないとセキュリティ上のメッセージが表示されたり、提供機能が制限されたりします。例えば、スマホの場合、カメラ操作などはできなくなります。今回紹介する内容は、Webサーバが社内(イントラネット)に設置されている場合や自宅にWebサーバを構築している場合に簡単にhttps

    • MiniPCにLinux(Almalinux9.3)とWebアプリ動作環境をプレインストールした機器を利用して、業務アプリ開発をトライしませんか?No.034

      以前紹介した記事で、MiniPCにLinux環境を構築し、Webアプリ(Webix他必要なパッケージのインストール)の環境構築をいくつかの記事で紹介しました。 今回は、その環境をプレインストールした機器を販売できないかと計画している内容です。amazonさんからMiniPCを購入し、デザインシートに応じて環境設定し、動作検証後に送付する作業となります。上記記事で紹介したMiniPCは、Win11Proがインストールされていますが、拡張スロットにSSDを追加できるので、Win

      • 複数シートで構成されたEXCELから指定シート情報を一覧にインポートする機能

        業務アプリでは、EXCEL情報を読み込んだり、EXCEL情報で出力する操作がよく利用されますが、今回の記事は、複数シートで構成されたEXCELから指定したシートの情報を取り出して、一覧に表示する機能です。EXCELに1つのシートのみ定義したEXCELの利用は簡単ですが、複数シート構成のEXCELでは。直前で編集し、保存したシート(保存前にアクティブであったシート)が読みだされてしまう仕様がほとんどです。EXCEL情報を読み込むときに、シート名を指定する実装ができれば、問題は発

        • webixライブラリを使った実用的な業務アプリ実装例です。アマゾン領収書(PDF)を一括で電子帳簿に登録する機能です。No.32

          以前、webixライブラリを利用して電子帳簿管理アプリの実装を紹介しています。 しかし、領収書(PDFファイル)を整理して格納する作業は、思っている以上に時間のかかる作業で、同時に複数の領収書を格納するときは、 大変です。何かいい方法はないかと、ネットを検索したら、アマゾンの領収書は、条件を指定して一括でダウンロードしてPDFファイルに格納したり、対象領収書の明細情報をCSVファイルでダウンロードする機能がパソコン用のブラウザ(Chomeに限って)に拡張機能で存在することを

        ローカルNWのWebサーバをhttps化するための環境設定について(概要)

        • MiniPCにLinux(Almalinux9.3)とWebアプリ動作環境をプレインストールした機器を利用して、業務アプリ開発をトライしませんか?No.034

        • 複数シートで構成されたEXCELから指定シート情報を一覧にインポートする機能

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          外出先から自宅の玄関鍵を制御

          前回、RaspberryPiとWebixライブラリを使って、スマホで玄関の鍵をコントロールする事例を紹介しましたが、前回の実装例では、自宅のWifiが届く範囲でしか玄関の鍵の状態確認や施錠・解錠ができない方式でした。やっぱり、自宅から離れた場所で、自宅の玄関の鍵状態を確認したり、施錠や解錠ができることが望ましいし、便利ですよね。今回は、外出先から操作できる環境を構築しましたので、紹介します。自宅内に設置しているRaspberryPiを外出先からコントロールするには、いくつかの

          外出先から自宅の玄関鍵を制御

          RaspberryPi+webixで玄関鍵を管理

          今回は、RaspberryPi zero w2に電子錠を制御する回路と実装し、スマホから施錠操作や状態を確認するWebアプリをWebixで実装してみましたので、紹介します。 最近は、マンションなどでは電子錠とスマホが連携したサービスも多く発表されていますが、今回は、持ち家で同じようなスマホで玄関の鍵の制御や状態確認をする回路とアプリを実装しましたので紹介します。玄関の鍵が電子錠になっていることが前提になっています。通常は、専用のリモコンキーを使って、施錠や解錠をしますが、この

          RaspberryPi+webixで玄関鍵を管理

          Webixライブラリで作成した画面からサーバへの要求API(REST API)の紹介No.28

          今まで、Webixライブラリを使った画面や画面とサーバ側のアプリ(PHP)との連携を紹介してきましたが、再度、REST APIのように処理する機能の実装例を紹介します。Webixライブラリ(Javascript)で画面を構成すると、その画面を起動したとき、ボタンなどを押下したタイミングで、サーバ側に検索の依頼や新規データ作成、更新、削除などを要求するとき、URLとパラメータを指定してAjaxによる通信で、画面を描画した状態で、サーバと通信が可能となります。かつ、パラメータは、

          Webixライブラリで作成した画面からサーバへの要求API(REST API)の紹介No.28

          撮影した画像をトリミングしてWebixで利用方法No.027

          前回までに紹介した備品管理では、スマホでQRコードの撮影や画像を撮影して格納する動作を紹介していますが、状況によっては、撮影した画像の一部を切り取る操作(トリミング)をしたい場面も多くあると思います。今回、Javascriptでトリミングするライブラリ(croppie)を使い、Webix画面で連携する実装をしましたので紹介します。サンプルソースで実際に動くソースを公開します。実際に操作できます。サンプルソースなので、格納した画像は、その画面の中でしか使用できないので、ご了承く

