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②こんな理事ならもういらない。




こんにちは、司法書士ヤマサキです。

理事や監事など,
NPO法人の役員に名前を連ねること「それだけ」で、社会貢献をしている気になっている方は意外と多いものです。

なので,そんな効果をもたらせるのは松下幸之助さんくらいだよ,という話をしています。笑

実は士業(特に弁護士さん・・・ごめん)にも多いです。

まあそういう方は真面目なので、理事会に出席しては意見をちゃんと言ったりするのですが。

その言い方がね・・

どうもご意見番的というか,一体なに目線なの?という感じで。

「ちょ・・あなたも当事者だからね!!」

って,とある理事会で怒ったこともある私です。


やはり理事に就任する時点で

「理事の役割」みたいなペーパーを交わした方がいいですね。


また,時すでにもう遅し!みたいな団体さんでも,


今からでも「理事の役割・仕事」を
ぜひ理事会の議案として、みなさんで確認してみてくださいね〜!
(大事なことなので二回言いました)


理事・監事を務める条件はこの1つだけ!

2018年でNPO法成立から20周年ですが,

NPO法成立後まもなく設立された団体さんには,
いま10年目とか15年目とかになってる法人さんもいらっしゃいます。

そういうところで今わりと課題になっているのが

「世代交代」とか「事業承継」のお話ですね。

設立の時にはやりたいことがたくさんあり,やる気に満ち溢れ,活動にかけるパワーも時間もたくさんあった当時の役員たちも,

今は60代,70代・・・とかね。


まあ年齢の問題以外にも
人間10年も経つと、健康や家族状況や財産状況に変化はあるものでして。

なかなかずっと現役で活躍し続けられる人ばかりではないと思います。

長年やってきて,ある程度の充実感や達成感があるからこそ,もうそこまでの熱意がない・・・とかね。

で,結論はというと,

(個人的には)そういう役員さん達は、もうその役割を全うしたと思うので,引退していただいた方がお互いのためだと思います。

その方達のコミットメントの低下を、非難したり否定したりするつもりは全くないです。

その方達の今までやってきた功績とか

立ち上げ時・スタートアップ時の苦労とか

今からは想像できないほど大変だったと思うし。

ここまで法人を継続してきたこと自体がほんとうに素晴らしい達成だと思います。

ただ,その役割が終わった,と思うだけ。

おそらく団体への愛着はこの先もずっとあると思うので,

その愛はぜひ寄付とか人脈とか,そういうカタチでの支援に変えてほしいんですね。

そういう方がずっと出席されていると理事会も活性化しませんし・・(小声)


あ,その前に新しい役員の「なり手」がいる!!っていうのが大前提ですけどね!

(そちらに関しては、また筆を改めたいと思います)


ということで,理事も監事も

「いま実際に動ける,仕事をすることができる」人が務めるのが鉄則です!!

というお話でした♪

それでは今日はこのあたりで。

司法書士ヤマサキ

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