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フットマニマニ フトマニ!


今度はフトマニ図の話ですか?

ヲシテやカタカムナについてサラッと触れた記事が続いておりますが、今度は皆が気になっているフトマニ図について述べたいと思います。

フトマニはヲシテによって記述された古文書です。
ヲシテは江戸時代中期には存在したことが確認されている『ホツマツタヱ』『ミカサフミ』『カクのミハタ』を記述している文字です。旧来は「ホツマ文字」とも呼ばれていました。
フトマニは128首の和歌で構成されており、漢訳名は神敕基兆傅太占書紀(カンヲシデモトウラツタヱ)です

さっとググった結果より


以下はwikiソースからお借りしたフトマニ図です。

ヲシテ文字にパワーがあるのは、縄文時代に発明された文字であり、縄文パワーが宿っている、またフトマニ図と紐付けられていることからそれに関連して力を引き出す、と思われているようです。

正直言うと、私は全然そのようなことを考えてもいませんでした。
カタカムナ文字の存在を識り、ぞろぞろと古代文字の情報が検索結果から出たので、「環状文字列の陣を組み合わせてみたらどうなるかな?」と思って色々実験を繰り返していただけです。
つまり、背景なんぞまったく気にも止めなかったということ。

フトマニ図も、最初に見た時は
「なんだ、この訳の分からん魔法陣は?」
と思っていました。

始めて見たときから圧を感じた!
神秘パワー!
などというキラキラ要素が皆無だったのです。

これらは霊界おろしコンテンツの一つといえば一つなんですが、何を表しているのかと霊界の人に訊ねても「わかりません」の一点張りでした。
そこで、いつもの「その内に分かるでしょう…」という意識を置いて、放置していました。

こういうの、訳も分からずに開運グッズとか銘打って商売に走るのはちょっと危険です。
トンチンカンな方向違いの行動をとっている場合もありますので。


いや、だって世間一般ではそう思われているんだよ?
みんながそう言っているんだからそうでしょ!
偉い人も認めている!

などと言ってもですね。
スマル、つまり現界にある情報というのは勘違いのオンパレードですので、これだと思った情報が実は全く違った、なんてことはよくあるのです。
これはあり得ない例ですが、パンツは下半身を通して履くモノだという認識でいますが、実は頭に被るものだった、となったらどうでしょう。
現状、全人類が両足を通してパンツを履いており、頭に被ったら変態扱いされてしまいますね。
しかしその変態行為が実は真の使い道だった、となったらどうしますか?
現世から脱する、つまり死後の世界で真実を知った時、自分の使い方が間違っていたとして真理を知る人に嘲笑の的にされてしまうのです。
笑われても気にしないというのなら構わないですが、大抵の人は誰かに間違いを指摘されたり嘲笑われたら恥ずかしさに身を悶えますよね。
赤信号 みんなで渡れば 怖くない
と言いますが、その「みんな」が圧倒的少数派、マイノリティーに属する存在であると、多数決、数の暴力に押し負けて「間違っている」の烙印を押されてしまいます。

こういうことが、実は現世には溢れかえっているのです。
当たり前ですが、パンツは頭に被るものではありませんよ。
下半身に身につけるものです。
極端なあり得ない例を出しただけですので、真に受けて変態行為に走らないでくださいね。

さて、フトマニの話に戻ります。

フトマニ図は、128首の歌からなる、とありますが、これは八卦に通じている考え方となります。


八卦は易経。
商の時代から蓄積された卜辞(ぼくじ)を集大成したものとあるようですが、商とは殷の時代のことですね。
実は更に歴史は古く、殷の前、夏に遡ります。
甲骨文字を扱う卜、亀の甲羅や琥珀を焼いて入ったヒビから吉兆をみる、とは別に蓍(めどき)を用います。
乾燥パスタみたいな束をジャラジャラやって占う系のアレです。

