見出し画像

【Kindle出版ノウハウ#05】Amazonリンクの貼り方

こんにちは、Kindle作家のシンプリストやまだです。

この記事ではKindle本の中に貼る、「Amazon商品へのリンク」の注意点を共有します。
Kindle作家さんには必ず知っておいてほしいことなので、ぜひ最後まで読んでくださいね。


うまくリンクできない問題

Kindle本の中に、他の本のリンクを貼ることって、よくありますよね。
この「他の本のリンク」に落とし穴がありました。

他の本のリンク

先日、自分が出版した新刊書籍をチェックしていた時の話です。
iPhoneのKindleアプリにて、本の中のリンクをタップしたところ、下の画像のようになりました。

うまくリンクできない

あれ??
うまくリンクできひん・・・

自分の書籍を調べてみると、リンクできるものと、できないモノがありました。

この問題、あなたの書籍でも起こっている可能性があります。

この記事の結論

さっそく結論から書きますね。

Kindle本の中に貼るAmazon商品のリンクURLは、必ず短縮URLを使いましょう。

URLの中に「amazon」という文字が入っていると、iPhoneのKindleアプリでうまくリンクすることができません。

調べてみると、これはAmazonがAppleに手数料を払いたくないための仕様らしい・・・(あくまでウワサです)

ちなみにパソコンのKindleアプリで試したところ、うまくリンクできていました。

この現象はApple製品のKindleアプリで起こります。

下記に例を示します。

ダメなURLの例

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CQWGJ34W?ref_=cm_sw_r_cp_ud_dp_NE63ZPVB1Q4A3EAJZ2XF

いいURLの例

https://amzn.asia/d/81SyvWd

上の2つのリンクは同じ書籍のURLです。
しかし作り方によって、iPhoneやiPadからうまく飛べないリンクになってしまいます。

本の中に貼るリンクURLは、「amazon」の文字が入っていないものを使いましょう。

短縮URLの作り方

それでは、どうやって短縮URLを作るのかを紹介しますね。

私が行った短縮URLの作り方は、

スマホの「Amazonアプリ」を使うこと


ダメな方法

先に失敗した方法をご紹介。
普通にパソコンを使ってリンクを作るとNGでした。

パソコンでのAmazonサイト

この方法でコピーしたURLは

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CQWGJ34W?ref_=cm_sw_r_cp_ud_dp_ADHD431N7G15CSEED7DE

になり「amazon」が入っているのでNG。

たしか以前はこの方法で短縮になっていたのですが、現在(2023年12月)では「amazon」が入ってしまいます。


良い方法

私が試した方法は、スマホのAmazonアプリを使うこと。

iPhoneのAmazonアプリ

この方法でコピーしたURLは

https://amzn.asia/d/81SyvWd

となります。

私はiPhoneでコピーしたURLをGoogleスプレッドシートに貼り、パソコンと共有して使用しました。


他の方法

他にもうまくリンクさせる方法はたくさんあります。
しかし他の方法は読者ファーストではないと思ったので、私は上記の「Amazonアプリを使う」という方法を採用しました。

他の方法と、そのデメリットを紹介しますね。


方法① 短縮URL作成サイトを使う

ネットで「短縮URL」と検索すると、様々なサイトがでてきます。
これを使って短縮URLを作り、貼り付けることも可能。

しかし私は短縮URLサイトの使用は、「読者ファーストではない」と考えています。

(これはあくまで私個人の好みです。
短縮URLサイトは便利なので、使っている方を否定するわけではありません。
今は使っておりませんが、信頼できるサイトが見つかれば使用するかもしれません。)

下記にその理由を述べますね。

  1. なんとなく不安

  2. リンクに飛ぶのに若干時間がかかる

  3. 広告が表示される

  4. サービスが終了する可能性がある


1、なんとなく不安

「短縮URLサービスはなんとなく不安」
私はそう感じています。

明確な理由、根拠はありません(笑)

  • なんとなく怪しい

  • なぜ無料で使えるの?

  • どこかに誘導されるのではないか

読者側からしても、別のサイトを経由することを嫌う方もいるでしょう。

私は「なんとなく不安」なので、短縮URLサイトを使用しておりません。


2、リンクに飛ぶのに時間がかかる

短縮URLを使うと、リンクに飛ぶのに時間がかかります。
(数秒~数十秒)
別のサーバーを経由するため、どうしても直接より時間がかかるのです。

これは読者ファーストではありませんよね。


3、広告が表示される

短縮URLサイトによっては、広告が表示される場合があります。
これも読者ファーストではありませんね。


4、サービスが終了する可能性がある

短縮URLサイトはサービスが終了する可能性があります。

例えば下記のサイト
https://url.onl.jp/

以前は短縮URL作成ができたのですが、今はサービスを停止しています。

これはあくまで一例ですが、このようなこともあるのですね。


方法② noteやブログを経由する

他のサイトを経由することも可能です。

noteやブログ、Xのポスト等にAmazonへのリンクを貼っておいて、Kindle本からそのサイトを経由するのです。

ただしこの方法には大きなデメリットがあります。
それは読者の手間がかかること。

【Kindle本にAmazonのリンクを直接貼る場合】

Kindle本リンクをタップ書籍ページ

と、少ない手順で商品にたどり着くことができますよね。

【noteやブログを経由する場合】

Kindle本リンクをタップnoteの中の本を探すリンクをタップ書籍ページ

手順が多いですね。
読者ファーストを考えるなら、1タップで商品にたどり着ける方がいいでしょう。


以上のことより、私はAmazonアプリを使ってリンクを作成することにしました。

まとめ

  1. Kindle本の中にAmazon商品のリンクを貼る場合は、URLに注意が必要。

  2. URL作成にはスマホの「Amazonアプリ」を使う。

  3. 短縮URLサイトは「読者ファースト」ではない。

以上、参考になればうれしいです。

コチラのポストを引用して感想などを頂けると喜びます。

宣伝

ココナラでモニター、サポートを出品しています。
お困りごとなどがあれば、ご連絡くださいね。

コチラは2023年12月に出版したKindle本。
ぜひ「モノ減らし」に活用ください♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?