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新涼の京都観光「法華宗大本山 本能寺①」ホテル本能寺と表門


敵は本能寺にあり


前回は京都市役所前を散策しました。今回は法華宗本門流の大本山、織田信長最期の舞台となった本能寺へ向かいます。


ホテル本能寺

こちらの建物は本能寺ホテルです。2019年に建て替え工事が行なわれ、六階建てから九階建てになり延べ床面積が約1.5倍に広がりました。

専用駐車場はありませんが、京都市営地下鉄の駅出入口がすぐ近くにあり、目の前は京都市役所というすごくいい場所にあります。メインターゲットは修学旅行生。なんと同時に二校も受け入れられるそうですよ。全客室に浴室があり、一般宿泊客にも十分な配慮がなされています。


ホテル本能寺は大本山本能寺が主要株主。1962年に「本能寺会館」を開業し、2008年に現在の名称に変更した。建て替え工事は17年12月から営業を中断して実施。5階建ての西館(16室)は21年6月に完成予定。

京都新聞2019年10月11日より



寺町通の成り立ち

京都市役所すぐ近くにある寺町通てらまちどおり

豊臣秀吉が寺町に寺院を集めたのは有名な話ですが、その理由についてつい最近まで私知りませんでした。京都は戦略的に"守りづらく攻めやすい地形"です。明智光秀に滅ぼされた織田信長と同じ轍を踏みたくはなかったのでしょう。豊臣秀吉は京都の城塞化を行ないました。

はじめに御土居を築き洛中の守りを固めました。そして次に鴨川の西岸に寺院を移転させて東側の守りにしました。お寺を攻撃することは仏敵になることと同義です。織田信長が石山合戦に勝利するまで十年もかかりました。その反省を活かしてのことでしょう。こうして寺町通が形成されました。さすがまちづくりの天才太閤秀吉です。


平日でも賑わう寺町通ですが、さすがに朝七時前ということもあって私以外には僅かな人しかいませんでした。やっぱりアーケード商店街は人がいてこそですよね。



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