徳川美術館へ挨拶に

画像1 ものすごく久しぶりの徳川美術館です。『仏教タイムズ』という新聞のご依頼で連載を担当していた頃に、当時の佐藤学芸部長にお願いして一室をお借りし、佐藤さんにも加わって戴いて志野流香道ご当代御家元、松久保秀胤薬師寺管主(当時)と座談会を行なわせて戴いて以来だとすると、もう20年近くご無沙汰していたことになります。
画像2 ああ、こんな雰囲気だった!と懐かしさが募ります。スキャンした案内のチラシをUPしようとしましたが、受け付けて貰えないようで…「奏でるー楽器と調べ」の展示では琉球王朝で用いられた楽器たちや藤田流ご当代にしか演奏が許されない能管など、素晴らしいコレクションが堪能できましたし、特別公開の国宝「源氏物語絵巻」、同じく国宝の「初音の調度」はいつ拝見しても圧巻です。旧知の元学芸部長や元副館長は何年も前に引退されてお目に掛かることはできませんでしたが、学芸部の下畑マネージャーがご対応下さいました。
画像3 『香木三昧』では名香『蘭奢待』をはじめ徳川美術館の香木について勝手ながら色々と書かせて戴きましたので、事後承諾のような感じでのご挨拶でしたが、下畑マネージャーと色々とお話ができて有り難く思いました。館蔵品の香木の展示は無かったものの、その後館内も隈なく拝観し、歩き疲れてカフェで羊羹と抹茶を戴いて、美術館を後にしました。

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