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【応援読書.vol-24.パッチ・アダムスと夢の病院】

シュウです!

ロビン・ウイリアムさん、学生の頃に彼の映画はほとんど観たくらい好きな俳優さんの一人です。

今日はこのロビン・ウイリアムさんが主演した映画にもなった、世界的に今でも活躍されている医師パッチ・アダムスの半生が書かれた本についてです。

昔この映画を見た頃の僕は現役のアメリカンフットボールの選手で、病院とは無縁の生活を送っていましたが、今ではかかりつけ医やリハビリ病院で毎月二人のドクターの診察を受ける生活を送っています。

そんな医療にお世話になりまくってる僕にとって、この書籍はこれまで数多く読んだ本の中でも、上位に入る大切な本の一冊となりました。

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書籍の紹介
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タイトル:パッチ・アダムスと夢の病院 患者のための真実の医療を探し求めて


著者:パッチ・アダムス、モーリーン・マイランダー

あらすじ:愛とユーモアで患者を思い、無料で患者を診察している医師パッチ・アダムス。映画にもなった彼が、医療に対する考え方と、「あらゆる人々を受け入れる、アットホームな無料の病院施設」の建設への情熱を語る。

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この本に応援される人
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・医療に携わる方、医療の道を目指している方
・人の死について考えてみたい方
・より良い人生を送る方法を探している方

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本を読んで出来る3つのアクション
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・パッチ・アダムスの映画を観る
・人を笑わせてみる
・病院に行った時にパッチアダムスの映画を観たことがあるか医師に聞いてみる

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刺さったフレーズ
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・死を遠ざけるのではなく、生を高めるのが医者の務め
・医者になる前に人間に!
・ケアは愛を動詞化する。ケアは概念ではなく、行動です

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まとめ
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1998年に公開されたロビン・ウイリアムス主演映画「パッチ・アダムス」のきっかけとなった一冊。

パッチ・アダムスはアメリカ出身の医師で、2024年現在78歳。若い時の自身の入院体験から、当時のアメリカの医療に疑問を持ち、自ら医学を学び、笑いを病気を治す手段とする新しい医療の活動を広める活動を今でも続けられています。

クラウンと呼ばれるピエロなどの格好に扮し、笑いを届ける活動は多くの国でも広まっていて、世界から多くの協力者が彼の元に集まっている様です。

先日、知人がこのパッチ・アダムスさんと実際に会って、ジョージアの病院でピエロに扮して患者さんと触れ合うといったツアーに参加すると聞いたのがきっかけでこの本を読みました。

少し古い本ではありますが、映画だけでは語りきれなかったパッチ・アダムスさんの熱い想いがひしひしと伝わってきました。

人として、誰もが避けることのできない「死」について深く考えさせられる内容で、この本を読んだことで、人生を豊かによりよく生き切るためのヒントを与えて貰いました。

僕自身も脊髄を損傷しており、毎月主治医のドクターとの往診を自宅で受けていますが、病院で流れ作業の様に受ける診察とは違って、約20〜30分くらいの時間で、色んな話が出来るので、お互いの信頼関係はとても強いものとなっていて、僕が日々安心して生活が送れるのも彼のお陰と言っても過言ではありません。もちろんその他にも沢山の方に支えてもらっています。

全ての医療にゆっくりと時間をかけるのは難しいのは理解出来ますが、パッチ・アダムスの考え方を医療関係者の方々が少しでも実践出来れば、それだけで救われる患者さんも増えるのかと思うので、是非多くの方に読んで欲しい一冊です。

パッチ・アダムスと夢の病院―患者のための真実の医療を探し求めて

#応援読書
#パッチアダムス

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