撮影した写真に簡単なコメントを付けて紹介する『写真ギャラリー』、撮影に出た一日を文章と写真で克明に記録する『写真と散歩』、自分の写真への向き合いかたを述べる『写真論』をおもに公開…
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【写真】夜の広島市街
夜景は光を撮りがちだけど、やはり闇を撮りたい。
〈↑〉バスとバイク。家路につく人たち。
〈↑〉錯乱した夜。
〈↑〉カメラの設定が変だっただけで、本当はこんなサイケな色の電灯ではない。だが、おかげで病的な夜になった。
〈↑〉湖畔のベンチのようだが、これは川。広島の川は幅が広い。
〈↑〉自分の影。
〈↑〉水面に映る姿。川底に、鏡の世界が広がってるようだ。
【写真】雨の庭
雨上がりは美しい写真が撮れます。
〈↑〉マクロレンズで撮影。雫の中に映った景色にピントを合わせるのは至難の技。おもしろい構図だけど、画面左上、白い部分が入ったのはミス。
〈↑〉クローズアップレンズを使った広角マクロ撮影。一輪の花、一滴の雫を大きく写しつつ、背景の広がりも画面に収まる。
〈↑〉雨に濡れる紫の花。色気と清純が同居してる。
〈↑〉すこし陽が差してきた。
【写真】モノクロの広島駅前
広島駅周辺で撮影した写真です。
〈↑〉橋の欄干の彫像。前方に信号機、後方に建物を写し込んで、画面が彫像と空だけになるのを防いだ。
〈↑〉ベビーカーを押す人。いいポーズをしたときを狙うのが難しい。
〈↑〉タイルに微妙な濃淡がある。そこに注目してもらうため、自転車とパイプは真っ黒に。
〈↑〉ガード下の商店。望遠で詰めて密集感を出す。
【写真論】写真を撮る上で、なにより大切にしていること
写真を撮るようになって三年くらいたった。最近は撮影に行けてないし、いつまでも機材は中古ばかりだし、光学の本も買ったが読んでない。
こんなだらしない写真家だけど、写真を始めた時からずっと、写真を撮る上で最も大切なことは何か、それだけは分かっていたし、今もその考えは変わらない。
それは、「被写体の心を理解すること」。
写真というものは、写ってくれる被写体がいないと何にも撮れない。そして、その被写