          撮影した画像をトリミングしてWebixで利用方法No.027

          各種センサの情報をwebixを使ってWeb表示

          RaspberryPiへのWebixライブラリ適用例の紹介記事ですが、別の記事作成でしばらく紹介できませんでした。再開します。今回は、RaspberryPiに市販ボードを実装し、各種センサの情報を定期的に収集し、RaspberryPi上のデータベースに格納(ロギング)し、Web画面から期間を指定して情報を一覧表示したり、グラフ表示する機能です。 web画面は、webixというライブラリを使用してJavascriptで実装しています。サーバ側のデータ処理部分は、PHP言語で実装

          各種センサの情報をwebixを使ってWeb表示

          スマホでQRコード読取り、備品管理(webix+jsQR) No.026

          今回は、備品管理QRラベルをスマホカメラで撮影し、QRコードを読みとり、該当備品の状態や保管場所を確認する画面を紹介します。とりあえず、今回までの機能で、スマホを活用して備品管理が可能となります。スマホサイズの画面レイアウトにするための修正(一覧表示や検索画面など)も実施しています。まずは、スマホでQRコードを読み取る備品情報画面です。 この画面(初期画面)は、備品管理番号を入力するまで、何も表示しない画面です。備品コードのフィールド欄をクリックすると、検索画面から選択する機

          スマホでQRコード読取り、備品管理(webix+jsQR) No.026

          スマホでQRコードを読み取り備品管理を

          前回までの記事(No.024)で備品管理する保管先と備品情報の情報管理が実装できましたので、今回は、QRコードを読み取って、備品管理に活用する機能を紹介します。今回、紹介する内容は、備品情報を保管する保管先情報を手で指定する方法でなく、保管先に貼ってあるQRコードをスマホで読み込み、保管先として設定する機能です。 バーコードリーダを使用せず、スマホのカメラでQRコードを読み取る機能を実装します。JavascriptでQRコードを解析する機能はいくつかネットで紹介されていますが

          スマホでQRコードを読み取り備品管理を

          備品情報の管理とQRラベル印刷 No.024

          QRコードを活用して備品の保管管理機能の実装を紹介していますが、前回のNo.23に続いて、今回は、備品情報を管理する業務アプリとその情報をQRラベルで印刷する機能までを紹介します。Web画面は、webixライブラリを使用し、サーバ側のアプリはPHPです。前回までに紹介した保管先情報と同じような構造で備品情報の管理が可能です。データベースのフィールドに追加する情報は、備品の状態を把握するためのステータス情報、保管先のid情報が追加となります。また、今後、スマホで該当備品の写真撮

          備品情報の管理とQRラベル印刷 No.024

          webix画面からQRラベル印刷機能の実装

          前回、備品管理用機能を実装した事例を紹介しましたが、その機能で、保管場所一覧にチェックボックスを追加して、複数の保管場所情報を選択して、QRコードラベルを印刷機能を紹介します。印刷したQRコードラベルは、それぞれの保管場所に貼ります。備品のQRコードと保管場所のQRコードを使用して、備品の保管先をQRコード操作で対応づける機能が最終目標です。 今回は、保管先のQRコードラベル印刷を紹介します。今後、備品についても保管先と同じように機能を実装(一覧、新規登録、編集、削除、EXC

          webix画面からQRラベル印刷機能の実装

          QRコード活用のための環境準備(備品保管場所情報管理)No.022

          前回の記事(No.022)でQRコードを利用した備品管理機能を紹介しましたが、実際に業務で使用するには、備品情報とその備品を保管する保管場所情報をきちんと管理する環境が必要です。2種類の情報を2つのテーブル(データベース)に登録して、QRコードラベルを印刷し、保管管理が可能となります。今回は、準備段階ですが、備品を保管する場所情報を管理する業務について紹介します。保管場所は、例として、部屋、部屋内の位置、棚の上下などで、実施の保管場所を決める方法としました。例では、自宅にある

          QRコード活用のための環境準備(備品保管場所情報管理)No.022

          業務アプリ QRコードを使用した備品管理 No.021

          Webixライブラリを使ったWEbアプリ(業務アプリ)を紹介していますが、今回は、より具体的な業務に活用できる機能としてスマホでQRコードを読取り、対象備品を保管する場所(棚や保管箱情報)と紐づける操作を最終的には紹介します。今回は、QRコードラベルの作成についてです。 QRコードは、テプラやPtouch製品で簡単に印刷できますが、業務アプリと連携して、印刷できる機能をまずは、作成します。業務アプリに備品情報を登録する操作の延長で、ラベルも連携して印刷できれば、備品番号や備品

          業務アプリ QRコードを使用した備品管理 No.021

          RaspberryPiセンサ情報読取りとWebix

          前回の記事では、RaspberryPiで制御した情報をWebで公開するためにWebixの活用が簡単という内容を紹介させていただきましたが、その事例を紹介するために、市販品で各種センサ情報を収集できるボードを今回は紹介します。RPZ-IR-Sensor Rev2というボードで、拡張スロットに装着すれば、使用できます。温度/湿度/気圧/明るさ/赤外線センサが実装されており、それ以外に4つのLEDと2つのオシボタンスイッチも実装されています。 アマゾンさんでも購入可能です。 以下の

          RaspberryPiセンサ情報読取りとWebix