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静寂。という贅沢。

 朝早く起きると、外がしんと静まり返っている。
 この静けさがとても心地いい。
 普段周りには、いつも人間がいて、話し声が聞こえ、換気扇やエアコンの音、ドアを開け閉めする音、車の音などが常に聞こえている。
 「音の地図」という物があって、音を辿って行くと目的地に着く、という面白いワークショップをしたこともある。
 音だけの地図が成立するほど、音はひっきりなしに聞こえてくるものだ。
 思い出してみると、上の子どもが生まれたとき、日付が変わる直前だった。数時間してから帰宅したが、繁華街にまったく車も人も通っていなかったことが印象的だ。
 元旦の朝も、同じ街とは思えないほど静かになる。
 うちには小さい子どもが2人いるので、習い事などでいなくなると静寂が強調される。
 思わず、
「うわあ。子どもがいないと、こんなに静かなんだ…… 」
 と呟くほどだ。
 だから、朝早く起きると、静寂が贅沢だと感じる。

「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。