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大型書店の楽しさ

今日は仕事が休みだった。何をしようか、という感じだった。あてもなく、市街地へ向かった。

とりあえず本屋に入った。暇なときは本屋に行くのが、僕の習慣だ。

大きい書店が好きだ。個人経営の書店や、古本屋などもいいのだが、なんだかんだジュンク堂書店などに行ってしまう。大きい書店では、ぼくは何者でもないかのような存在になる。言いかえると、匿名者になるのだ。

たとえば、個人の料理店に入らず、チェーン店に入るようなものである。個人のお店は、それぞれに個性があり、味がある。それはすごく印象に残るものだが、そういうお店に入るのは、少し勇気がいる。ちょっとしたハードルを越えなくてはならない。

それに対して、チェーン店や大型書店に入るのは、気軽なものである。なんの気兼ねもなく、スムーズに店内に入れる。そうして、自分の趣味嗜好を全開にして、店内を歩きまわるのだ。

SNSにおいて、匿名のアカウントは、けっこう自由気ままに発言していることが多い。かくいう僕も、この記事は本名などの個人情報を出さずにやっている。

本名でやるのは、色々としがらみもあるから、書きたいことを書きづらいところがある。匿名だとそれがない。

そんな自由な感じがいい。大型書店に行くのは、自分の可能性を広げてくれるような、せまい檻を壊してくれるような、そんな感覚がある。その世界の広さに、愕然とすることもよくあるのだが…

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