台湾・国際交流プログラム【番外編】
山梨県立大学人間福祉学部福祉コミュニティ学科2年の清 明日香です。
先月行われた4日間の国際交流プログラムに参加し、台湾に行ってきました!それぞれの研修については、他の学生さんが紹介してくださっているので、私は台湾で感じた文化の特徴についてご紹介できればと思います。
台湾研修1日目、台北に到着してまず感じたのは、交通面での違いです。
ガイドさんにも説明していただきましたが、台北では特にバイクの交通量がかなり多く、交差点の停止線の場所にはバイク専用の停車スペースがありました。歩行者優先の日本とは違い、何台ものバイクが車の前に並び先頭を走る光景はかなり新鮮でした。街中にもあらゆるところにバイクが停める駐輪場があり、台湾ではかなり多くの人がバイクを利用して生活しているのだと知りました。また、台湾は信号機も特徴的でした。歩行者用信号のデザインは「小緑人」と言われているらしく、青信号の間は動く人型のマークが歩いているように表示されていました。時間が経つにつれて歩くスピードが速くなっていくのが面白かったです。中には赤信号になるまでの残りの秒数が、カウントダウンされるように表示される信号機もありました。
さらに、台湾では「悠遊カード」という独自の交通系ICカードがあり、
バスや地下鉄、コンビニでの支払いもできるためとても便利です。
私たちも「悠遊カード」を使うことで気軽に台北市内を移動することができました。四日間の研修の中では自由時間もあり、夜市や朝ごはん、地元のスーパーマーケットなど、それぞれ好きな場所を見て回ることができました。
中でも印象的だったのは夜市です。
台湾では外食文化が強いらしく、夕方から開店する夜市は地元の人や観光客で賑わっていました。私たちは二大夜市と言われる「饒河街観光夜市」と「士林夜市」に行ってきました。
日本の縁日のように様々な出店が並び、代表的な台湾料理「大鶏排(ダージーパイ)」や甘辛いソーセージ、フルーツジュースなどを楽しみました。どれも美味しくて、夜市によって異なる雰囲気を感じながら歩くのも楽しかったです!
最終日には、友人と市内の朝市を観光しました。
野菜や果物、お肉が多く売られていて、商店街のような雰囲気が夜市とはまた違い、面白かったです。
台湾では、中国語、台湾語の他、簡単な日本語や英語を話せる方が多く、買い物をする際にも特に困ることなく、スムーズにコミュニケーションがとれました。ここでは台湾の文化の違いを一部ご紹介しましたが、日本と似た文化を感じる点も多く、海外旅行初心者の私でも安心して参加することができました。
四日間の研修を通して、台湾の高齢者福祉、児童福祉についてはもちろんのこと、文化の違いも肌で感じることができ、多文化理解を深める良い機会でした。
初めての海外で不安なこともありましたが、先生方や仲間たちと共に過ごした四日間は学びも多く貴重な経験となりました。これからも様々な機会を通して自分自身の価値観をさらに広げていきたいです。
最期まで読んでいただきありがとうございました!