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ネコの屈託のなさを見習いたい

昨日、猫の反応の速さが、かわいさの要因のひとつであるということを書いた。猫から学ぼうと思うと、いろいろなことが学べるものだ。

今日は、猫の切り替えの速さについて書こうと思う。

たまに、猫のしっぽを踏んでしまうことがある。当然、猫は痛がり、「ギャー!!」と悲痛に叫ぶ。

しかし、その後は何事もなかったかのように、ケロッとしている。あげく、「にゃーん」と甘えてきたりする。こちらに対する恨みは、一切ないみたいだ。なんてあっさりしているのだろう。

これが人間だったら(人間に踏みつけられるしっぽはないが)、いくら切り替えの速い人でも、少しは、にらみつけたりするのではないか。

起きてしまったことについて、いつまでもウジウジしないこと。それを猫から学べると言いたい。

痛い目にあう以外にも、猫自身で、人間だったら赤面してしまうような大失敗をすることもある。

たとえば、布が敷いてあるテーブルから、ジャンプして別の場所に飛び移ろうとすることがある。案の定、布がテーブルを上滑りし、飛距離が足りずに落ちてしまう。「ツルッ」と効果音でもしそうなほど、見事なすべり方である。

人間が、人前ですべって転びでもしたら、とんでもなく恥ずかしい思いをする。

しかし、ネコはこれまた、なんでもなかったかのような態度をしている。「え、なにかありました?」とでも言いたげな顔をしている。

人は、失敗すると引きずってしまうことがよくある。その点、ネコに「失敗」という概念はないみたいだ。

エジソンは、「私は失敗したことがない。 ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」と言ったそうだ。ネコは自然と、発明家の精神を身につけている。ネコと暮らすということは、このような学びを得ることでもあるのだ。

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