山田星彦〈文章・写真〉

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山田星彦〈文章・写真〉

作品の記事はマガジンに分類しています。 作品および表紙画像など全て自作で、代筆・AI等は使用していません。 大学首席中退・永世無職・文豪見習い・村一番のシティボーイ。

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  • 日記

    日記です。日々のできごとや、ふと思ったことを書いています。

  • 霊石典

    ことばには、目には見えない力が宿っています。霊石典では、ひとつの記事でひとつの語句を取り上げ、意味や印象、類語や用例などを探るとともに、その言葉を文章表現にどう活かすかについて、実例を交えて考察します。

  • 【娯楽小説】小さな本屋 エクリルエマチエル

    小さな本屋エクリルエマチエルを舞台に、本にまつわるさまざまな物語が綴られます。話はエピソード(折と表記)ごとに独立しているので、気になるものからお読みください。

  • 文芸学習

    文学や芸術について学べる記事を集めました。

  • 短編小説集

    本で数ページほどの短編小説をまとめています。どれも、ひとつの記事で完結しています。

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山田星彦のまとめページ

 こんにちは!山田星彦です。  私のページをご覧いただき、ありがとうございます。  この記事では、何から読んでいいか分からないという方のために、作品を紹介したり、マガジンをまとめたりしています。 ■どんな人? 私は主に小説を書いてnoteに発表しています。作品は、童話・娯楽小説・純文学まで幅広く、テーマも作風も様々ですが、どの作品も「ふかく、たのしく、うつくしく、わかりやすい」ものを目指しています。  また、全投稿をつうじて、代筆・AIは使用していませんし、商品やサービ

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記事

    【日記】本を作ったことがあるけどやめたので小説にした

    ■集客に取り組む  4月から連休明けまでをひとつの区切りとして、新たな活動の形態を整えてきた。『エクリルエマチエル』『文芸学習』『霊石典』のみっつを柱に据えてきたわけだが、ひとまず軌道にのったと思う。ただ、これらは小説や文章の勉強ということで、世の中的には、かなりマニアックな内容なのだろう。ここにどうやって人を集めるかを考えたら、ちょっと外の世界にアプローチしていく必要もあると思う。 ■今週の記事  この一週間にあげた主な記事。 〈↑〉はじめての名詞は[山]。まずは山

    【日記】本を作ったことがあるけどやめたので小説にした

    【娯楽小説】小さな本屋 エクリルエマチエル〈一折目の物語〉エクリルエマチエルの秘密⑤

    小さな本屋 エクリルエマチエル 扉(概要・目次) 〓 〓 〓 〈一折目の物語〉 エクリルエマチエルの秘密 ① ② ③ ④ ⑤ 〓 〓 〓 エクリルエマチエルの秘密⑤  小人の少年クータは、長老の試験を突破して本作りの見習いにしてもらい、今は奥の工房へつづく扉の前に立っています。扉といっても、子ネズミくらいの大きさしかない小人からしたら、それはてっぺんも見えないくらいの高い壁です。だからクータは扉を開けられませんが、扉のしたに、ちょうど小人が通れる穴があいていて、そ

    【娯楽小説】小さな本屋 エクリルエマチエル〈一折目の物語〉エクリルエマチエルの秘密⑤

    ベッドで足を伸ばしてるだけなのに膝が痛くなる。不思議だ。

    ベッドで足を伸ばしてるだけなのに膝が痛くなる。不思議だ。

    【表現辞典】霊石典/名作家の文章〈1〉夏目漱石『私の個人主義』

    霊石典〈おしらせ・索引〉  この記事は、私が編集している『霊石典』の派生記事です。名作家の作品の中から、『霊石典』収録の言葉が使われた印象的な文章を紹介します。言葉に興味を持つきっかけとして、あるいは、言葉をさらに深く理解する参考として、ぜひ本編の記事とあわせてお読みください。 夏目漱石『私の個人主義』  夏目漱石は西洋文明をいち早く取り入れた知識人で、明治文壇の重鎮として国民の思想形成に多大な貢献をしました。この文章は、生半可な思考で自我や自覚という西洋精神を振りかざ

    【表現辞典】霊石典/名作家の文章〈1〉夏目漱石『私の個人主義』

    先週、文芸学習の太宰治『走れメロス』が完結しました。 https://note.com/yamadahoshihiko/m/m53ff7473c5ba 全四回をつうじて、作品のテーマや太宰治の人間観などについて考えを巡らせています。有名な作品ですが、たんなる美談ではない、文学としての価値はどこにあるのか?ぜひ御一読ください。

    先週、文芸学習の太宰治『走れメロス』が完結しました。 https://note.com/yamadahoshihiko/m/m53ff7473c5ba 全四回をつうじて、作品のテーマや太宰治の人間観などについて考えを巡らせています。有名な作品ですが、たんなる美談ではない、文学としての価値はどこにあるのか?ぜひ御一読ください。