歴史の話は今は置いといて、八卦というのは分裂を現すものなのですね。
最初は太極、そして陰陽の両義、四象を経て、八卦、文字通り8つに分かれていきます。
それを2乗すると、今度は六十四卦となります。
その次は2で掛けて百廿八。
128卦です。
もっと先もあるのですが、今回は割合します。

この128というのが、フトマニです。
中国から日本に伝わって、独自の発展を遂げたのでしょう。
つまり、縄文なんてとっくの昔に終わっていたということで、ヲシテに縄文パワーは含まれていないことになります。
中国が先、日本が後。
フトマニ図が描かれたのは、本当は20世紀に入ってからです。
ホツマツタヱなどは日本書紀と同じく、口伝にて現代まで残った御伽話を紙上にまとめたものとなりますが、その写経みたいな紙媒体に残す作業が定期的に陰陽師の家系などで密かに伝えられており、そうして世に顕現する、というカラクリです。
おそらく、何か丸い図があったのですがボロボロに朽ち果てていて読むに耐えなかったので、キレイな半紙に描き直したのでしょう。
ヲシテ文字は元々、あったのでしょう。
いつからか伝えられて、秘伝として守り続けられてきたのです。
それが世に出されたということは、色々あるでしょうけれど時代の流れということで。

小アルカナ漫画のエースみたいな感じでしょう。
エースはずっとずっと伝わる呪術や御伽話を守り続け、ひょんなタイミングで世に放ちます。
それを皆がこぞって読み漁り、ああでもない、こうでもないと分析を始めるのです。
情報発信元のエースは当事者として元ネタの中身の真実を理解していますが、敢えて口には出しません。
皆が想像力を膨らませて解析を続けるという方法をとることで、コンテンツが世に広まりやすいことを知っているからです。
正しいか正しくないかなんて、エースにはどうでもいいのです。
広まり方、分析の仕方、その結果などを見て、吉兆を占います。
つまり、物凄く遠回りに世界の展望図を占っているのです。
皆は一生懸命、研究を続ける。
そのあり様を静かに観察し、そこから浮かび上がる人間模様、グッズや書籍などの顕在化現象、カタチにすること、これを3次元経由の4次元化と言いますが、そういった社会動きそのものを目的として占いに従事しているのです。

これは、八卦と同じ手法です。
八卦には先天図と後天図がありますね。

伏羲と文王がありますね。
これは、伏羲が始めた陰陽の卜が時代を経て文王により時代の成熟度を計られた、というのが正しいです。

伏羲はエース、文王もエースです。
発信から長い年月をかけて成熟したであろう頃合いを見て、エースはその時の常識に従って時代を占い直した、という解釈でお願いします。

残念ながら後天図の結果は「中途の祖」でした。
未だタカヒマラこと時代成長が中途半端であるとして、取り敢えずの目安として記録に残しました。

現在の最終構成時代にて、再び易経が自然とカタチ取られ、完成となりました。
それを見るために、私は女媧八卦次序というコンテンツをひっそりと立ち上げて時代を占いました。
結果は、火でした。
最初の頃とは読み方も方法も何もかもが違っていましたが、基本の骨組みは同じです。
セフィロトツリー、タカヒマラ全貌図から導き出された結果がここに来てようやく出たことで、次のセフィロトの準備が進められます。
大成功でした。

そして、八卦の亜流としてのフトマニです。
これは今後の宇宙に役立つ重要な参考文献として、大切に保存されることと思われます。

フトマニの本来の意味

フトマニ図の本来の意味とはなんでしょう。
かつて、ネット上で
フトマニ図は脳を表している
という一文を見つけました。
一体何がどうなって、脳と照らし合わせるのか、と疑問に思っていましたが、少ない情報から勝手な推理をして安易に答えを導き出して決めつけに走るのはあまり宜しくない行動であると判断してそのまま放置していました。

