ラーメンテーマパークin福岡

みなさん、こんにちわ。
前回は新横浜にあるラーメン博物館について取り上げました。20代後半の頃に横浜に住んでいた私は何度も行きました。30代前半の時は転勤で福岡に引っ越しましたが、実は福岡にもラーメン博物館を小さくしたような施設が当時からオープンしています。今日はそちらについて書きます。

その名はラーメンスタジアム。
ラーメンスタジアムは、福岡県福岡市博多区の大型商業施設のキャナルシティ博多5階にあるフードテーマパークです。地元では略してラースタと呼ばれていました。
新横浜ラーメン博物館のコンセプトの流れを受けて、日本各地のご当地ラーメン店舗を揃えている施設です。私が引っ越した前年の2001年12月に「ラーメンスタジアム」の名でオープンしました。
1店舗の出店期間が6ヶ月または1年の契約システムで、店舗の入替を行うスタイルでした。2005年に「ラーメンスタジアム2」と名前が変わったようですが、その後再び2010年に「ラーメンスタジアム」となり現在もその名前のままでオープンしています。
「ラーメンスタジアム2」以降は、ラーメン愛好家参加型のテーマパークとなり、来場者による投票により人気店は残り不人気店は入替されるシステムが導入されました。
この人気投票により、年に数回、2 - 3店舗が入れ替わることとなりましたが、人気店は実際に九州内に出店している店舗であったり、地元福岡からの来場者が多数を占めることから豚骨ラーメンを提供する店に集中し、これらの豚骨ラーメン店が入れ替わらないのに対し、非九州地域からの店舗は頻繁に入れ替わっており、全国的に有名なラーメン店であっても早々に撤退してしまうことがありました。私にとっては、豚骨ラーメン以外のラーメンも味わえる楽しみがありましたが、やはり地元九州では豚骨ラーメンの人気は根強いですね。

福岡市内の二大集客地である博多地区と天神地区の中間という立地や、商業施設であるキャナルシティ博多内に設置されていることから、週末には県外や国外からの来場者も多いです。

店舗入替は2 - 3月、6月、10月頃に行われ、退店店舗は「卒業」という形で退店をPRするそうです。退店の際、店舗によってはラーメンスタジアム歴代売上順位が公表されます。また、店舗によっては不人気という理由ではなく、福岡市内に単独店舗を出店するためにあえて退店する場合もあるようです。
ちなみに、現在の出店店舗は
初代 秀ちゃん(博多)
拉麺 久留米 本田商店(久留米)
札幌みその(札幌)
らーめん二男坊(博多)
新福菜館(京都)
長浜ナンバーワン(博多)
元祖トマトラーメン三味(福岡大名)

福岡に行かれた際は、ぜひ各地のラーメンをご堪能くださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?