    昨日、『霊石典』に[山]の記事を追加しました。 https://note.com/yamadahoshihiko/n/n3bf2e4737bf2 [頂][峰][裾][背]など、山にはさまざまな部分があります。ほんの一例ですが、そんな山の持つ豊かな語彙を、文章表現に活かす方法を考察しています。ぜひ、ご覧下さい。

    昨日、『霊石典』に[山]の記事を追加しました。 https://note.com/yamadahoshihiko/n/n3bf2e4737bf2 [頂][峰][裾][背]など、山にはさまざまな部分があります。ほんの一例ですが、そんな山の持つ豊かな語彙を、文章表現に活かす方法を考察しています。ぜひ、ご覧下さい。

    【表現辞典】霊石典[やま(山)]

    霊石典〈おしらせ・索引〉  今回は[やま(山)]です。  [山]は日本人にとって身近な場所なので、実際に見ることも、文章に登場することも多い言葉です。しかし、鉄道や飛行機が発達した現代では、山に登ることはすくなく、その各部名称を細かく気にすることはありません。この記事では、山について知ることで、それを表現に活かす方法を学びます。

    【表現辞典】霊石典[やま(山)]

    【日記】映画・文学・絵画ざんまい

    ■コナン映画の復讐  前回の日記で、「最近のコナン映画はバトルアクション化していて、もはや『スーパー探偵コナンマン』だ」と書いた。建物の爆破やカーチェイスや銃撃戦などの派手なシーンがメインで、ミステリの要素はほとんどないのである。そんなことを書いていたら、ふと初期の映画はどんなだったか気になってきた。無料で観れたので、せっかくならと第一作『時計じかけの摩天楼』を観てみた。結論からいうと、びっくりするほどおもしろかった。なんとなく内容は覚えていたのだが、こんなにもおもしろかっ

    【日記】映画・文学・絵画ざんまい

    【娯楽小説】小さな本屋 エクリルエマチエル〈一折目の物語〉エクリルエマチエルの秘密④

    小さな本屋 エクリルエマチエル 扉(概要・目次) 〓 〓 〓 〈一折目の物語〉 エクリルエマチエルの秘密 ① ② ③ ④ ⑤ 〓 〓 〓 エクリルエマチエルの秘密④  クータはプランタンにむかって大きな声で言いました。 「なつかしい本です!ぼくは、なつかしい本が好きです!」 この言葉に、プランタンの目は白い眉毛からびょんと飛びだしました。クータがへんなことを言いだしたと思ったのです。が、プランタンはすぐに目玉を元どおり引っこめると、こほんと咳払いしてから、それまで

    【娯楽小説】小さな本屋 エクリルエマチエル〈一折目の物語〉エクリルエマチエルの秘密④

    【記事紹介】モナリザの不思議な微笑の正体を解明した記事

     こんにちは!山田星彦です。  世間では連休ということもあり、時間に余裕のある方も多いのではないでしょうか。中には休みを利用して、芸術鑑賞を楽しもうと考えている方もいらっしゃるかもしれません。そこで、今日はみなさんに、私が過去に書いた美術にまつわる記事を紹介します。  それはある有名な絵画の解説記事なのですが、その記事で取り上げた作品は、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』です。世界一有名な絵画と言われる作品ですから、実物ではなくとも、みなさん見たことがあるはずです。

    【記事紹介】モナリザの不思議な微笑の正体を解明した記事

    自分の記事を紹介します!

     こんにちは、山田星彦です。  私はこれまでに、小説や写真、それからエッセイやコラムなど、noteにたくさんの記事を書いてきました。もちろんそれらの記事は、いつでも読んでいただくことができます。  しかし、過去の記事にさかのぼって読む人はあまりいません。そのことについてはずっと、せっかく書いた記事が埋もれてしまってもったいなく思っていました。また、有料の作品は内容がどのようなものか分からないので、買いたくてもどれを買えばいいか分からないという方もいらっしゃるかもしれません

    自分の記事を紹介します!

    【文芸センス】太宰治『走れメロス』④太宰らしくない作品なのか

     今回は『走れメロス』の最終回です。この記事では、『走れメロス』の内容ではなく、これを書いた太宰治の性格について、考えをめぐらせてみます。  個人的な見解ですが、作品と作者の関係を理解するうえで、ひとつの観点を提示することはできると思います。ぜひ、参考にしてください。 太宰治『走れメロス』④太宰らしくない作品なのか 道徳教材のような物語  前回、『走れメロス』のテーマについて考察しました。この作品のテーマは、簡単に言えば「人を信じることの難しさと大切さ」です。  物

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    【文芸センス】太宰治『走れメロス』④太宰らしくない作品…