よくスピリチュアルや陰謀系の人が興味深いコンテンツを読み込んだあとに
「その先は?」
と疑問に思ったことを質問したりしますね。
これは非常に良くないです。
質問に答えねばならぬという義務感から、発信者が困惑します。
そういった情報、霊界おろしのあれやこれやは、ブツ切りにしか「おりてこない」のです。
つまり、その先は分からない。
ヘルメスとアクセスして、お告げを受けただけの状態。
その方が識っているという訳ではないのですよ。
そして、ヘルメスも全てを語るには時期尚早として、一部しか伝えることはないのです。
つまりそれ以上の「ネタ」は、発信者の持つ精神球の自己紹介となる。
どこを探しても情報がありませんので、自分の考えた勝手な妄想や持ちネタ、知識などの披露となります。
こうなるとめっちゃ話がそれて、本来の意図とはまるっきり別方向となることも。
そうやって拗れて出来上がっていったともいえるのがスマルという状態です。
みんなが急かすから、本当の情報が広まりきらないよ、という。
待つのです。
そうなんだ、で止めておくのです。
家に持ち帰って、理解度を紙やパソコンやスマホにアウトプットをする。
それだけで充分なんですよ。
「これだけの情報を得た」
として、それ以上は突っ込まない。
そうすれば、間違いは減ります。
発信を急かす・急かされるから世の中は拗れていく。
その拗れも時代を読む占い結果の一つとして反映されますが、実はマイナスの要素です。
どんどん次元が下がっていきます。
地球のアセンション、なんて言われていますけど、実は元の位置に戻るだけでアセンションもなにもないのです。
デセンションしすぎただけ。
拗れた事象を元に戻すだけ。
それで、拗れさせた張本人たちがブルブル震えているのですね。
「叱られちゃう」
と。

大丈夫だよ、治すだけだからね、となっていますけれど、急かす人というのは基本的に話を聞かないので、優しい応答が耳に入りません。
「ぼくが悪いってのか!ぼくが!なんでそんなことを言うんだよぉぉ!!」
と喚き散らします。
勝手に思い込んで勝手に何もかもを敵視して、勝手に武器を持って暴れまわります。
そういう人間性を持つ存在が溢れかえっていますので、宇宙全体の次元が下がっていくのです。

その度合を表にしたのが、実はフトマニなんですね。
フトマニは脳を現すというのは確かな話で、波紋というか段階というか、その目安図ですね。
人間力が劣っていないか、どのあたりの次元を彷徨っているかを測るツールです。
読み方は複雑すぎてちょっとここに書ききれないですね。
複雑と言えば複雑、シンプルと言えばシンプルで、どう説明したらよいのか…。

そして、ヲシテ文字は陰陽の力を発揮するのにアストラル体と接続させる強力なツールであったようなのですが、ぱっと見で分からないのでフトマニを図として扱うには向かないです。
すぐに理解できないと意味がないんですよ。
そうして、フトマニに力があるかと言えばそんなに強くはないのですが、そこそこ効果があるようなので現代に沿ったカタチで描き出してみました。


ひらがなです。
すぐに読む。
これが非常に大事。
外側にいくほど、地殻・チカラが強くなります。

最高が真ん中のアウワと言われていますが、核だからですね。
易経は外に広がっていくことで結果を見るというのが本来の使い方ですので(これは霊界での認識です。現世とは違ってきます)それにのっとって外にいくほど複雑さを増し、強度を増していくのです。
図の中では ひ と か が繋がっていますが、これで合ってます。
ひ か は、火を表します。
その部分を八芒星でつなぐ、という考え方もあるようですが、誤りですね。
これでいいんです。
火の要素を大きく取る、という意味。
これが絶対に必要不可欠。

そして更に、順番がありましてね

あうわ
とみたほゑひめか
いもしふをあすへ
つきちこおゐなぬむよそあはえねゆ
せてやまのろくうわさけるに
れん りん

ん は二回使います。
これが陰陽の表裏一体を現すもの。

コレをですね、奏上とかしなくてもいいんですけど、これそのものが祈祷の効果を持ってですね。
位置とか複雑で、しかし数字的な意味もあって、脳と直接アクセス出来る仕組みになっています。
これを読んだからといって、学校の成績が上がるとか記憶力が良くなるとかは期待しないでください。

