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本のまとめ・書評

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私が読んだ本の要点・感想についてまとめています。
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記事一覧

マイブームとデカルト

古賀史健さんの本日のnoteを、非常に興味深く読ませていただきました。 私は古賀さんのファン…

うみ
1か月前
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身近な人の存在は、当たり前ではない

小説家の小川洋子さんと、臨床心理者である河合隼雄さんとの対談本、『生きるとは、自分の物語…

うみ
2か月前
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自由と自由の衝突

知的好奇心は、無条件に奨励されるべきものだろうか。そんなことはなく、知的好奇心が他者のプ…

うみ
2か月前
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人が見た目を気にするようになる経緯

『イギリス近代史講義』という本を読んでいる。その中に、田舎で暮らす人より、都会に住む人々…

うみ
3か月前

発明は必要の母

『銃・病原菌・鉄』という本を読んでいます。 この本の中で、興味深い一章がありました。その…

うみ
4か月前
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2022/02/13 読書会『京大的アホがなぜ必要か』

2/13の夜、定期的にやっている読書会をした。課題図書は『京大的アホがなぜ必要か』という本で…

うみ
2年前
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『もしも一年後、この世にいないとしたら。」の感想

『もしも一年後、この世にいないとしたら。』という本を読んでいる。著者は、がん患者を相手にカウンセリングを行う仕事をされている、清水研さんだ。 がん患者と聞くと、壮絶な闘病生活を思い浮かべる方が多いかもしれない。それはその通りだ。 しかし、がん患者はみな絶望しているわけではない。最初はがんという現実を受け入れられなかった患者さんたちも、徐々に受け入れられるようになっていく。そういうケースが多いそうだ。 たしかに最初は、自分ががんであることを医者から告げられても、信じられな

本の感想『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』

世の中には、想像を超えるほどに面白い人たちがいる。自分の知らない世界を見てみたいと思う方…

うみ
3年前
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⑴『ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊』(立花隆、佐藤優文春新書)2人の作家による知的対談・ブックリスト。両者の広範な読書、縦横無尽に知識を操る様子に驚かされ、学習意欲が湧く。例えば戦争に関する知識は現代に必須の教養であるというのは目から鱗。幅広く深い知に触れられる。

うみ
4年前
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