謎なスピリチュアル観
一言でスピリチュアリストと言っても
私はスピリチュアリストの端くれを名乗っておりますが、一言でスピリチュアルと言っても色々あるんですね。
どっぶり系スピは、マジのマジでキラキラしています。
それはカッコいいとかでなくて、ノリとしては「キラネーム」とかいうやつと同義です。
何考えてんじゃ…。
とツッコみたくなるようなことを平然と言い放ちます。
ホームページサイトが、ロココ調というかキラキラピンクの夢空間みたいになっているような、そんな感じの。
コロナ禍を機に、スピリチュアル界は少し変化しました。
新規参入者が激増し、過去のスピリチュアル観が拭い去られ、新しい「覚醒条件」が生まれました。
古のスピリチュアリストは覚醒という言葉をあまり使わず、世の中の裏事情を知っている陰謀論系とオーラ使いによる気功(?)のようなものを操れんとする魔法使い系とに分かれていました。
2020年からの新規スピ参入者は
「私はコロナ禍をきっかけに世の中が間違っているという事を知った。覚醒した。でも、他の人は目醒めていないようなんだ。もどかしい」
みたいなことを、口を揃えて言っています。
マスクの装着が意識(?)を呼び覚ますトリガーとなったようです。
マスクを装着する人=奴隷層
という認識が根底にあり
「自分は奴隷ではない。自由を求めて! 光を!」
と声高に叫びながら、手当たり次第自分の意に反する者を槍玉に上げ、叩き対象にする、みたいなことをする人が結構数現れました。
コロナワクチンは遺伝子組換えが起きる。
酸化グラフェン。
体の中が変化して、皮膚に磁石がつくようになる。
など、定型文かな?と思うくらい皆が皆、口を揃えて同じことをいうようになりました。
まだいると思います。
実際のところ、どうなんですか?
いえね…。
何度も申し上げておりますが、フェイクですよ。
海外サイトにて、おもしろ動画として投稿された画像や動画が、誤訳と勘違いにより謎に拡散され、それを現実であると信じ込んだ人が大騒ぎをしているのです。
有名どころで、アドレナクロムという言葉があります。
若き人間を痛めつけて流した血を飲むと若返るとか、そんなのです。
現在はアドレノクロムと呼ばれているそうですが。
これは映画の中のお話です。
アドレナクロムという映画が米国で上映されましたが、アメ公の中でも特に田舎者は映画の中身を本気にして騒ぎ立てる層が一定数存在します。
それが4ch辺りで話題になり、半数以上が
「ネタだよな?」
と笑って流していたものの、残りの半数が本気にし、その認識が日本にも輸入されたものと思われます。
映画を本気にする人は、昔から存在しますね。
「真実の情報のリークだ」
とか言って。
何が真実なのかと。
映画監督や演者は、真剣に作品を作り上げているだけでそんな気は一切ないですけどね。
それも映画の感想の一つなのかな、と受け止められれば正常ですが、何故かやりすぎてしまう人がおりますでな。
そんなこんななある日、Twitterで以下の表を見つけました。
ここに書いてあることを全て理解すれば、真の覚醒人(かくせいびと)として世に君臨出来るわけですな???
少なくとも、過激派スピの仲間内の中では尊敬の眼差しで見られるようになるでしょうね。
上に書いたことは、レベル1の領域みたいですね。
それから、どんどんレベルが上がるにつれてアセンションするという認識っぽいです。
私はこの画像を拾った時
「ぶゎは! なんだこれはーーーwww」
と、ゲラゲラとひとしきり笑った後に、i phoneの画像フォルダに入れたまま放置しておりました。
画像整理の際に見かける度に( ಥ,_」ಥ)プクク… と、笑ったり。
変な画像を拾ったもんだ、と。
しかし、理由もなくこういう類のカテゴリーコンテンツを笑うのは良くないです。
こういう系は、高確率で嘲笑の的になる、というのがお約束の認識になっていたとしても。
ここで取り上げるべきは、矛盾点ですね。
画像の字が小さいので、パッと見た感じでは目がチカチカしてきますが。
何度も画像を見ると、段々慣れてきます。
大事なのは眺める時間ではなく、目にした回数です。
エンカウントを増やすと、徐々に解像度が上がってくる仕組み。
これを前提として、ツッコミ所の矛盾点。
例としては
レベル1
兵器化された食品
「麻薬戦争」
の記述。
かなり健康を気にされた感じのワード。
しかし、レベル3のところに
幻覚剤 DMT /シロシビン
アヤワスカ / LSD
とあります。
薬剤の名が書いてある??
調べたところによると、ジメチルトリプタミン(DMT)という自然界に存在する幻覚剤のようです。
アヤワスカとも呼ばれ、幻覚剤の研究家であるテレンス・マッケナによれば、DMTはエイリアンのいる異次元に誘う作用があるとのことです。
天然なら、幻覚剤の摂取を許すのけ??