なんか意味あんの?
とか言われても困ります。
こういうもんですから。
そのまま素直に受け取るのが、最も力を得やすくなります。


なんにしてもそう。
「そうなんスか」
と取り敢えず受け止めておくことが何より大事。

これ以上の何かを!
派手な展開を!
とか言っちゃう人は、世の中に期待し過ぎなんですよ。
あるがままが、そのまんま。
全ての答えです。
受け止め方もありますけど、或る。
それだけで4次元。
完成体を表しているのです。

想像以上だったよ、というのはトコトン期待値を下げた先にあるものですので、期待に胸膨らませて、夢いっぱいに、キラキラを掴んでいこう!とかいう気持ちで有り続けると、どこかでエネルギー切れを起こしてポキッと折れます。
そしてどん詰まりがすぐに来て、熟していないのに最終構成を迎える羽目になって物凄く後悔します。
そこでお勧めな陣が以下になります。


え、ひらがな?
フザケているのか?
と思われましょう。
文字の細工も少なめ。
これを印刷するなり、紙に鉛筆で書き写すなりして、前回のウチユウノハテ札と一緒に持ち歩いてください。
ずっと働いてくれますので、途中で休ませたりしなくても大丈夫。

今回は平仮名を多用していますが、言葉の音という意味で見ると、あ〜ん、濁音半濁音、促音や小さいゃゅょぁぃぅぇぉゎなどは整数扱いなんですね。
英語とか他の言語はもっと多彩な発音に満ちていて、その数は8000などとも言われております。
θを使った発音、息を抜く、口内で跳ねるなどの複雑な発音方法は、分数や小数点のある数字、割り切れない無限数などです。

単純な日本語の発音は、きりの良い数字。

数字の何番が何、というのはないのですが
あ い う え お
はそれだけで区切りと思ってください。
a i u e o
とは違うようです。

順番は、現在一般的に使われている あいうえお で大丈夫ですよ。
あおいえう などというのも一時期流行っていましたが、これは中途の祖の結果です。
現在の最終構成期の概念でファイナルアンサー、正解となりますので、暦なども含めてみんなが使っているのをそのまま使うのが正解。
まあ、趣味で扱うのは全然構わないですが。
こういうのは
「みんなに合わせる」
という訓練ですので、そこで納得というか腑に落とすのも人間として必要になってくるのですね。
昔の方が良かった、なんていうのは老害の始まりです。
温故知新は大事ですけど、限度もありましょう。
せいぜい、半世紀前の常識を引っ張り出すくらいの古さでいいでしょうね。

それ以前は歴史の領域です。

そして、言葉に貴賤はありません。
慣れたものを使うのが一番です。

この記事なども、私が日本人でずっと日本語を使って育ってきたから日本語で書いているだけで、またフトマニ図なども日本人が書いたからヲシテや平仮名を採用しているだけです。
アラビア語圏内ならそれに沿った呪文はまた別にありますし、英語なら英語であるでしょう。
その国のものはその国の文化から生まれでたものであるので、これを冒してはならぬのです。

過去に言葉を奪ったとか?
そういった歴史の軋轢もありますが、いつまで古いことを言っているんですか。
既に受け入れられていますね。
これ以上を望むのは、ちょっと図々しすぎませんか?
やりすぎると、今度は違う団体があなたがやっている行動と同じようなことを仕掛けて来るでしょうね。
程々にね。

もっと書くことがあると思いますが、このくらいにしておきます。

とほかみえみため とか?
これは亀甲の裏側に書いてあった文字ということで、フトマニ領域に入れていない証拠です。
これを拝めるということは、つまりそういうことです。
下方向に働くってこと。

ミカサフミは、シリウス言語の真髄を学べ、という意味です。
シリウスってなんなの?
それは、おしりからはじまる、という意味。
オワリから?
出口から?
アルファ領域とも言うんですけどね。

キリがないですね。
それでは。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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