『もしも一年後、この世にいないとしたら。」の感想
『もしも一年後、この世にいないとしたら。』という本を読んでいる。著者は、がん患者を相手にカウンセリングを行う仕事をされている、清水研さんだ。
がん患者と聞くと、壮絶な闘病生活を思い浮かべる方が多いかもしれない。それはその通りだ。
しかし、がん患者はみな絶望しているわけではない。最初はがんという現実を受け入れられなかった患者さんたちも、徐々に受け入れられるようになっていく。そういうケースが多いそうだ。
たしかに最初は、自分ががんであることを医者から告げられても、信じられな