ジャングルの奥地でドンドコやりながらキメて、儀式を行うようなクスリやで??
モヤッとしませんか?
天然と銘打っているなら、マジックマッシュルームみたいな薬物を平気で飲むんですってよ。
シャーマンとか本気で信じているんですかねえ。
しかも、高振動有機ダイエットって何??
デトックスなの??
謎が尽きないですね。
添加物の排除という言葉が重要で、その先の細かいカテゴリー分けというか認識の区別はどうでもいいみたいですよ。
などと、色々考えさせられるところはありますが、今回はこの画像について色々書き出してみますね。
需要があるか分かりませんが。
よろぴくどうぞ。
大事なのはレベルの往復
レベル1〜レベル5まで段階が定められているようですが、こういう系はレベルが上ったらそれで手放しに喜ぶだけでは駄目なんですよ。
復習が大事。
レベル1から2へ上がったら3を目指しますが、3まで行ったらもう一度レベル1から学び直さないと4には行けないようになっています。
そうして、こういう系に反転はつきものですので、レベル1は同時にレベル5であり、レベル5は同時にレベル1だったりします。
それが、フトマニ立体図の核〜叡智次元のアセンションの正式なやり方。
行ったり来たりを繰り返す。
立ち止まることは許されないんですよ。
走り続けてこそのスピリチュアリスト。
そもそも陰謀でもスピリチュアルでも、本当はこの二つは次元が両極端に分かれるものです。
底の底か、最高位になるかのどちらか。
故に、この畑はかなり上級者向けと言えます。
難しいんですね。
高次元の存在の為の神霊試練と受け取るか、低次も低次の残り滓が世の恨み言を乗っけているか。
故に、本当に叡智次元に侵入している人は、過ちをツッコんだりはしません。
侵入出来ないので酸っぱい葡萄の心理で遠くから石を投げつけて僻んでいるか、低次次元の中のスピにも入れないドクズが嫉妬に狂っているかです。
高次の人は、カテゴリーそのものに触れずにほっとくんですよ。
もしくは分析に入ります。
しかし、分析に入ろうとすると何故か組織にハマってしまったりするので危険と隣り合わせと言えます。
みんながバカにしているからと言って、本当にバカとは限らないということ。
ネタにするのも、ちょっと気を付けないと危ないかもしれない。
レベル1の概要
殆ど陰謀論系です。
私達は呑気に平和ボケしているけれど、これは仮初の状態であり、実は社会の裏側で権力を握っている奴らがいる、というもの。
TVの向こうの世界は魔法世界で、とにかくすごい文明が眠っているんだぜ!実権を握られているんだ。許せないね!
我らの生活はこんなに苦しいのに、搾取してきてとんでもねえ輩だ、という。
こういった言葉にピン!と来る人は、実は過去生で貴族だった人です。理由あって平民に転生してしまったが、今の生活は貧しすぎてやってらんねえ、と貴族の心が抜けきれずにいるのです。
生まれた環境を間違ったね。
残念だけど、彼らが奴隷だと言い張る現代社会の生活ね。
そこそこ気に入っていて、自分が奴隷だなんて微塵も思わない人が世界の半分以上を占めているのよ。
だから、裕福層の暮らしの裏とか陰謀とか知らんのよ。
実権を握られて、悔しいとか思わんの。
つまり、精神世界の生きる領域が違うんですよね。
こういった陰謀論を唱える人は、転生の際に自分が座るはずだったセレブの椅子を取られてしまって悔しがっている。
その可能性が99.999%を占めています。
画像にあるワードの一つ一つは実はどうでも良いことなんですけど、この認識の裏に存在する実情を読み取るのが大事。
それでこそ真のスピリチュアリストにして、陰謀争いに巻き込まれても勝ち抜く方法です。
レベル2の概要
宇宙系が多いですね。
ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカは、UFOの聖地みたいな感じで見られていますね。
宇宙と交信しているとかなんとか。
あとは人身売買かな。
ディスニーリゾートで人攫いなどという噂ですね。
本当のところは、ディズニーで人攫いなんて起こっておりませんよ。
ディズニーは至って健全で安全な夢の国です。
バチカンでは、人身売買は行われていないですね。
人身売買が多いのは中国です。
次点で…の国。
その次がロシアかな。
主に臓器を抜かれます。
東欧は美人の地域なので、娼婦として攫われていきます。
意外に多いのがフランスです。
貧民層が犠牲になっていますね。
一体どこに売られていくというのか?
