同居人橋本市民球場

今日はみんなで住んでた家のお片付けの最終日

掃除などは昨日にほとんど済ましていたので片付けはすぐに終わって、みんなでピザとって最後の晩餐をしました。

住んでいた2年間のうち、ほとんどがコロナ禍とかぶりまくっていたので、5人でどっかに出かけたりは出来なかったのですがそれはそれでまた違った思い出が出来た2年間でした。

ほとんどが家での思い出の中、シェアメンバーの中で一番喋ったのが隣人の橋本市民球場かもしれません


言わずと知れたytv漫才新人賞優勝者、その他関西の賞レース決勝にも幾度となく進出したこの家の出世頭でございます。

そんな橋本とはこのシェアハウスで一緒になるまでは全く喋った事がなかったんですが

彼はリビングで寝起きしてますんで、必然的にみんなと話す機会が増えるんですね。


僕は寂しがりなため、隙あらばリビングに顔を出していました。

後輩である橋本は強制的に僕の相手をせざるを得ないわけです 笑


早く寝たい夜もあったろうに


でも橋本がホンマに寝たいであろうときは絶対にベッドから出てこなかったですね 笑


橋本と喋ってて思うのは


『ちょうどいい反骨心』を持ち続けている奴だなと


何かあるたびに「くそっ!」とか「悔しい!」とかいう感情を表に出していました


悔しがり続けるんてしんどいし、それを相手に悟られるのがみっともない事だと勝手に思っちゃって、本当は悔しいのに悔しくないふりしたりする事が増えちゃうんです。


それを隠さず悔しがれるというのは実はなかなか難しい事というか。

自分で傷を浅くするために悔しくないふりをしていると

傷が浅い分、その傷をバネにして自分を向上させられなくなっちゃう恐れがあります。


彼は悔しがった分だけ、その傷や痛みをまともに受けとめて、だからこそ自分を高められる


橋本には大切な事を思い出させてもらいました。



ただ、冬場になるとくる日もくる日も一人で夜中に鍋炊いて食ってるのだけは辟易してました。


僕が夜帰ってきたらいっつもちっさいミッフィーちゃんの小鍋で湯豆腐炊いてるんです。


何が悪いとかじゃないですけどね。


でもあまりに毎日同じ光景を見せてくるものでついには『二度と俺の前で物を炊くな』という理不尽な命令を下す事になってしまいました。


それでも炊いてたけど
(そりゃ従うわけない)


あと、これは僕の思い過ごしかもしれませんが


ytv優勝するなどして、少し人気が出てくると、SNSでの橋本の投稿に対するいいねの数がかなり増えました。


何気ない投稿でも今までの投稿の何倍ものいいねが寄せられる


そして傾向に気づくんです


『コンビの仲のいい感じとか、ほんわかした写真を載せたツイートはいいねが伸びる』


その事に気づいてからは少しいいねを増やす事を意識したツイートの数が若干増えました


これは何も悪い事ではないです。


ファンの人が求めてるものを提供するのも表に出る人間の立派な仕事です。


ただその「いいねがたくさんついた」

のは絶対に嬉しいけど、ボケのツイートでいっぱいいいねがついたわけではないのが少し後ろめたさがあるのか


「こんな、ただネギ持って撮っただけの写真やのに200いいねっすわ」


と少し尖ったフリをするんですね。


絶対嬉しいのに


悔しさは素直に表現する男なのに


いいねたくさんついたのを自慢したいのに、その嬉しさは尖りで隠しちゃうんですね。


でもそんなとこも可愛い奴です。


余談と謝罪
橋本、毎朝決まった時間にリビングに来てはどデカい屁をこいてごめんね。
僕の屁の音で目を覚ます最悪な習慣がついて苦しんでたよね。


また明日

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