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内反捻挫の治療法のご紹介です!

まず問診において、症状を細かく把握し、どのような検査が必要かどこらへんに原因がありそうか推察していきます。問診で多くのことが分かってきますので、ご自身で関係ないと思われることも気兼ねなくお話し下さい。
足関節は捻挫の方やそれに伴う不安定感、足底腱膜筋膜炎、外反母趾、槌指など多岐に渡ります。もちろん身体を支えている根幹となるものですから、小さな問題が大きな問題として、身体に影響を及ぼすことがありますので、非常に重要な関節です。
以下に足関節の疾患における検査の概要、治療の一例などを列挙いたします。
しかしながら、患者様一人ひとりの状態が違いますので、すべての方にこのような検査、治療を行うわけではございません。あくまでも一例です。今回は内反捻挫の治療をご紹介致します。

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基本的には急性期ではない状態に対する施術となります。

内反捻挫は内側に足を捻ることでおきますので、構造上どのような部位が損傷するかは把握できます。これは外側の靭帯の状態のチェックです。
外側は伸ばされることになりますので、断裂、ゆるみなどを確認していきます。
古傷で癒着がある場合はそれを除去していきます。

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内側は骨打撲を起こすことがありますので、炎症、痛みのチェックを行います。

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内反の衝撃によって、内側に変位した距骨と踵骨を正しい位置に戻していきます。

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内反の衝撃で前方に変位した距骨と下方に下がった腓骨を正しい位置に戻しています。

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内反の衝撃で影響を受けた足根骨を調整しています。

急性期でも施術は出来ますが、まずはアイシングが重要です。時間が経って足首の不安定性がある方や何度も捻挫を繰り返す方なども当院にご相談下さい。