主に臓器を抜かれた後に豚のエサにされるんですけど、安く買い取る国がありまして。
大人だけです。
悲惨な感じに売られていくのは。
子供は、極秘に給仕役とか工場で働かされます。
一つの法則、という書籍があることは知りませんでした。
こういう系の自己啓発本は、高確率でアメリカの主婦が書いていますね。
幾つか読んだことがあります。
なんだったか忘れましたが。
よく見ると、この本に書いてあることはレベル3〜4に通じる精神として重要であるため、気になる人は読んでおくのも良いかもです。
レベル3の概要
ここに来ると、陰謀を抜けてスピリチュアルの領域に入っていきます。
陰謀の裏では、みんなこういうことをして自分を高めている、というもの。
ここでチャネリングが入っていますね。
チャネリングは割と身近な現象と思われているそうですね。
シャーマン系は複雑なので、一概に何とは言い切れませんが。
サイマティクスか。
この記事に大体の内容を綴ってあります。
5D-7Dは良くわからないです。
カメラ?
幻覚剤の隠語?かな?
幻覚剤系で、様々な幻覚を視ることが重要視されているそうですね。
基本原理としては、脳の下垂体が薬品などによって爛れると、サイケデリックな幻覚を見たり、マシンエルフなる現象が起きたりします。
現実には存在しないのに、何故そんなものが視えるのか?という疑問及び重要視されているからでしょう。
これは、残留思念の片鱗だったり、幽界からの意識の介入だったりします。ある意味では高次(?)からの介入的な。
しかし、見えたからと言ってそこに優位性を見出すのは健全とは言えませんね。
要するに、脳の病気です。
件のクラスタは心霊現象が好きですものね。
現世では普通でないことを行い、自分は他とは違うのだと世間に知らしめたいのだと思われます。
当然、高次の存在からのメッセージなどではありません。
話しかけたり映像を見せて来る時点で、低俗の中の低俗の意識です。
邪霊・邪精。
あんまり健康な心の在り方とは言えないなあ。
レベル4の概要
ここまでくるとネタ切れ感が否めないです。
バルドを調べてもゴルフのパターばかり出てくるけれど。
何かの心療療法ですかね?
空中歩行とかその辺りにいってしまいそう。
ここらの認識が強い人は、時代が違ったらオウム真理教に入信してたんじゃないんですかね?
レインボーライトアセンションというのは、真・女神転生if…のラスボス。
魔神皇ハザマのアストラル体みたいな状態ですね。
星と一体化というか、目に見えないだけで普通です。
全てのヒトが持つアストラル体というのは、ビスマスみたいに虹色に光っていますのよ。
レベル5の概要
人間の認識の限界、という感じですね。
輪廻転生からの離脱?
そんなのでいいんですか?
源への回帰というのは、量子の波の一つになるということかな?
神霊界の一番上に、ドラゴンボールの蛇の道のような金色の雲が敷き詰められています。
この雲の粒子の一つ一つが、世界量子です。
ソーマの集合体。
ここに帰るということですかね?
確かにこの中の一部になれば、すべての苦しみに終止符が打てますね。
智のピースの一つとして
上記に書いたことに辿り着いたり、ほんのちょっぴり意味を理解したくらいでは駄目なんですよ。
一番の理想は
「ほーん。こういうのがあるんですね」
と、受け止める。
それだけです。
なんでこういうことを考えるのかな?
これを重要視するのかな?
という分析次元に入らないと、言葉やクスリや認識に振り回されるだけに終わり、真の意味で欲しいものが手に入らない上にずっと追いかけ続けるだけの身となるでしょう。
一つの法則、という本は、高次か低次かで両極端に分かれる意識です。
自分を高く保ち、いつだって気高く生きるのよ。
みたいなことが書いてあるようですが、大事なのは位置を高めようとするのではなく、自分の足場を堅牢なるものにすることです。
身につまされる想いに対して、どう行動するかで道が分かれます。
受け止め方はここでは重要ではないです。
あなたが傷つこうが傷つくまいが、世の中は何も変わらない。
表面上の事象を動かせば何かが変化しますが、あなたの内部と同じで他者の内部も簡単には操作が出来ぬものです。
他者も超能力などは決して持ちえていないので、あなたと同じくやはり表面上の事象を動かすしかないのですから。
スピリチュアルの真髄を調べていくとしたら、本来はこういう感じの面倒くさいことから始めるのがBetterです。
レベル4に、啓発ってありますものね。
これがレベル5でもいいくらいですよ。
どれか一つの単語がやたらと気になるようであれば、あなたの精神次元の試練はそこにあるということです。
まずは存分に実行に移し、満足するどころか飽き飽きするまで堪能してから次にいくことをオススメします。
それがレベルアップの近道です。
回数を増やすこと。
理由はなんでもいいですけど、駄目になったらそこで終わり。
いつかまた周期が巡ってきますから、そこで再チャレンジです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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